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キャンプで使う薪の種類と入手方法は?広葉樹と針葉樹の特徴と使い分け

キャンプ道具
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先日、我が家の朽ちたウッドデッキを燃やしてベランダバーベキューしました。レッドシダーという木材だったのですが、これがすごく燃えやすい。

着火用としては良いけれど、燃え尽きるまでの速さから冬場に暖をとれるか?・・・と、やや不安を感じたのです。

 

ホームセンターの薪コーナーを覗くと、値段・見ため・重さ・加工方法に違いがありました。アウトドアで使う薪はどんな木材が良いのでしょう。

ホームセンターの薪を手に取って比較

私がホームセンターで見つけた薪は以下3種類。

見た目、値段、重さが全く違うもの。一番重たくて高価な薪には「国産広葉樹」とラベル表示がありました。

ずっしり思く高価な広葉樹

本数は少なく、ずっしり重い。ゴツゴツした木肌。

  • 約45センチ
  • 一束10キロ
  • 国産広葉樹

均等にカットされた軽い薪「アウトドア・屋外用」

最初の薪より本数は多いが軽い。なめらかな木肌。木の皮はない。

  • アウトドア・屋外にと表示あり
  • 一袋3.5キロ
  • 種類は不明

木肌が荒いが、やや軽い薪「暖炉・ストーブ用」

木材の肌質バラバラ。木の皮が見える部分もある

  • 暖炉・ストーブ用表示
  • 重さや種類は不明
  • 手に取ると3キロ前後の感覚

薪ってなあに?使う目的で選ぼう

上のように3種類手にとったあとで、はて・・・困った。ところで「薪」とはなんぞや?そこで調べてみました。大きく分けて広葉樹と針葉樹があることを知りました。

簡単に言ってしまうと、

  • 広葉樹:火持ちが良い。硬くて重い。初心者は扱いにくい。
  • 針葉樹:広葉樹ほど火持ちしない。軽くて柔らかい。初心者でも扱いやすい。

となります。

ずっしり重かった広葉樹は「ナラ」かもしれません。モーラナイフで割りやすいのは針葉樹というわけですね。

 

▼モーラナイフは1本あると便利・安心なので、我が家は真っ先に購入しました。食材を切る以外に、火起こしするときに木肌を薄く削る(フェザースティック作り)にも使えます。

広葉樹と針葉樹の特徴

では・・・以下に広葉樹と針葉樹の特徴を。分かりやすい薪クラブさんから引用させていただきました。

広葉樹/落葉高木 ナラ 火持ちや火力に優れ、流通量も安定していることから、最も人気があります。
カシ ナラを凌ぐ品質を持つ樹種。備長炭の原料に使用されることからその性能を窺い知ることができます。
サクラ 燃焼時の香りが評判で、クッキング用に人気があります。火持ちはナラに劣ります。
針葉樹 スギ 日本の人工林の大半を占める樹種。広葉樹に比べて火持ちは劣りますが、最も入手し易い樹種のひとつです。
ヒノキ 木の香りといえばヒノキを連想される方も多く、様々な木製品に使用されています。火持ちはスギより良く、ナラなどの堅木に近い火持ちがします。
マツ スギ・ヒノキと並んで馴染み深い樹種。陶芸窯に用いられますが、油分が多く個人宅の暖房用にはあまり向いていません。焚き付けには適しています。

一部引用:薪クラブ

薪クラブさんは、石谷林業株式会社が運営する原木市場直送の乾燥薪販売の専門店です。箱入り薪もありますよ。薪・炭・ペレットを中心に、木質バイオマスエネルギーをトータルで楽しめるアイテムを提案しています。

ラインナップの多さは眺めているだけでも楽しいですよ。

初心者が楽しむ焚火にはどんな薪が良い?

特徴を知ったところで、どんな薪を使うかですが・・・がっつりキャンプ!という場合は、硬くて太い広葉樹で無骨に始めても良いですね。その場合は十分に乾燥させて挑みます。

そうではなくて・・・例えば我が家のように、軽キャンで道の駅めぐり、時々お手軽キャンプという感じならば、薪は必ずしも暖炉用じゃなくても良いとなります。

小さな焚火台で楽しむ場合

火を起こす環境も色々あると思うのですが、我が家が購入したのは、以下のグリルのAmazon限定ブラック。16インチのスキレットが乗る程度のコンパクトさです。折り畳むとB6サイズになるんですよ。

以前のタイプよりも高さを変えられるようになり、後ろの支えがパカパカと動かなくなったことで、最近キャンパーさんの注目を浴びています。

手前に大きな網を置いて薪の投入口を広くしている方もいらっしゃいます。我が家もチャレンジ予定なので、カスタマイズしたらレビューしますね。

 

このようなコンパクトグリルの場合は、広葉樹が細かくカットされたミックスか、太い針葉樹を使うのも良いですね。火持ちするからといって広葉樹を自力で細かく砕くのは大変ですから。

広葉樹は着火が難しい時があるので、100均の割り箸を混ぜて使うのも手です。

炎を純粋に楽しむならば

コンパクトグリルの炎も良いけれど・・・調理目的ではなくて、もう本当に「火」を楽しみたい!という場合は、やっぱりゴツゴツした広葉樹に挑戦したいですね。

でも、森や沢で石の上に薪を置いてダイナミックな焚火をするには気が引ける・・・。そんな時は受け皿のある焚火台が必要です。マナー的にも直火禁止な場所が多いのですからね。

 

個人的なオススメはピコグリル。

受け皿はパタンと折ることが出来ます。収納するとびっくりするほど薄くなるんですよ。何より無骨さがいいのです・・・カッコいいな~

使用感は以下の記事へどうぞ。

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「薪」と聞くと、暖炉で使うような太くて硬い木材を連想しますが、目的によって使い分けるのも大事ですね。

 

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ホームセンター以外で薪を入手するには


▲憧れる調理スタイル

今回はホームセンターでチェックしましたが、入手方法は色々あります。

エクステリアショップや、造園業、材木屋、枝草を処分するリサイクル業者が近くにあれば、相談するのも手です。私が勤務していたガーデニングショップではウッドデッキ施工で出た廃材を販売していましたよ。

ひょっとしたらお店の片隅に置いているかもしれません。使うときにはよく乾燥させる必要がありますが、見つけておくと心強いですね。

 

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