先日「Lenzai」様から、Lenzai 風除板付き固形燃料ポケットストーブの商品提供を頂きました。
軽量コンパクトなキャンプ道具です。収納スペースに限りがある軽キャンピングカーにとって、とても嬉しいスペック。今回はその使用感などをご紹介します。
Lenzai 風除(風防)板付き 固形燃料ポケットストーブ
固形燃料を使うポケットストーブのメーカーといえば「エスビット」が有名ですね。
有名メーカーで購入するのも良いけれど、キャンプや災害の備えとして使うのであれば「風防(風除け)」は必須。風防を別に用意する必要があります。
今回ご紹介する、Lanzaiさんのポケットストーブは風除板付き。
風除けとポケットストーブがセットになって、収納袋に入っています。袋のまま、サッと持ち出せる点、とても良いな!と思います。
収納重量は300グラムと軽量です。
では、さっそく開封してみましょう。
配慮が嬉しい!収納袋と保護フィルム
コードロック付きで中身が飛び出ない
まず、おおぉ!?良い!と思ったのは、袋の開け閉めにコードロックが付いていること。
正直言うと、袋の素材はペラペラしていてちょっと残念。でも気にしない。それよりも、コードロック付きである事が嬉しい!
コンパクトなアウトドアグッズの場合、ただ紐で絞るだけという場合が多々あります。その場合、他の荷物と干渉したときや、絞りが甘いと中身が出てしまう事があるのです。
開封前から心躍ります。
ポケットストーブは保護フィルム付き
収納袋から取り出してみると、ポケットストーブに傷防止の保護フィルムが付いていました。細かい点ですが、こういう配慮は嬉しい。傷は自分の使いこみだけで十分ですからね。
では以下に
- 固形燃料ポケットストーブ
- 風除け板
を見ていきます。
ゴトクと一体型!固形燃料ポケットストーブ
軽い!エスビットのポケットストーブと同じ大きさ、形状、素材です。
表面に絵が付いてるので迷わず簡単。両サイドを持って広げるだけです。斜め、コの字型の2タイプで使えます。
広げるとゴトクになるように、中央の切れ込みはギザギザ。干渉せず隙間が見えますね。
広げるのに少々硬めです。その分、カチッと固定。グラつきませんよ。
ポケットストーブの底は、固形燃料が動かないように溝があり、風が入るようにスリットが入っています。穴があることで燃焼率がアップ。このあたりもエスビットと同じですね!
構造、留め金、しっかりしています。
ユニフレームのバーナーパット併用で更に使いやすく
ちょっと気になるのは鍋底サイズ。
直火OKなチタンシェラカップを乗せてみると・・・
ゴトクを斜めに立ち上げれば乗るけれど、正直不安感ありますね。
そこでユニフレームのバーナーパットを併用。
これで安定。鍋サイズを気にせず使えます。
バーナーパットは直火をじんわりと広げて熱を伝えてくれるので、鍋底に当たる火にムラが出来にくいというメリットもあります。炙り料理も可能。ひとつあると便利ですよ。
(ユニフレームのバーナーパットは今回ご紹介する商品には添付されていません)
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キャンプの必需品!軽くて錆びにくい風除板10枚
次は風除板10枚について。
薄い!軽い!そして脚付きが嬉しい。屋外で火を使う時に欠かせないのが風防です。火を起こせても、風で消えてしまったら料理出来ませんからね。
災害用としても備えておくべき1枚だと思います。
素材は「アルミニウム合金」。軽量、耐摩耗性・耐久性に優れています。
軽キャン車内では汚れ防止として
軽キャンピングカーの中で、愛用しているイワタニのプチスリムドゥと一緒に使ってみました。サイズ感ほど良いです。
連結部分は簡単に曲がるので、狭いテーブルでも好きな形に展開可能。車内では、風除けというよりも汚れ防止ですね。
風除けは、屋外で威力を発揮します。
板の端に引っ掛け金具
板の端っこに、引っ掛け金具があります。
重ねると筒状に出来る。強風の場合はこんな使い方もアリですね!
災害にも備えておきたい!Lenzai 風除板付き 固形燃料ポケットストーブ
今回は、Lenzaiさんに商品提供して頂いた「Lenzai 風除板付き固形燃料ポケットストーブ」のレビューと紹介でした。
最後に簡単にまとめます。
風除板とポケットストーブは一緒に収納したい
屋外で火を使う時には、風除け必須。同じ形状のポケットストーブは他のメーカーにもありますが、風防は別に用意する必要があります。
今回のポケットストーブは風除け板がセットになって収納されているので、持ち出しやすい点が良いですよ。
袋の開閉がコードロック(一度絞ると中身が出ない)になっているのもお気に入り。
収納時の重さは300グラムと軽量です。
気になる点をあげるとすれば・・・
- 収納袋の素材が薄い
- ポケットストーブの開閉が少々硬め
- ゴトクは鍋底サイズを選ぶ
の3つ。
このうち、ゴトクはバーナーパット併用(個人的なオススメ)で安心感が高まります。
バーナーパット併用で更に使いやすく
ゴトク部分の立ち上げは、斜め・垂直の2種類出来るので、鍋底の大小に対応出来る仕様になっています。
ただ、実際に使ってみると、乗せるモノや足場の状態によっては不安定に感じました。
そこで私はユニフレームのバーナーパットを併用。鍋サイズを選ばないとなると、更に機能的になるのでは?と思います。
今回ご紹介したポケットストーブは、固形燃料の他に小枝や炭でも利用可能。
軽量・コンパクトで持ち出しやすい!
防災グッズに1つ追加しておくと安心なアウトドアグッズです。