アウトドアチェアで代表的なブランド、Helinox(ヘリノックス)そっくりな「FIELDOOR(フィールドア)ポータブルコンパクトアウトドアチェア」の紹介。使い勝手良かったので追加購入しました。半年使っても快適でしたよ!
まるでハンモック!FIELDOORポータブルコンパクトアウトドアチェア
▲自然に馴染むカーキ色を購入
焚火をしたり、食事をしたりする時に使うチェアとして、「FIELDOOR(フィールドア)ポータブルコンパクトアウトドアチェア」のカーキ色を購入。落ち着いた雰囲気で癒されます。
軽量・コンパクト。安定性が良く、すっぽりとお尻や腰を包んでくれる椅子。我が家はオールシーズン使いたいので、メッシュ付きを選びました。メッシュ部分が無いタイプ、枕付き、ハンモック足もありますよ。カラーや柄も色々出ています。
ヘリノックスと比べるとかなりお手頃価格なので、品質は大丈夫?と思いましたが、縫い目のほつれは全く無く、メッシュとポリエステル部分も厚め。丈夫なチェアでした。
軽量コンパクト収納!チェアの組み立ては簡単
我が家は、ローバックとミドルバック(背中を包み込む高い座面)の2種類購入しました。この選択が良かった。2つ使うと更に快適なんですよ。そのへんは後述するとして、まずは組み立て方をご紹介。
FIELDOORポータブルコンパクトアウトドアチェアの組み立て方
椅子にすると上画像のようになります。私が購入したチェアは、背面と座面サイドがメッシュで、お尻が当たる部分はポリエステル。
収納時は驚くほどに軽くてコンパクト。人差し指でひょい!と持ち上げられます(約1キロです)。
早速、チェアを組みたてましょう。
ファスナーを開けると、折り畳まれたフレーム(脚)とシート(座面)が入っています。
フレーム(脚)は片手で持てます。
私は大きい手だけれど、小さな手でも大丈夫。全てのフレーム(脚)を持たずともバラバラになりません。
フレーム(脚)の端っこを持ってぶら下げるだけで、もう大まかな骨組み完成。
フレーム内部で繋がっているので、バラバラにならないのです。あとはそのまま挿していくだけです。簡単。悩む必要がないって素敵。
▲組立が完成したフレーム(脚)
ここまで1~2分程度。
フレーム(脚)が完成したら、今度はシートの角4か所に入れていきます。メッシュが広くて大きい部分が上です。
▲シート裏側の角
シート裏側の4角には小さな袋があります。上画像のようにフレーム(脚)を挿せるようになっているので、ここでも迷いません。シートの向きだけは気をつけましょう。
良い!と思ったのは、シートと同じ布地で覆い、ステッチや硬い素材で補強してあること。この部分が弱いと、簡単に破けますからね。丈夫な構造で安心しました。(その後、半年使いましたが破れる事はありませんでした。)
もし破れてしまっても、1年保証が付いているので安心。すぐに交換してくれます。
ただし・・・あっちを立てればこっちが立たず。
補強してあるがゆえに、最初は入れにくいです。結構大変!でも、入れにくい事よりも強度優先ですから、ここは頑張りどころ。
私は2~3回使って、スッと入るようになりました。レビューでもそんな声がありましたから、皆さま同じかなと思います。規格外?と思わずに、数回お試しください。
ハンモックみたい!座り心地レビュー
座り心地は快適です。182センチの夫、157センチの私、共に大満足。オフィスチェアのように90℃に膝が曲がる感じではなく、お尻が少し沈む感じです。深くなりすぎず、浅すぎず。
ゆったりとソファーに座っている感覚。
座る部分は緩やかなカーブをつけて縫ってあり、お尻をすっぽり包んでくれる構造になっています。少し身体を斜めにしても問題なし。まるでハンモックのような快適さです。
座面の高さは?
