涼しさ実感!アイリスオーヤマのポータブルクーラーを軽キャンで使って思うこと

キャンピングカー全般
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夏の車中泊では「いかに車内を涼しくするか?」という事は大きなテーマ。エンジンを切って車内で過ごすと、時期や場所によっては温度や湿度が高くなるからです。

これまで、扇風機、自作ベンチレーター(換気扇)、冷風扇・・・と色々試してきました。けれど、納得できる涼しさに出会えませんでした。

 

そんな時、冷える!と評判の「アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)を発見。ノンドレイン方式(詳細は後述あり)であることから、これは車内でも良いのでは!?と期待が高まり購入しました。

早速、軽キャンの中で使ってみました。

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アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)を車中泊のエアコンとして使う

この記事では、自動車の中で使う事を目的にしていますが、本来は家庭用の簡易的な冷房として設計されています。屋外や業務・特殊用途には不向きです。

 

今回は、軽キャンでの使用感(レビュー)に触れながら、特徴を説明します。

上画像のクーラーが今回紹介する「アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)」です。シンプルデザインで、一見すると除湿器や冷風機のような印象。2020年6月から販売されています。

排気方法を工夫して車の中で使ってみたところ、これまで感じていた「冷え」に対する物足りなさが吹き飛びました。

 

「涼しいって言っても・・・車内に湿気が溜まってイマイチ涼しさを感じないんじゃないの?冷えるっていうより、何となく涼しいかなぁ程度では?」と思っていたのです。

あぁ・・・涼しいってこういう事!!!と、改めて「冷え」を実感できるクーラーだったのです。

 

主な特徴は以下の通り。

ここが嬉しい!アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)の特徴

 

  • 工事不要!持ち運んで使えるクーラー
  • エアコンと同じように「冷房・除湿・送風」する
  • お水や氷を使わない
  • 窓を開けて換気する必要がない
  • 水捨て不要のノンドレイン方式(※)

 

(※)水捨て不要のノンドレイン方式
本体に溜まったドレン水は手動で処分する必要があります。室内の気温が30℃、湿度が70%を超える環境の場合、本体タンクがドレン水で満杯になり、自動で運転停止する仕様。連続排水する場合は付属のドレンホースを使います。

 

お部屋で使う事を前提とすれば「ふ~ん、工事せず使えるんだ!持ち運びできて便利だなぁ」と真っ先に思うことでしょう。

狭い車内では、それ以外にも必要なポイントが多々あります。家の中で当たり前に出来ていることが難しくなるからです。

 

では、さきほどの特徴を、順番に見ていきます。

工事不要!持ち運んで使えるクーラー

スペック

  • 質量:22kg
  • 寸法:幅350×奥行343×高さ704mm

 

まずはこれ。持ち運んで使うので、重さと大きさは気になるところです。

スペックを見ると、テーブルに置く「冷風扇」に比べて重くて大きいですよね!でもそれは「クーラー」だから。コンプレッサーと冷媒を利用した、熱交換器を搭載しているからです。

とはいえ「取っ手」と「キャスター」が付いているので移動は楽です。

 

私はキャンピングカーなので車内用としていますが、一般乗用車内には存在感がありすぎます。車にこだわらず、例えば、ガレージや小屋で作業をする時の熱中症対策にもおすすめ。

このクーラーは、エアコン配管穴が無くて設置が難しい場所や、一時的に部屋を涼しくしたい場所に使う仕様になっています。

 

photo by アイリスプラザ

軽キャン「インディ108」の使用感(レビュー)

早速軽キャン車内へ。寸法を知っていたけれど、実際入れると大きく感じます!シンクよりも高さがあります。

 

セットしてベット展開するとこんな感じに。

ベット展開すると1人分の就寝スペースが無くなりました。本来はクーラーが置いてある部分にも、フラットなマットを置きます。

 

▼本来のベット展開

ポップアップルーフがあるので、クーラーを置いても、大人2人+小型犬の就寝スペースは確保できます。車内で大人2人で食事するには厳しい狭さになりました。

とはいえ、収納力が高いインディの良さが、ここでも証明されて嬉しい。本当に可愛い車です。

エアコンと同じように「冷房・除湿・送風」する

スペック

  • 電源:100V 50/60Hz
  • 消費電力:620W/50Hz ・720W/60Hz

 

ちゃんと涼しい。冷える!これが最初の印象。6畳くらいの広さを冷やすとされています。

注目したいのは「湿度」です。

冷えた空気が湿っぽくない!

