当サイトはプロモーションが含まれています

ムスヨ婆さんレシピ!車内で肉まんを蒸して思う炊飯器タケルくんの使い方

キャンプ料理
この記事は約11分で読めます。
スポンサーリンク

車中泊をするとき、車内で温かい食材をのんびりと楽しみたいと思う時があります。旅の疲れが出ている夜は特に、車内でガスコンロやガスバーナーを使う事をためらってしまうんですよね。

そこでDC炊飯器「タケルくん」と、タケルくん用多機能蒸器「ムスヨ婆さん」。電気で快適に温かい食材を楽しんでいます。

車内で安全に!温かい車中飯を楽しむ


▲軽キャンインディ108のシンクまわり

先日、炊飯とウィンナーを同時調理。これがとても良かったので、今度は炊飯せずに肉まんを蒸してみました。

以下の流れで使用感などをご紹介します。

  • タケルくんで炊飯と同時に、ムスヨ婆さんパーツでウィンナーをボイル
  • タケルくんに水をはって、ムスヨ婆さんパーツで肉まんを蒸した使用感
  • タケルくんとムスヨ婆さんの紹介

肉まんを蒸した様子や使用感をすぐに御覧になりたい方は食材だけを温めたい!炊飯せずに肉まんを蒸した結果へどうぞ。ページジャンプします。

タケルくんの蒸気を生かす!ムスヨ婆さんで何を蒸す?


▲ムスヨ婆さん

まず「ムスヨ婆さん」ってなぁに?という方のために、最初に少し触れておきます。(詳細は後述。タケルくん用多機能蒸器「ムスヨ婆さん」の使い方 にて)

「ムスヨ婆さん」とはタケルくん用多機能蒸器で、上画像6点の蒸し料理パーツがセットになったものです。ムスヨ婆さんだけでは温かい調理が作れません。タケルくんの蒸気を利用して蒸し料理を作ります。食材に合ったパーツを選んで、DC炊飯器「タケルくん」に足して使うのです。

ただ、商品に取説が入っていないので自分で色々試すしか無いんですよ。これ、何とかならないかな・・・と思うのですが。

我が家の方法が正しいとは限りませんが、挑戦した様子をご紹介します。まずは炊飯とウィンナーボイルから。

炊飯と同時にウィンナーをボイル

上画像の白い入れ物がDC炊飯器「タケルくん」です。ペットボトルに1合+水200㏄を入れて持参しておきました。これをタケルくんに入れます。

このままフタしてスイッチON!・・・すればご飯が炊き上がるのですが、ここで「ムスヨ婆さん」パーツの登場。

ムスヨ婆さんのパーツの1つ「ステンレストレー」を置いて、ウィンナーを数本乗せてから炊飯ボタンON。

 

約40分待つとご飯の炊きあがり。同時に、ぷりぷりジューシーなウィンナーも出来上がり。スイッチオン!でほったらかし。火気厳禁の場所でも温かい食材を味わえるとは有難いですよね。

詳細は以下記事をどうぞ。

関連記事

火を使わない車中飯!軽キャンピングカーでタケルくんとムスヨ婆さん使用感

食材だけを温めたい!炊飯せずに肉まんを蒸した結果

毎回ご飯が必要だとは限りませんよね。炊飯せず、シンプルに食材だけを温めたい!と思うことがあるのです。そこで、今回は小さな肉まんで試してみました。

炊飯せずに蒸し物をする場合、どのくらい時間がかかるんでしょうか。そしてどのくらいのホカホカ具合になるでしょうか。

肉まんを蒸すために使ったパーツは3つ

今回は「ムスヨ婆さん」6点のパーツの中から、以下3つを使いました。

  • ステンレストレー
  • 蒸しスノコ
  • ドーム型蒸フタ

蒸した時間や温かさは?ふんわり肉まんが出来るまで

①タケルくんに常温水を入れる

どのくらい水が必要か分からず。家庭で鍋を使って蒸す場合を考えると、それほどたっぷりも要らないかなとの判断で、底から2~3センチ程度にしました。

 

②冷蔵の肉まんをセット

ステンレストレーの上に蒸しスノコを乗せ、くっつかないようにキッチンペーパーを敷きます。その上に冷蔵肉まんを乗せます(硬いが凍っていないもの)。

 

③ドーム型蒸しフタを乗せてスイッチオン!

数分待つと蒸気で内側が白くなり、触れるとドーム型蒸しフタが温かく。火傷する程ではありません。

 

③30分待って、肉まんを取り出してみる

ふんわりしてる!