座面の高さは、焚火や食事用として使うのに丁度良いと感じました。この「丁度良い」というのは、使う目的によると思います。座面が低すぎると地面にお尻がついてしまい、長時間座るには腰が疲れますから。
ただ、低い方が使いやすいシーンもあります。例えば岩場の多いフィッシング、テント前にアグラをかいて座りたい、地面に足を投げ出して座りたい時など。
使う頻度に合わせて選ぶと良いですね。
ちょっと気になる点としては・・・
▲画像右側、高い座面がミドルバック
ミドルバックの上部は横に一本フレームが付いています。これがあるお陰で、強度が増しています。ただ、157センチの私がミドルバックに深く座ると、首の付け根あたりに硬いフレームが当たるんですよ。身体を預けて座っていると気になる点です。
クッションでも置こうかな・・・と思っていたら、良いアイディア発見。
商品レビューで、以下のように収納袋を被せる事で枕変わりになった、快適になったという方がいらっしゃいました。
photo by Amazon
収納袋の中にタオル等を入れて、柔らかくするんだそうですよ。なるほど!こうすれば頭も楽ですね!収納袋を無くす心配もなくなります。これは真似したい使い方です。
類似チェア、本家Helinox(ヘリノックス)と比較
今回ご紹介したFIELDOOR(フィールドア)チェアは、本家Helinox(ヘリノックス)と比べると価格は半分以下。お手頃です。
以下に、ローバックタイプのスペック比較しておきます。参考にどうぞ。
Helinox(ヘリノックス)
- 重量:890g
- 幅520×奥行き500×高さ660mm
- 座面高:34cm
- 耐加重:145kg
FIELDOOR(フィールドア)
こうして比較すると、目立った違いがありません。ふくよかな方は、ヘリノックスの方が耐荷重があるので安心かもしれませんが。
ちなみに、FIELDOOR(フィールドア)のミドルバックは耐荷重150kgです。
ローバックとミドルバックの2脚使いで快適に
▲ローバックとミドルバック
長く座っていると、時々足を伸ばしたくなります。でも、硬い地面には座りたくない。
そこで、ミドルバック(背中を包み込む高い座面)に座って身体をあずけ、ローバックに足を投げ出してみました。ローバックはオットマン(足乗せ用ソファー)代わり。
愛犬を膝に乗せ、足を伸ばしてお花見です。
あぁ・・・至福。最高です。これが良かった!柔らかいのでコット(簡易ベット)に座っているような感じ。アウトドアチェア2脚お持ちならば、こんな使い方も良いですよ。
テーマカラーを決めると更に快適
ちなみに、上画像左側に見える同系色の布地は、小川キャンパルのカーサイドタープです。一緒に使いたくて、チェアも同じようなカラーを選びました。
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キャンプをする時には、テーマカラーや全体のバランスを考えて揃えていくと居心地よくなるものですね。
色々なキャンパーさんの設営を見て、途中から気が付いた事です。
軽量コンパクト!手軽なアウトドアチェアで快適なキャンプ
本家Helinox(ヘリノックス)そっくりな「FIELDOOR(フィールドア)ポータブルコンパクトアウトドアチェア」のご紹介でした。
最後に簡単にまとめます。
座り心地は、ゆったりとソファーに座っているような、ハンモックに座っているような感覚。シートの材質はしっかりと厚みがあり、丈夫です。1年保証が付いているので、万一破損しても安心。
半年使って気になる点は2つ
- 最初はシートを入れにくい
- ミドルバックは頭や首にフレームが当たりやすい
シートを入れにくい理由は、フレームを挿し込む部分に丈夫な素材で補強してあるため。数回ですんなり入るようになります。
そして、ミドルバックの頭が当たる部分には収納袋を被せる事で枕変わりになります。使い方次第で、逆に好都合では?と思います。
お気に入りを選ぼう!
私はカーキ色を選びました。小川キャンパルのカーサイドタープ、ヘリノックステーブルワンと雰囲気が合っているので、一緒に使っています。
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他にも、柄、色、メッシュ有り無しと種類豊富。お手持ちのタープやテーブルと雰囲気が合うようなカラーを選べる点も楽しいポイント。
さらに快適さを求めるならば、足元をユラユラと揺らせるハンモック(ロッカーベース)もありますよ。これ、なかなか好評のようです。
「FIELDOOR(フィールドア)ポータブルコンパクトアウトドアチェア」、持ち運び簡単で気楽に使えます。おすすめです!
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