熱交換器で空気を冷やす時に、空気中の水分を凝結させる仕組みになっているので、除湿効果があります。これが、気化熱を利用する冷風扇との大きな違い。

 

アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)」は、部屋干しの際にも使える除湿モードや、送風モードを搭載しています。

 

ここで気になるのが、立ち上がりの「突入電流の大きさ」です。

突入電流の大きさに注意

許容範囲内の800Wマルチインバーターでも、突入電流が高くて使えませんでした(後述あり)。車中泊で使う場合は、電源サイトがあるキャンプ場やRVパークでの利用が現実的だと感じています。

お手持ちの「バッテリー容量」と「周波数地域」をチェックしてから使う事をおすすめします。

地域によって100W分の消費電力が違います。「アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)」の消費電力は、620W/50Hz 、720W/60Hzです。

 

【突入電流とは】

電気機器の電源を投入する際に、その初期段階で定格消費電力を超えた大きな電流を消費する事があります。この電流の事を突入電流と呼ばれます。
突入電流の大きさは機器によって様々ですが、2倍~3倍ぐらいの突入電流が発生する事もございます。 突入電流の大きな機器をご利用予定の場合は余裕を持ってお選びください。引用:オンリースタイル

 

▼周波数地域


photo by SHARP

軽キャン「インディ108」の使用感(レビュー)

電源を入れた瞬間に涼しい風!部屋のエアコンと同じ快適さを感じました。温度設定も可能です。じわ~っと、何となく涼しい冷風扇とはパワーが違う。あぁこれで遠出出来る!と、妄想が広がります。

窓を閉め、クーラーの温度表示を見つめていると、1、2分で温度が下がっていきます。狭い空間ですからね。

 

ただ・・・先ほど触れたように、問題は電源。

再度スペックをチェックしてみましょう。

  • アイリスオーヤマのポータブルクーラー:620W(50Hz地域)
  • 私の軽キャン搭載のマルチインバーター:800Wタイプ。メーカーによると、消費電力合計が560~640Wぐらいまでが理想。

数字としては許容範囲ですが、突入電流が高いために「ピピピ・・・」と警告音が出て、数秒でダウン。受け付けてくれませんでした。

 

結局、車を通さずに家庭のコンセントに直接つないで使用。近いうちにRVパークで試運転する予定です。体験したら、別記事にて紹介します。

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お水や氷を使わない

湿度を感じない、冷えた空気は快適ですよね!

アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)」は、部屋干しの際にも使える除湿モードや、送風モードを搭載しています。

お水や氷の準備、換気の必要がありません。

冷風扇との違い

家庭で持ち運べる冷却器として、よく比較されるのが「冷風扇」です。お水や氷をセットして「気化熱」を利用するものです。

手軽さが最大のメリットですが、長時間使っていると湿度が上がり、体感温度がすぐに高くなってしまう。それを防ぐには換気が必要です。

つまり「冷風扇」は軽量コンパクトだけど、お水や氷の準備、換気が必要なのです。

 

出先で、必ずしもお水や氷があるとは限りません。そして、車内はではいつでも換気が出来るとは限りません。換気が出来たとしても、せっかく冷えた空気も入れ替わってしまいます。

 

そこでアイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)」。

多少重たくても、大きくても。お水や氷を使わず、湿気も感じない冷えを得られる。換気不要で使える仕様は、とっても有難い事なのです。

冷風扇ならではの良さもあります。屋外で冷えた空気が欲しい時、机上で火照った手元や顔を冷やす時に活躍。電力が少なく安全です。抱えてサッと持ち運べます。




窓を開けて換気する必要がない

photo by アイリスプラザ

部屋で使う場合は、付属の屋外排気用3枚式窓パネルを設置することで、熱を外に排気できます。排気温度は高温です。手をかざすと、熱くてすぐに除けてしまうほど。外に排気する事を強くおすすめします。

なお、この窓パネルは760㎜~1425㎜まで収縮し、面倒なビス止めや加工をする必要がありません。ホース穴以外の隙間が無いため、雨や虫の侵入も防ぐ構造になっています。

 

とはいえ、窓の形によっては付属窓パネルが使えませんよね。

キャンピングカーの窓も特殊。でも、ちょっとの工夫で代用できるんですよ。

軽キャン「インディ108」の使用感(レビュー)

スポンジ(黄色く見えている部分)をカットして窓パネルの代用にしました。厚手のスポンジはホームセンターでも手に入ります。ネットでは他の色もありました。

 

黄色しか無かったのです・・・泣。

ちなみに、モーラナイフでカットしました。使い古したカッターよりも切れ味は抜群!

