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火を使わない車中飯!軽キャンピングカーでタケルくんとムスヨ婆さん使用感

キャンピングカー全般
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軽キャンピングカーインディ108はベンチレーター(換気装置)がありません。そのため、車内で火を使う調理は気が進まない時がありました。

そこで今回は火を使わない車中飯。DC炊飯器「タケルくん」と、タケルくん用多機能蒸器「ムスヨ婆さん」を使ってみました。これが想像以上に簡単。とても美味しかったのです!

火気厳禁の場所でも安全に車中飯を楽しみたい

▲軽キャンインディ108のシンクまわり

キャンピングカーに限らずに言えることですが、車内で火を使う時はとても気を遣うものですよね。

換気をしようにも冬場は窓を開けるのがキツく、夏場は窓を全開にしても熱がこもりやすい。コンロ関係の車内環境が整っていたとしても油跳ねや匂いの心配もありますよね。また、火気厳禁の場所では火を使って調理できません。

車内で火を使えない状況って案外多いのです。そんな時に活躍するのが電気調理器。

 

ベンチレーター(換気装置)の無い車で電気調理器を使った場合、換気の必要性はどうでしょう。電気調理器具の使い勝手はどんな感じなんでしょうか。

ポータブル電源で車中飯!炊飯器「タケルくん」と多機能蒸し器「ムスヨ婆さん」

今回はタケルくんで白飯、ムスヨ婆さんでソーセージのボイルを同時進行で作りました。上画像は出来上がりの様子です。

白米はふっくら!ソーセージはぷりぷりジューシーで大満足。出来上がりが同時な点も時短で嬉しいところです。

予想以上に簡単、快適、便利でした。車中飯の頼もしい相棒になりそうです。

タケルくんとは

シガーソケットからDC12V用電源を取って炊飯できる、車や船舶用の炊飯器。ご飯とお水を入れると自動的に炊き上げてくれます。

1合の炊きあがり目安時間は40分前後。時間は水の温度と量で前後します。

「タケルくん」のスペック

  • 最大炊飯量:1.5合
  • 入力電圧:DC12V
  • 使用電流:8.5A
  • 消費電力:110W
  • 本体重量:592g

ムスヨ婆さんとは

「タケルくん」の蒸し機能拡張用。6種類入っています。タケルくんと一緒にこれらを使うことで、料理の幅がグッと広がります。ちょっとした電子レンジ代わりにもなります。茶碗蒸しや温野菜も電気で簡単調理可能。

今回はステンレストレイを使用しました(後述あり)。

「ムスヨ婆さん」セット内容

  • ドーム別蒸フタ 1個
  • フードポット(小) 1個
  • フードポッド(大) 1個
  • ガラス鍋フタ 1個
  • ステンレストレイ 1個
  • 蒸しスノコ 1個

使用感(レビュー)と今後の課題

炊きあがると緑色のランプがついて、自動的に保温になります。保温時間を示す液晶や、タイマー機能、炊き分けメニューなどの細かい設定はありません。

ボタンは「炊飯」「保温」の2つだけ。いたってシンプルです。この手軽さがとても快適でした。

 

個人的に大きな印象は以下3つです。

  • コンパクトで使いやすい、美味しい
  • フタは脱着して丸洗い可能、内窯は脱着出来ない
  • 食材を選べばベンチレーター(換気装置)無しでも使える

コンパクトで使いやすい!美味しい!

かなりコンパクトで場所を取りません。


▲発泡酒との大きさ比較

 

炊きあがりのお米は輝いていてふっくら。お米が立っていました。無洗米+水があれば、外出先でも簡単に美味しい炊き立てを頂けます。最大1.5号炊きです。この量が多いか少ないかは使う人によりますね。

ご飯をセットして頂くまで、蒸らし時間を含めると1時間弱必要です。頂きたい時間に合わせて「手動」でセットする必要があります。

フタは脱着して丸洗い可能。内窯は脱着出来ない

フタは簡単に脱着可能。水蒸気が出る小さいパッキン部分も外せます。隅々まで丸洗い可能なところが嬉しい点です。

 

ただし・・・内窯は脱着出来ないので、窯だけを取り出して洗えないのが唯一残念な点。

コンセント部分に水が入らないように注意。コンセント部分は柔らかいゴムパッキンで保護されているので安心。きちんと閉めて内窯を洗うようにします。

クチコミでは、霧吹きで内窯をシュッと濡らして拭き取れば良し!とする方もいらっしゃいます。窯のお手入れは人それぞれという感じですね。

食材を選べばベンチレーター(換気装置)無しでも使える

タケルくんは家庭用炊飯器のような強い蒸気は出ませんでした。

ご飯を炊くだけならば、ベンチレーター(換気装置)が付いていない車内でも、窓をあける程度でいけます。炊飯中大きな音もしません。

 


