車中泊やキャンプで使う寝袋(シェラフ)を検討していました。バックパックに入るコンパクトサイズではなく、ある程度大きくても良いので寒くないタイプ。
封筒型は開くと布団やブランケットになるので、愛犬と一緒に寝るにも好都合だったため、モンベルの「ダウンファミリーバック#1」を購入。車中泊とテント泊をしてみました。
マイナス3℃から対応!モンベルの「ダウンファミリーバック#1」
モンベルの「ダウンファミリーバッグ#1」は、私が求めているスペックにぴったりでした。
暖かく、ロフト回復性に優れたダウンをたっぷりと封入した封筒型スリーピングバッグです。キャンプや車中泊など幅広い用途でご使用いただけます。冬季に対応する最も保温性に優れたモデルです。引用:モンベル/ダウンファミリーバッグ #1
スペック
Photo by :モンベル/ダウンファミリーバッグ #1
- 素材:表地:75デニール・ポリエステル・タフタ
- 中綿:440フィルパワーダウン(ダウン50%、フェザー50%)
- 重量:1.71kg(1.80kg) ※( )内は総重量
- サイズ:最大長190×最大幅75cm
- 適応身長:身長183cmまで
- 収納サイズ:33×20×20cm(13.2L)
- 快適睡眠温度域:-3℃~
#の数字は他にあるの?
モンベルのファミリーバックは#1の他に#3があります。
#3は快適睡眠温度域が3℃~。#3は薄手です。モンベル取説では「夏の高地や冬の低山に対応」となっています。春先キャンプに丁度良いですね。
冬用ならば、迷わず#1(今回紹介のタイプ)をおすすめします。
布団みたいに繋げて使える
「ファミリー」と名前がついている通り、繋げて使う事が出来ます。テント泊をして、川の字で寝る時に良いですね。
使用例:
Photo by :モンベル/ダウンファミリーバッグ #1
気になるところ
気になるところは以下3つ。
- 収納状態が大きい
- 首や肩が冷えやすい(後述あり)
- 柄や色が選べない
収納してもコンパクトにならないので、ツーリングや登山向きではありませんね。車に積んでいくのが一般的かと思います。
首元で絞るタイプではないので、首や肩が冷えやすいです。ふんわりしたブランケットを添えるか、ネックウォーマーを使うなどの工夫をすると、より一層快眠出来ます。
それから・・・柄と色の種類、もうちょっとあれば良いなと思いました。ダウンファミリーバック#1はこの朱色に模様のあるタイプだけ。#3も1種類だけです。
では、使用感を見ていきましょう。
しっかり!ふんわり!お布団みたいな素材感
上画像は軽キャンピングカーのポップアップルーフです。愛犬と一緒に使うときは、こんな風に布団として使っています。
使ってみた印象としてはまず「おぉ~!!!軽い!あったかい!」と。自分の家でも使いたいくらい心地良いんですよね。購入して本当に良かった。
ふんわりと身体を包んでくれます。
サイズ感は?
身長157の私にはちょうど良いサイズでした。ジッパーを閉じても余裕です。
スペックでは適応身長は身長183cmまでとなっていますが、首まですっぽり入る事を思うと180cm位の方はちょっと窮屈かもしれません。
丁寧な縫い目とノンストレスなジッパー
温かさの次に感動したのは、ジッパーの構造。
とにかく丁寧なのです。ほつれも無く、縫い目が曲がっている部分も無い。そして、ジッパーを閉じて重なる部分が広く取ってあるのです。
だから冷気も入りにくいのですね。
ファスナーを開閉するときの滑らかさも、さすがモンベルだな!と。
スルスルと開閉できてノンストレスでした。
大雑把に畳んでも収納できる
上画像左側は収納袋。御覧の通り、間口が広くなっていて入れやすい。畳み方はL字ジッパーを全て閉じて畳み、くるくる巻いて収納すればOK。
このとき、なるべく膝で押さえながら巻くとすんなり入ります。(膝じゃなくても良いんですよ。私の一例です)多少大雑把でも、収納袋に入ってしまえば、あとは上の紐で絞るだけ。
簡単です。
レビュー:テント泊や車中泊をして思うこと
外気温度が一桁の車中泊は?
夢心地・・・とはいえ、軽キャンピングカーのポップアップルーフテントはほぼテント泊に近い環境です。薄着では少々心細い日もありました。
首元を絞るタイプではないので、封筒型にしても首から冷気が入ってきます。私は首元にフリースブランケット(ひざ掛け)を追加。サイドジッパーを閉じれば足元はポカポカです。
衣服は防寒対策をしておいた方が無難です。手首や足首を暖かくして包まれて欲しい。
外気温度が一桁のテント泊は?
ジッパーを閉じて1人で使ったとしても、やはり首元や肩を冷やさないようなガードは必要ですね。下からの冷気を防ぐマットも必須です。
着ている衣類にもよるけれど、氷点下にならないレベルならば十分快眠できます。普段重めの布団で寝ている方は、大判ブランケット等を上にかけるのも良い方法だと思います。
寝袋よりも布団が好きな方におすすめ!冬キャンプや車中泊にモンベルの「ダウンファミリーバック#1」
モンベルの「ダウンファミリーバック#1」をご紹介しました。
快適睡眠温度域はマイナス3℃から。縫い目はしっかり、ジッパーの開閉はノンストレスで丁寧。安心して使える寝袋(シェラフ)です。
同じタイプを繋げて使えるので、ファミリーにも向いています。
気になるところは以下3つ。
- 収納状態が大きい
- 首元は冷える(後述あり)
- 柄や色が選べない
肩や首を冷やさない工夫をすると、より快適に使えます。肌触りは優しくて、自宅でも使いたくなる寝袋(シェラフ)ですよ。
同じダウンファミリーバックシリーズとしては他に#3が出ています。#3の快適睡眠温度域は3℃から。#1とは6℃も差あがるので、冬用ならば#1が良いですよ。
しっかり!ふんわり!優しいシェラフ(寝袋)モンベルの「ダウンファミリーバック#1」。まるで自宅の布団みたいに使える。冬のキャンプや車中泊におすすめです。
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