バーベキューや焚火の火起こしをする時、うちわで扇いだり、口で吹いたりしていました。火の粉や灰が舞い上がって危ないし、着火が遅いんですよね。毎回大変でした。
そんな時、芸人のヒロシさんの「ヒロシちゃんねる」キャンプ動画で、手のひらに乗る小さなふいごを見たのです。これは良い!と真似して購入しました。
収縮式のステンレス火吹き棒「マックスブーストポケットふいご」
焚き火、炭火の火起こしを簡単に行えるコンパクトな火吹き棒です。
ヒロシさんの火吹き棒メーカーは不明です。良く似た、ステンレス製の収縮タイプを購入しました。
Amazonで高評価
Amazonでは350人以上の口コミが寄せられ、星5つ中の4.6と高評価。
Amazon’s Choice (すぐに発送ができて、評価が高く、求めやすい価格の商品)として販売されています。
スペック
- Maxboost製品は永久保証(無期限保証)
- 収納時サイズ:9.5cm
- 使用時サイズ:48.5cm 直径1.2cm
- 材質:本体/ステンレス鋼(高品質SUS304採用)、ケース/ポリエチレン
特徴
おおまかな特徴は以下の通り。
- シンプルデザイン
- ピンポイントで空気を送れる
- 好きな角度に空気を送れる
- 空気量をコントロールできる
- 火の粉が飛び散りにくい
- 手のひらに収まるコンパクトさ
- 錆びにくい
火吹き棒は、他のメーカーからも沢山出ています。分厚いカバーが付いていたり、ペンタイプ、ファイヤースターターやホイッスルと一緒になったセットもあります。
自撮り棒で自作する方法もあるけれど、個人的にはコンパクトさを優先したい。
火吹き棒の素材は、シンプルにステンレスオンリーなタイプがおすすめです。他の道具と一緒に収納しても邪魔になりませんし、錆びにくいです。
レビュー
▲ピコグリル398と一緒に
先端をひっぱって長い棒状にします。上画像は最大に伸ばした状態。火から離れて空気を送れるのでとても使いやすい。
火の根っこにそっと息をふきかけると、小さな火がジジジ・・・と大きくなっていく。周囲に余計な灰は飛び散りません。
吹きかける角度、空気を送り込む量を加減できるので、自分で作った火を育てられるのです。薪と薪の間の小さな隙間にも空気を送れるので、もうすぐ消えそう!と思う場所の種火も大きくできる。
夜は特に使いやすいです。
例えば、こんな角度の火も調整できる。
そっと吹けばジジジ・・・。大きく吹き込めばゴゴゴ・・・パチパチと火が立ち上がる。音も楽しみながら火を大きくできます。
これが実に楽しい!今までの常識は何だったのか!と。
畳むとこんなにコンパクト。
気になる点としては、吸う時は火の傍で使わない事。細かい灰を吸い込んでしまうと危険です。小さなお子さんが使う時には必ず一緒にすべきですね。
カッコいい。薪の上に置いただけなのにサマになっちゃう。
焚火に欠かせない道具です。
火吹き棒は火種を育てる道具
ここで、火種について補足しておきます。
どんなに素晴らしい火吹き棒でも、火種が無いと火起こし出来ませんからね。湿っている炭や薪に直接バーナーを当て、火吹き棒で空気を送ってもなかなか着火しないのです(経験済み)。
それは火吹き棒の良し悪しではなく、火種と燃やす素材の問題です。
火種は何を使う?
着火剤や新聞紙は一見良さそうだけれど、おすすめしません。着火剤は、突然一気に燃え上がる事があったり、粗悪品を見極める時間と費用がかかります。新聞紙は、最初の火付きが良いけれど持続しない。灰が舞い上がって他の人に迷惑になってしまいます。
手っ取り早いのは、乾燥させた割り箸。
以下のように重ねておき、バーナーで割り箸に火を付けて火種とする。
乾燥した小枝、ほどいた麻紐も有効です。
時間がある時は、チャークロスからじっくり火を育てるのも良いですよ。
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火おこしを楽に!携帯できる火吹き棒「マックスブーストポケットふいご」
携帯できる火吹き棒「マックスブーストのポケットふいご」の紹介でした。
火を育てる喜びを、目や耳で楽しむ事ができます。この火吹き棒のおかげで、着火剤、新聞紙、うちわを全く使わなくなりました。
ちょっと注意する点は空気を吸い込む時。火吹き棒から口を離し、火から顔をそらして使いましょう。灰を吸わないように。
おおまかな特徴は以下の通り。
- シンプルデザイン
- ピンポイントで空気を送れる
- 好きな角度に空気を送れる
- 空気量をコントロールできる
- 火の粉が飛び散りにくい
- 手のひらに収まるコンパクトさ
- 錆びにくい
火吹き棒は、火おこしを助ける道具。火の大きさや強さを加減できるので、焚火がより早く、楽しくなりました。
吹きかけると、オレンジ色の炎がジジジ・・・とじんわり広がる様子が分かる。陽が落ちて、のんびりと火吹き棒で火を育てる時間、なかなか良いですよ。ロマン感じるひと時。
ポケットに入る、収縮可能なステンレスタイプがおすすめです。
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