雨の日に軽キャンピングカー「インディ108」でポップアップルーフ車中泊

キャンピングカー全般
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軽キャンピングカーを購入するまで、雨の車中泊ってどうなの?と気になっていました。ポップアップルーフは使えるのだろうか、狭い車内が泥だらけになるのでは?など。

これまで約2年間乗ってきて、想像と違う事が色々とありました。

「インディ108」で感じたことなので、全ての軽キャンピングカーに共通するとは限りませんが、軽キャンピングカー購入を検討されている方の参考になったら嬉しいです。

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軽キャンピングカー「インディ108」

「インディ108」は軽トラックベースに居住空間を乗せただけ!という単純な構造ではありません。

実際に乗ってみると、乗る人の事を考えた車だな!とつくづく思うのです。悪天候でも快適に過ごせる工夫があります。

居住空間は普段生活している部屋そのもの。冷暖房さえあれば、ここに住んでも良い!と思うくらい快適。雨風が強くてもOK。しかも、お洒落です。

 

そこで今回は

  • 特徴
  • 雨の日のボディ印象
  • 雨が当たって気になる場所

を紹介します。

特徴

「インディ108」は、軽トラックをベースに居住空間を架装したキャブコン

「インディ727」とほぼ同じ型の軽キャンピングカーです。「インディ108」と「インディ727」の大きな違いはダイネット側のシートの向き。対面で座りたいなら108、ドアからの荷物出し入れ重視なら727といったところ。布地カラーも微妙に違います。

以下、東和モータースさんから資料をお借りして「インディ108」を簡単に紹介します。

 

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インテリア

エクステリア

スペック

ベース車両 ダイハツ(ハイゼットトラック)
タイプ 軽キャブコンバージョン
エンジン ガソリン(2WD/4WD) 660cc
車両寸法 3390 × 1470 × 1990mm
乗車・就寝定員 4名

レイアウト


▲インディ108の居住空間

雨の日のボディ印象


▲雨の日にRVパークで車中泊中

 

夏場や雨の日は、車内の温度や湿度が高くなります。でも、乾燥した日や寒い日は断熱材が効いて過ごしやすい。

なので、夏場や雨の日は空気の循環を良くする工夫すると快適になります。

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まずは、気になる事から紹介しましょう。

雨の強さや温度で変わる快適さ

  • 強風に当たると横揺れがある
  • 馬力が弱いので濡れた坂道はトコトコ運転
  • 温まった空気が車外へ抜けにくい

 

軽トラベースながら1トン超えています。しかも馬力が弱いので、アクセルベタ踏みでも坂道は遅く「がんばれ♪がんばれ♪」と応援してしまう。

頑張ったエンジンは熱を発し、床は手のひらを当てられないほど熱くなってしまいます。そうなると車内は温まる。雨で湿度が高い日は、特に蒸し暑くなりがちです。

 

これは、アルミ外壁パネル&スチレンフォーム断熱材のヨーロッパ基準本格仕様のため。

寒い日に威力を発揮する!アルミ外壁パネルと断熱材

▲インディ108の外壁パネル

乾燥した空気の寒い秋冬は、逆にこの仕様がメリットになります。外が寒くても車内に避難すればホッコリ快適。

関東ならばエンジンを切っても、暖房をしなくても案外過ごせます。エンジンを切った後、急激に車内が冷えることが無いからです。

 

実際の体感として、関東でインディ108に乗るのならば、FFヒーターはいらないと個人的には思います。(寒がりな方や雪が積もるような寒い地域はあると便利)

FFヒーターはオプションで約22万円と高額なので、その分お金をかけるのならばサイクルキャリアやサイドオーニング、特にバッテリー強化を検討する事をおすすめします。

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雨が当たって気になる場所

次に、雨が当たって気になる、目に付く場所について。

以下4か所、それぞれ雨に当たった時の様子を紹介します。

  • 開閉しない丸窓
  • 四角い窓
  • ドア付近
  • ポップアップルーフ

開閉しない丸窓

窓は2重構造。車内外に温度差があっても、雨が付いても景色がよく見える!結露もしません。

この可愛い窓お気に入り。標準でカーテンも付いているので、夜はすぐに目隠しできます。

 

▼シンク横にも丸い窓がある(オプションで開閉可能に出来ます。)

四角い窓

四角い窓は網戸付き。全開にしてもヒサシのような構造なので、土砂降りでも吹き込む事がありませんでした。

 

▼カフェみたいな構造の窓

 

▼出入する空気の量を調整したり、窓をほんの少しだけ開けて固定もできる

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ドア付近

ドア付近は段差が高いため、地面からの泥が跳ねて入るような事がありません。仮の靴置きとしても使える空間があるため、足ふきマットを置けば車内に泥が広がる事もありません。