・・・が、手に持てる温かさ。もう10分追加して蒸したところ、取り出すときはアツアツになり、少し蒸し加減がアップした感じ。猫舌の方でもガブリと噛める温かさです。

肉まんを蒸して感じたこと

肉まんは低温でじっくりと蒸されてふんわり。とても美味しかったです!個人的には大満足な結果になりました。

上の方法を連続して3回繰り返したところ、徐々に肉まんが温かくなる時間が短くなった感じでした。最初に入れたお水がお湯になった為、その分蒸気が出るのが早かったのかな?と思います。

3回×30分=1時間半ほど蒸していても、炊飯表示が赤色(炊飯中の状態)だったのですよ。炊飯ならば、とっくに炊きあがっての緑色(保温状態)になっている頃です。冷たい肉まんを入れていた事で、庫内の温度が冷えていたためかと予想できます。

 


▲炊飯中は赤。ランプの色で炊飯状態が分かる

冷たい食材や大きな食材は工夫が必要かもしれない

小さな冷蔵肉まんでこの状態なので、大きい肉まんを水から蒸すと、かなり時間がかかる(最低でも40分以上)ように思います。冷凍した食材は、常温である程度戻してから使った方が効率的ですね。

ひょっとしたら水の量が少なかったのかもしれませんし、お湯の状態にしてから蒸したら、また違う結果になったかもしれませんが。

タケルくんでお湯を沸かしたら何℃になる?

そこで気になるのが、タケルくん庫内のお湯の温度。何℃になるか気になりませんか。ポット変わりになるのでは?とも思い、車内バッテリーでお水だけを入れて沸かしてみたんですよ。

結果は・・・30分待っても100℃に届かず断念。

お湯の温度や量、環境によるでしょうけれど、電気ポットようにすぐにお湯になる!という調理器ではないようです。バッテリーが勿体ないので途中でやめてしまいました。

蒸し加減はこのあたりの温度によるかと思います。アツアツで火傷しそうな肉まんも好きですが、ほっこり味わうのもまた良し。ふんわりしていて、幸せ気分味わえます。

 

最後に「タケルくん」と「ムスヨ婆さん」のご紹介しておきます。

DC炊飯器「タケルくん」の使い方

シガーソケットからDC12V用電源を取って炊飯できる、車や船舶用の炊飯器。ご飯とお水を入れると自動的に炊き上げてくれます。

1合の炊きあがり目安時間は40分前後。時間は水の温度と量で前後します。

 

タケルくんは、炊きあがると緑色のランプがついて自動的に保温になります。保温時間を示す液晶や、タイマー機能、炊き分けメニューなどの細かい設定はありません。

ボタンは「炊飯」「保温」の2つだけ。いたってシンプル。この手軽さがとても快適です。

個人的に大きな印象は以下3つ

  • コンパクトで使いやすい、美味しい
  • フタは脱着して丸洗い可能、内窯は脱着出来ない
  • 食材を選べばベンチレーター(換気装置)無しでも使える

コンパクトで使いやすい!美味しい!

かなりコンパクトで場所を取りません。


▲発泡酒との大きさ比較

 

炊きあがりのお米は輝いていてふっくら。無洗米+水があれば、外出先でも簡単に美味しい炊き立てを頂けます。最大1.5号炊きです。この量が多いか少ないかは使う人によりますね。

ご飯をセットして頂くまで、蒸らし時間を含めると1時間弱必要です。頂きたい時間に合わせて「手動」でセットする必要があります。

フタは脱着して丸洗い可能。内窯は脱着出来ない

フタは簡単に脱着可能。水蒸気が出る小さいパッキン部分も外せます。隅々まで丸洗い可能なところが嬉しい点です。

 

内窯は脱着出来ないので、窯だけを取り出して洗えないのが唯一残念な点でしょうか。

コンセント部分に水が入らないように、柔らかいゴムパッキンで保護されているので安心。きちんと閉めて内窯を洗うようにします。

クチコミでは、霧吹きで内窯をシュッと濡らして拭き取れば良し!とする方もいらっしゃいます。窯のお手入れは人それぞれという感じですね。

食材を選べばベンチレーター(換気装置)無しでも使える

タケルくんは家庭用炊飯器のような強い蒸気は出ませんでした。

ご飯を炊くだけならば、ベンチレーター(換気装置)が付いていない車内でも、窓をあける程度でいけます(換気は必要ですよ)。炊飯中大きな音もしません。

 