スポンジなので車体を傷つける事もなく、軽量。収縮するので、ちょっと小さめに穴を開けて押し込めば密封されて、虫も雨も入りません。

 

このスポンジを使ってベンチレーターを作ったり、穴を塞いだり。けっこう手軽で便利です。

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水捨て不要のノンドレイン方式(※)

冷却するという事は、エアコンでよく見かけるあの「排水」があるはずですね。排水はどこへ行くの?と思いませんか。

ポータブルクーラーは「ノンドレン方式」といって、製品の内部でドレン水を蒸発させる仕組みになっています。だから、水を捨てる必要がありません。

ただし、冷風運転や除湿運転の時に「連続排水」で使う時には、ドレインホースを取り付けて使います。

 

(※)水捨て不要のノンドレイン方式
本体に溜まったドレン水は手動で処分する必要があります。室内の気温が30℃、湿度が70%を超える環境の場合、本体タンクがドレン水で満杯になり、自動で運転停止する仕様。連続排水する場合は付属のドレンホースを使います。

軽キャン「インディ108」の使用感(レビュー)

湿度が高く、狭い空間です。連続排水したかったので、付属のドレインホースを使いました。

この日は、梅雨時の27℃超え。溜まったお水は30分で500mlくらいです。

狭い車内では、本体から排水タンクを抜き取る作業は大変な手間です。こうしてドレインホースを使って連続排水運転をして、バケツなどに溜めた方が使いやすいように感じました。

 

室内ならば、本体タンクに溜めた方が見た目スッキリ。バケツをうっかり倒したりする事もありません。

使う季節や時間によって、ドレインホースを使うかどうか判断すれば良いのではないか?と思います。

まとめ

アイリスオーヤマのポータブルクーラー(IPC-221N)を、軽キャンピングカーインディ108での使用感(レビュー)と共に紹介しました。

軽キャンピングカーの車内クーラーは一般乗用車のように冷えないので、素早く車内温度を下げたい!ガッツリ冷やしたい!と思っていたのです。

今回は、車で使う事を目的に記事を書きましたが、本来は家庭用の簡易的な冷房として設計されています。電源について色々言いましたが、家庭用電源を使うのならば何の問題もありません。

 

主な特徴は以下の通りです。

  • 工事不要!持ち運んで使えるクーラー
  • エアコンと同じように「冷房・除湿・送風」する
  • お水や氷を使わない
  • 窓を開けて換気する必要がない
  • 水捨て不要のノンドレイン方式(※)

 

このほかにも、操作パネルがシンプルで分かりやすい、フラットで掃除しやすい、リモコン付き、タイマーや風量調整付き・・・と、良い点が沢山あります。

なお、部屋で使うのならば、重さは気になりません。逆に、軽すぎるよりも安定感があります。キャスターと取っ手があるので移動は楽でした。

身近な場所の熱中対策におすすめ

photo by アイリスプラザ

 

コロナ禍で在宅勤務が増えた今、色々な場所での熱中対策が必要です。

家庭で壁に穴を開けられない、賃貸で単身赴任されている方、熱がこもりやすい部屋の隅っこなどにかなり有効だな!と感じました。

冷やすだけではなく、除湿、送風が出来ます。

気になる音は?

口コミでは煩いとおっしゃる方もいらっしゃいます。でも、私はそれほど気になりませんでした。確かに室内のエアコンと比べたら音はしますが、例えて言うのならば「除湿器」のような音量です。

それよりも、暑くて作業に集中できない事の方が不快ではないでしょうか。そんなに音が気になるのならば、耳栓をしたり音楽をかけたりすれば解決です。

クーラーが人に合わせる時代

これまでは、設置工事をしてクーラーがある場所に人が移動して涼んでいました。でもこれからは、クーラーが人に合わせる時代がやってきたのです。

私は購入して本当に良かった!と思っています。私は部屋でも使います。

 

工事不要なので、届いたらすぐに使える。

この夏、あなたのいつもの場所を涼しく!快適にしてみませんか。

 

【アイリスオーヤマ公式オンラインショップ】アイリスプラザ



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