▲1合+200㏄の水を入れた様子

今回は上画像のようにタケルくんに白米をセットした後、ムスヨ婆さんのステンレストレイにソーセージを乗せてから、炊飯器のフタ。これで炊飯と同時にソーセージを蒸します。


▲ムスヨ婆さんのステンレストレイを乗せる

 


▲ソーセージは6本くらいまで

ムスヨ婆さんを使う場合、調理中は食材が密封されているので強い匂いはしませんが、炊飯の蒸気と共に少し匂いが出ます。

調理完成後、フタを開けると一気に蒸気と匂いが出ますよ。気になる場合は、大きな扇風機を使うなど何か工夫が必要です。(我が家も工夫予定)

気を付けたい点4つ

注意したいと思う点は以下4つです

  • 12V・24Vの共用使いは出来ない
  • 車両のバッテリー上がりに注意
  • 使用後は水分がこぼれやすい
  • 窯の中でお米を洗わない

12V・24Vの共用使いは出来ない

コンパクトなので家の中でも使いたい!と思ったのですが、100V電源では使えません。そして、3,000cc以上のディーゼルエンジンを搭載している車両は24Vですが、そのような大型車両でも使えません。

あくまでも12V専用。電圧スペックを守りましょう。

車両のバッテリー上がりに注意

保温するだけでも電気を使います。うっかりバッテリーが上がってしまった!なんてことが無いよう、炊飯・保温共にエンジン始動時に使う方が良いですよ。

炊きあがり(蒸しあがり)は水分と匂いがこぼれやすい


▲炊きあがり後10分蒸らしても、フタを取ると水分が床にこぼれる

家庭用の炊飯器は、フタを開けても水蒸気が床にこぼれませんよね。水蒸気を受け止めるようなものが、タケルくんにはありません。フタをあける時、濡れては困るものを近くに置かないよう注意です。

ムスヨ婆さんで蒸す食材によってはシーンを選ぶ感じ。コンロで火を使う時のような匂いや汚れは無いけれど、匂いが気になる場合はレシピを工夫です。

 

今回、炊飯と一緒にソーセージを蒸したのですが、出来上がるまでにソーセージの匂いが車内に漂っていました(ある意味至福のひとときでしたが)。蒸し終わったら、ステンレストレイに油がかなり残ったので、ウェットティッシュで拭って帰宅後に洗いました。

窯はテフロン加工!窯の中でお米を洗わない


▲ペットボトルに1合+水200㏄を入れて持参

一般的な炊飯器と同じように、タケルくんの窯はテフロン加工がしてあります。窯の中でお米を洗うとテフロン加工が劣化するので、別容器で洗うか無洗米を使います。

我が家は自宅でお米をといで用意しました。上画像のペットボトルにて、半日くらい水に浸けていた計算になります。お水に浸けたほうがおいしく炊けます。

電気調理器で車中飯を楽しく!使用感と今後の課題

タケルくん、ムスヨ婆さんそれぞれ素晴らしいものがありました。レジャー以外にも、お仕事で車移動の多い方にもかなり有効だなという印象。クチコミレビューでは、毎日の車通勤でお使いの方もいらっしゃいました。

以下に私の使用感、課題をまとめます。

使用感

使用感

  • 軽くてコンパクト
  • 想像よりも使い方は簡単
  • 炊きあがりはふんわりピカピカ!美味しいご飯が出来る
  • タイマー機能は無い。ご飯の炊きあがり時間を考えて手動でスイッチON
  • フタは脱着可能。丸洗いできて清潔
  • 内窯はテフロン加工で使いやすい
  • 内窯は脱着出来ない
  • 炊飯後、フタを開けると蒸気やニオイが流れ出る
  • 匂いはコンロ使いほど気にならない
  • 食材によって換気に工夫が必要

軽キャンピングカー車中飯で使う時の課題

ベンチレーター(換気装置)が無いキャンピングカー内の課題

  • フタを取ったときの水分やニオイを逃がす工夫をしたい
  • 特に夏場はご飯が余ったときの工夫
  • 食材によっては調理器に油が残る。レシピや手入れを工夫

タケルくん、ムスヨ婆さんの組み合わせは最強

火気厳禁の車内や船舶内で、時間を気にせず暖かい食事を頂けるのです。お湯を沸かすだけという使い方も出来るのでインスタント系や珈琲も頂けて便利。

(ベンチレーター(換気装置)が無いキャンピングカーの場合)暑い季節に車内で汗だくでガスコンロを使う必要が無い、寒い季節は身体が温まる食事をいつでも頂ける。なんと便利な調理器具でしょう!

 

今後、どんな組み合わせで車中飯を作ろうかとワクワクしています。シンプルにタケルくんで炊き込みご飯も良いですね。季節を問わず大活躍しそう。

美味しくて楽しい調理器具です。

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