▲1合+200㏄の水を入れた様子

「タケルくん」のスペック

「タケルくん」のスペック

  • 最大炊飯量:1.5合
  • 入力電圧:DC12V
  • 使用電流:8.5A
  • 消費電力:110W
  • 本体重量:592g

タケルくんで気を付けたい点4つ

タケルくんを使う際、注意したい点は以下4つです

  • 12V・24Vの共用使いは出来ない
  • 車両のバッテリー上がりに注意
  • 使用後は水分がこぼれやすい
  • 窯の中でお米を洗わない

12V・24Vの共用使いは出来ない

コンパクトなので家の中でも使いたい!と思ったのですが、100V電源では使えません。そして、3,000cc以上のディーゼルエンジンを搭載している車両は24Vですが、そのような大型車両でも使えません。

あくまでも12V専用。電圧スペックを守りましょう。

車両のバッテリー上がりに注意

保温するだけでも電気を使います。うっかりバッテリーが上がってしまった!なんてことが無いよう、炊飯・保温共にエンジン始動時に使う方が良いですよ。

炊きあがり(蒸しあがり)は水分と匂いがこぼれやすい


▲炊きあがり後10分蒸らしても、フタを取ると水分が床にこぼれる

家庭用の炊飯器は、フタを開けても水蒸気が床にこぼれませんよね。水蒸気を受け止めるようなものが、タケルくんにはありません。フタをあける時、濡れては困るものを近くに置かないよう注意です。

ムスヨ婆さんで蒸す食材によってはシーンを選ぶ感じ。コンロで火を使う時のような匂いや汚れは無いけれど、匂いが気になる場合はレシピを工夫です。

窯はテフロン加工!窯の中でお米を洗わない


▲ペットボトルに1合+水200㏄を入れて持参

一般的な炊飯器と同じように、タケルくんの窯はテフロン加工がしてあります。窯の中でお米を洗うとテフロン加工が劣化するので、別容器で洗うか無洗米を使います。

我が家は自宅でお米をといで用意しました。上画像のペットボトルにて、半日くらい水に浸けていた計算になります。お水に浸けたほうがおいしく炊けます。

タケルくん用多機能蒸器「ムスヨ婆さん」の使い方

「タケルくん」の蒸し機能拡張用。6種類のパーツが入っています。タケルくんと一緒にこれらを使うことで、料理の幅がグッと広がります。ちょっとした電子レンジ代わりにもなります。茶碗蒸し、温野菜も電気で簡単調理可能ですよ。

「ムスヨ婆さん」パーツ内容

  • ドーム別蒸フタ 1個
  • フードポット(小) 1個
  • フードポッド(大) 1個
  • ガラス鍋フタ 1個
  • ステンレストレイ 1個
  • 蒸しスノコ 1個

季節を問わずに車内で温かい食材を楽しむ

今回は、タケルくんとムスヨ婆さんを使った調理や使用感を記事にしました。それぞれ素晴らしいものがあります。ムスヨ婆さんを使うことで、料理の幅が広がりますよね。

レジャー以外にも、お仕事で車移動の多い方にも有効ですね。クチコミレビューでは、毎日の車通勤でお使いの方もいらっしゃいました。

タケルくんのデメリットは?

個人的に感じるデメリットは2つ

  • 調理に時間がかかる
  • 電気ポット変わりにならない

炊飯に約40分。蒸らし時間を考えたら1時間は必要です。先ほども触れましたが・・・予約タイマーが無いので、食べたい時間を計算して手動でスイッチを押す必要があります。

そして、タケルくんは電気ポットのようにすぐにお湯が沸く仕様ではないので、カップラーメンや珈琲などに使うには厳しい調理器だと思います。お湯の量にもよるでしょうけど、30分待っても100℃になりませんでした。

 

とはいえ、デメリットよりもメリットの方が大きいですよ。

だって車内で火を使わずに温かい食事が出来るんですから。夜中でも早朝でも気にせず、ボタン1つです。

タケルくん、ムスヨ婆さんの組み合わせは最強

タケルくんは、のんびりゆっくり楽しむ調理器と言えます。車内でお酒を味わいながら、蒸し料理を待つ時間も至福のひとときですよ。車中飯はのんびり味わいたいですからね。

暑い季節に車内で汗だくでガスコンロを使う必要が無い、寒い季節は身体が温まる食事をスイッチオン!でいつでも頂ける。なんと便利な調理器具でしょう!

 

今後、どんな組み合わせで車中飯を作ろうかとワクワクしています。シンプルにタケルくんで炊き込みご飯も良いですね。季節を問わず大活躍しそう。

美味しくて楽しい調理器具です。

関連記事

火を使わない車中飯!軽キャンピングカーでタケルくんとムスヨ婆さん使用感

台所用換気扇でベンチレーター自作!軽キャンピングカーのサブバッテリーで試運転

軽キャンピングカーインディ108車中飯でカセットコンロを使った感想

タイトルとURLをコピーしました