キャンプ好き嫌いが分かれていて、一緒に楽しめない事ありませんか。我が家もそんな感じだったのですが、軽キャンピングカー購入により夫婦でキャンプ好きに変わりました。
軽キャンピングカー購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
キャンピングカーはキャンプをするだけの車ではない
▲購入した軽キャンピングカー「インディ108」ダイネット
夫が「軽キャンピングカー」購入を検討していたとき、私は本気にしていませんでした。憧れているだけかな?と。
だって、キャンピングカーは動く部屋=お金持ち、又はアウトドア好きな人が乗る車だという固定観念があったからです。軽といえども、我が家には向いていない車でしょうと。
ところが色々調べていくうちに、キャンプ=キャンピングカーではない!と分かりました。
使う人に合わせて架装できるオンリーワンな魅力
購入後にキャンピングカーショウに行きましたが、一昔前のキャンピングカーのイメージとは全く違う世界が広がっていて驚いたのです。
車椅子で旅が出来る架装だったり・・・
ペット連れに優しいオプションがあったり
ポップアップテントが素敵すぎたり
・・・こんなに楽しい世界だったとは!
上画像のポップアップは、例えば普通車のバンに乗せたって良いわけですよ。車を買い替えずに、いつでもテント泊を味わえる。ただここに寝転ぶだけでアウトドア気分。
今、キャンピングカーは自分のスタイルに合わせて架装する時代なのです。
軽キャンピングカー購入のきっかけは「帰省時の車中泊」
さて、我が家が軽キャンピングカーインディ108を購入した理由は「車中泊」目的です。
もともとアウトドア好きな私は、キャンプ出来る~!野や山に行ける~!と喜んでいたのですが、購入当時に夫から出た言葉は・・・
「キャンプ目的じゃないよ」
「帰省するときの宿変わり」
でした。
え!せっかくのキャンピングカーなのに?私はガッカリ。
確かに帰省回数が増え、ホテル代や新幹線代が何十万とかかっていましたから、夫の言い分も分かります。思い立った時に長距離移動できる事はとても魅力的ですからね。
キャンプでも長距離移動でも「車中飯は作る」とうのは共通だったので、まずは関連するYouTube動画を見始めました。
キャンピングカーを秘密基地にして非日常を楽しむ
関連動画を見始めたら、何やら楽しそうなんですよ。あれ?こんなに手軽なキャンプもあるんだ!と思いました。
自分の車やテントを「秘密基地化」。特にソロキャンプは誰の指図も邪魔もされません。
好きな時間に、好きな事をするのがキャンプの醍醐味
焚火とバーベキューでワイワイ、にぎやかに過ごすだけがキャンプではない事に気付きます。毎回、準備や片付けにうんざりしたり、泥にまみれる必要もない。
ただボーッと雨を眺める、鳥の声を聴く、お酒を飲むだけ、ラーメンを作るだけというのも楽しみ方のひとつなわけです。
夫がキャンプ好きになった流れは以下のとおり。
キャンプ好きになった流れ
↓
YouTubeを参考に車中飯を作る
↓
カーサイドで食事する休日が楽しかった(※)
↓
カーサイドで焚火やロケットストーブを使う
↓
アウトドアグッズを揃えはじめる
↓
キャンプ場へ行くようになる
↓
自宅のベランダでも焚火
↓
いつでも火起こしできるよう、チャークロスまでつくりはじめる
↓
斧、テント、ヘッドライト、ランタンなどあれこれ購入中
↓
頑張らない、自分ペースの車中泊やキャンプが好き
(※)後述する道具により快適になった
キャンプ好きと言っても、今流行のグランピングまでは求めていない、自分のペースでのんびり過ごすキャンプや車中泊です。
▲車内で愛犬と語りつつ酒
▲薪を運ぶのも嬉しそう
▲カーサイドでツムツム&酒
▲初めてのテント泊
凝り性な性格も手伝って、アウトドアグッズがだいぶ揃ってきました。振り返ってみると、カーサイドでキャンプをするスタイルが一番多いです。
軽キャンピングカーならば、テントをはらずともゴロリと横になれる。季節、雨風関係なく過ごせます。場所によっては、ポップアップを立ち上げてのんびりできるから楽なんですよ。
そして、購入したアウトドアグッズの中でも
- 小川キャンパルのカーサイドタープAL
- ピコグリル398
の2つは、キャンプ好きになったきかっけとも言えます。
どちらも軽量コンパクト。カーサイドでも大活躍しますよ。以下にご紹介しておきます。
小川キャンパルのカーサイドタープALで簡単キャンプ
車中泊に慣れてくると、カーサイドに日除けを作ってのんびりしたい!と思うようになりました。
そこでタープを張った事がありますが、炎天下+強風+硬い地面でペグが入らず、設営後はぐったり。タープは大きな日除けが作れるので大人数向きですね。
▲ホイールを利用してタープを張った
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夫婦2人と愛犬ならば、もっと簡単に日除けを作りたい!
そこで、小川キャンパルのカーサイドタープAL。
これ、ほんとに良いのですよ。構造しっかり!風がなければペグを打つ必要が無いので手軽。少々高額ですが、使用頻度や設営の手間を考えたらカーサイドに欠かせません。
小川キャンパルのカーサイドタープAL
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慣れてしまえば、設営に5分とかかりません。
上画像のように、アウトドアチェア、テーブルを出すまで10分程度です。これも立派なキャンプ。のんびりお酒を飲んだり、焚火をしたり。
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ピコグリル398が使いやすい!焚火回数が増えた
焚火台もアレコレ試しましたが、ピコグリルが一番簡単でした。袋から出して、チャッと広げて設置するまで数秒。大きな薪をそのまま使えます。
ピコグリル398
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後片付けは、灰をザーッと流すだけ。
A4サイズの袋に入れて持ち帰る
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結論:キャンプは人それぞれ違う楽しみ方がある
キャンプ嫌いな方の理由の多くは
- 準備や片付けが面倒
- 不衛生
- にぎやかさに気疲れする
の3つがあげられるのではないかと思います。
中でも、旦那さんがキャンプ好きで、キャンプが苦手な奥さんが片付けるというパターンが多いですよね。
キャンプ好きならば片付けまで楽しいはず。キャンプ嫌いな人に任せずに最後までやりましょう。その時、もし面倒だと思うのであれば道具を見直す事で軽減されます。
我が家も、タープを小川キャンパルのカーサイドタープALに変え、ギトギト油まみれの焚火台からピコグリル398に変えたら、夫婦間の空気が変わりました。
そして、キャンプは必ずしも、焚火やバーベキューをするものではありません。
ワイワイとにぎやかに過ごす楽しさもあるけれど、鳥のさえずり、季節の風を感じながら珈琲を淹れるだけという、静かなマイペースなキャンプもありです。
楽しいキャンプをするために
夫がキャンプ好きになるまで、私が心がけたことは、相手の価値観を否定しない、楽しそうにしている事を見守ってきたこと。
本音を言えば、もう少しアウトドア感満載のキャンプをしたいですが、無理強いしても逆効果。提案程度にして、可能な範囲で自分だけで楽しみます。
キャンプ嫌いな夫が、焚火を楽しいと思えるようになっただけでも進歩ですからね!少しずつです。
- 使いやすい道具で最低限の数を持ち込む
- 共通でやりたい事を提案、探す、無理強いしない
- 相手が楽しんでいる事を否定しない
- 相手の失敗を責めない
- 相手が頑張った事に感謝する
これだけで、お互いがずいぶん楽しくなるように思います。