お洒落で機能的な焚火台「ピコグリル398」に出会ってからというもの、自宅のベランダでもバーベキューをするようになりました。手軽で良いんですが・・・我が家のベランダは狭くて危険!
そこで「ファイヤーブランケット(消化ブランケット)」。火の心配が減り、後片付けが楽になりました。
目次
火を使うなら備えておきたい!ファイヤーブランケット
焚火やバーベキューをする時、火の扱いには十分注意したいですね。特に、自宅のベランダでバーベキューをする場合は近くに燃えやすい素材が沢山あります。
私の経験では・・・屋外でしたが、火の粉が飛んで、靴やアウトドアチェアに穴が開いた事があるのです。
▲買ったばかりのお気に入りほど被害を受けるという不思議さよ・・・。
火の粉はどこに飛んでいくか分かりません。ベランダと室内を完全に遮断出来たとしても、安全とは言えないんですよね。ベランダの窓を開けた瞬間、火の粉がカーテンに付く可能性もあります。
そこで我が家は、自宅でバーベキューをする時には「ファイヤーブランケット(消化ブランケット)」を取り入れました。
備えあれば憂いなしです。私は安心度がグッと上がりましたよ。ペットやお子さんがいらっしゃるご家庭にも、ぜひ備えて欲しいと思うのです。
ファイヤーブランケット(消化ブランケット)とは
photo by ものうりばPlantz/ファイヤーブランケット グラスファイバー縫製
私が選んだファイヤーブランケット(消化ブランケット)は、グラスファイバー(ガラス繊維)で縫製した火に強い素材です。この素材は摂氏1000℃でも耐える優れもの。
災害時には、身体を守る防災頭巾として使えます。
本来はキッチン、事務所、作業場、病院などに備えておき、救援活動する際に素早く取り出して炎から身を守るもの。火が燃え移って、突然のスパークが起きても炎から身を守ります。
消火器の粉末材や薬液のように、周囲を撒き散らすモノではないので、後始末を気にしないで動ける。使える。頼もしいシートなのです。
使い方は簡単!黒いタグを引くだけ
収納袋に分かりやすい説明が書いてあります。袋の下を開けると、黒いタグが見えるので、そこを引っ張って広げるだけ。
要するに・・・グラスファイバー繊維(ガラス繊維)の四角い布に、黒いタグがついているだけなのです。
シンプルだから動揺していても迷う事がありません。
グラスファイバー繊維(ガラス繊維)とは
ガラスを溶かして引き延ばし、繊維状にしたもの。人工的に製造された繊維で、アスベストとは全く違う素材です。
- 断熱性が高い
- 電機絶縁性に優れている
- 柔軟性がある
- 加工しやすい
身近なところでは、植物を植える「鉢」の素材としても使われています。
見た目は素焼き鉢(テラコッタ)とそっくりなのに、軽いくて丈夫!という鉢。重さは約1/6。寒冷地でも割れにくいという特徴もあります。
柔らかいのに厚みはしっかり!扱いやすいシート
素材感もご紹介しておきます。
帆布にしっかりコーティングしたようなイメージです。
サイズは1メートル、1.2メートル、1.8メートルと色々ありますよ。重さの目安は、1メートル×1メートルで500g弱です。
頼もしい防災グッズを取り入れて安心バーベキュー
今回はグラスファイバー(ガラス繊維)製の「ファイヤーブランケット(消化ブランケット)」をご紹介しました。
摂氏1000℃でも耐える頼もしいシートです。厚手なのに柔らかくて扱いやすい。万一の時には、頭や身を包んで避難できます。
自宅ではキッチンやストーブの近くに備えておくと安心。アウトドアでは、カーサイドで焚火をしたり、テント内でストーブを使う際にも良いですね。
我が家の場合は・・・
こんな感じに足元に広げて使っています。
ベランダに「ピコグリル398」を置いて火を使い、室内に身を置いています。このスタイル、毎回フローリングが痛みやしないかヒヤヒヤしていたんですよ。掃除も大変でした。
「ファイヤーブランケット(消化ブランケット)」を敷くことで、フローリングも傷まず掃除も簡単に。
・・・いや、こんな使い方するものじゃないんですよ!これは正しい使い方ではないので、参考程度になさってください。危険ですから。
グラスファイバー(ガラス繊維)製の「ファイヤーブランケット(消化ブランケット)」。コンパクトで場所を取りません。1枚備えて安心バーベキュー!おすすめですよ。
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