▼ドアのステップが高い

座面が高い位置にあるのが分かりますか。

ドアの内側、下の方に見えている白い部分がステップです。

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ポップアップルーフの窓

小雨や霧雨ならば、下画像のようにメッシュ状態にしていても雨が吹き込んでくることがありません。でも、横から打ち付けるような強い雨の場合は閉めないと床が濡れてしまう。

これはダイネット側の窓との違いでした。

▼ポップアップルーフ窓のアップ

▼ポップアップルーフ内側の様子

 

▼晴れた日、ポップアップルーフを使っている様子

ポップアップルーフの窓は、ファスナーの縫い目から雨が染みた事がありましたが、メンテナンスをしたことで全く染み込まなくなりました。

メンテナンスと言っても、歯磨き粉みたいなチューブに入った「シームグリップ」を付属の刷毛で塗るだけ。簡単。テントやレインコートの補修にも使えます。

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ポップアップルーフの居心地


▲ダイネット側から見上げて愛犬撮影

ポップアップルーフ側はダイネット側と居心地が違います。断熱材が無い空間なので、特に音や温度が違うのです。

  • 天井の雨音、外部の音をダイレクトに受ける
  • テントで寝ている感覚に近い
  • 強い雨風で横揺れを感じる

つまり、テント泊に慣れている人ならば何の問題もありません。

普段アウトドアしない場合は、音、温度、揺れが気になると思います。ポップアップルーフの布がバタつく事もあります。特に道の駅では隣の車のドア開閉で目が覚めてしまう。耳栓必須です。

 

そして、台風並みの雨風の場合は横揺れします。とはいえ、倒れるほどの揺れでは無いので深刻に考える必要はありません。

というのも・・・ダイネット側の人が寝がえりをうつと、ポップアップルーフ側で揺れを感じるので、日常茶飯事な出来事なのです。これまた軽キャンならではの楽しい現象です。

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まとめ


▲雨のRVパーク車中泊

今回は「インディ108」の特徴と、雨の日の印象、車中泊の快適さなどを紹介しました。

まとめると

  • 強風に当たると横揺れがある
  • 馬力が弱いので濡れた坂道はトコトコ運転
  • 温まった空気が車外へ抜けにくい
  • ダイネット側の窓やドアは、雨が吹き込まず視界良好
  • ポップアップルーフ側は強い雨風では窓が使えない
  • 工夫次第で快適にできる楽しい車

 

といったところ。

ドア付近はステップが高いので、ココヤシマットを置いて靴置き場にしておけば、車内が泥だらけになる事はありません。ダイネットの網戸付き窓、丸い窓は2重構造で視界良好。結露もありません。

細かい事をあげたら他にも沢山あって、とてもよく考えらえている車です。

 

雨の日に特に気になる事は、湿気のある空気が流れにくいと思ったこと。これはメリットでもデメリットにもなりうる、アルミ外壁パネルと断熱材によるものです。

アルミ外壁パネル&スチレンフォーム断熱材


▲カフェオレみたいな落ち着いた内装

「インディ108」は、アルミ外壁パネル&スチレンフォーム断熱材のヨーロッパ基準本格仕様なので、外気温度の影響を受けにくい構造になっています。

車内で温まった空気が逃げにくいので、寒い日はとても有難い。エンジンを切っても温かさが長い時間残り、まるで部屋にいるかのよう。

でも、夏場や梅雨時はこれがデメリットになってしまう。特に、風が無くて湿気がある日はジメっとした空気が車内に残りやすいんですよね。

 

とはいえ、これは工夫次第で回避出来ます。

自作でベンチレーター的なものを取り付けたり、ポータブルクーラーを取り入れる事で、だいぶ使い勝手良くなります。キャンピングカーは工夫していくと自分仕様になって楽しいです。

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自分仕様のキャンピングカーにする喜び


初代自作ベンチレーター

一般乗用車を乗っていた時は、何か手を加えるという発想がありませんでした。せいぜい気に入ったクッションを持ち込むとか、カバーを変える程度。

キャンピングカーは1台ずつ架装が違います。1台ずつ作り込みが違うので、注文してから仕上がりまで半年かかってしまうのです。居住空間は部屋を持った感覚になり、ちょっと手を加えて自分オリジナルにしたくなる。

ホテル並みの豪華なキャンピングカーでもこれは同じ。

居住空間は広いけれど、小回りが効かないとかメンテナンスにお金がかかるとか、良い事ばかりでも無いわけです。完璧なキャンピングカーは存在しないので、居心地が良くなるように自分なりに工夫していく。

 

ちょっと不便なほうが逆に可愛いと感じるのが、キャンピングカーの良さでもあります。自分仕様に作り上げていくと、発見があってとても楽しい。

「インディ108」は、特にのんびり旅がしたい大人2人におすすめです。

 

しとしと雨を感じながら車中泊するのも、なかなか良いですよ。

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