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充電できる1000ルーメン!ジェントスパワーバンクLEDランタンEX-000R使用感

キャンプ道具
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夜のキャンプでメインの灯りとして使えるLEDランタンを探していました。通常はUSB充電で、いざという時に電池でも対応したランタンが欲しかったのです。

そこで「ジェントスパワーバンクランタンEX-000R」を購入。

灯りにパワーがあるだけではなく、色々なシーンで使えて便利。夜のキャンプが劇的に快適になりました。

USB充電・給電できる!最大1000ルーメンのジェントスパワーバンクランタンEX-000R

キャンプでは、これまで200ルーメン程度までの小さなランタン類を使ってきました。携帯したり手元を照らす分には問題ないけれど、広範囲を照らすには心細くて暗かったのです。

そこで「ジェントスパワーバンクランタンEX-000R」を購入。

同じジェントスの高照度モデルと比べるとコンパクトです。荷物を極力コンパクトにしたい私には好都合。毎回キャンプに持っていくようになりました。

 

メインの灯りで、LEDランタンを検討されている方におすすめしたい!かなり使い勝手が良いスペックになっています。

 

以下に、良かった点や気になる点、実際に使った時の灯りの雰囲気などを紹介します。


▲暗闇で活躍中

ジェントスパワーバンクランタンEX-000Rの良さ

  • LEDだから手軽に使える
  • コンパクト
  • 最大1000ルーメンの高照度
  • 灯りの色は3種類
  • 暖色モードで優しい雰囲気を楽しめる
  • USB充電・給電できる
  • 単一電池も使える
  • 濡れても落としても安心!耐久性抜群
  • 持ち手とフック付き!上下両方で吊るせる

 

では以下より

  • LEDの明るさや色
  • USB充電と充電池
  • ボディ

について見ていきましょう。

LEDの明るさや色

1000ルーメンって実際どうなの?USBの灯りは3種類

灯りの色は3種類。

  • 白色:1000ルーメン
  • 昼白色:700ルーメン
  • 暖色:450ルーメン

白色最大1000ルーメンを実際にキャンプで最大にしてみると、一部分だけが眩しすぎて使いにくい。直視できない眩しさです。

大きなタープを使い、遠くに置くのならば有効でしょう。ただ、今回ご紹介する「EX-000R」の場合、1000ルーメンは3時間しか使えないので、補助的に使う事になります。

1000ルーメンをどこで使う?長く使うには?

1000ルーメンくらいの明かるさが欲しい!という場合は「EX-1300D」がおすすめです。

明るさ調整もダイヤルで使いやすい。Explorerシリーズの中では一番明るく、点灯時間は7時間になっています。ただしUSB充電式ではありません。

そして「EX-1300D」には衝撃に備えるラバー(分厚いゴムのようなもの)が付いていません。

1000ルーメン以上の灯りをどこで使うか想像したとき、高い位置や遠い場所に吊るすことになりますね?そうなったとき気になるのは重さ。「EX-1300D」は電池を含めて約1.22kgです。重めなので、使い方によっては、落下させたり濡れたりする可能性も出てきます。

屋外で長く使う事を考えると、耐久性は欲しいところ。

吊るす重さは?防水性や落下に備える耐久性が嬉しい

今回ご紹介の「EX-000R」は充電式。重さは電池を含めて約680g(「EX-1300D」の約半分の重さ)、2m防水・10m落下耐久のスペックを持っています。

(ボディの様子は後述あり)

長押しで好きな明るさに調整して使う

使う場所によるけれど、1000ルーメンの強烈な灯りを付けるより、少し弱めて他のランタンも補助的に使い、全体を明るくする方が現実的。最大ルーメンにせずとも十分に使えます。(使用例は後述あり)

「EX-000R」は長押しで明るさの調整ができます。

3色ともボタン長押しで明るさを調整できるので、シーンによって好きな明るさで使えるのも便利。残電池の節約にもなります。私自身、1000ルーメンに惹かれて購入したものの、最初のお試し点灯のみです。

 

最大にせずとも、十分に明るいのです。

少し弱くして手のひらをかざしてみました。

♪真っ赤にに流れるぼくの血潮(ちしお) ~ですね。なんとも頼もしい!

明るさに注目しがちですが「暖色」や「キャンドルモード」も良いんですよ。

暖色やキャンドルモードは優しい灯り

「暖色」「キャンドルモード」は期待していなかったのですが、これが案外良い。

「暖色」は最弱で300時間(約12日間)。「キャンドルモード」は150時間(約6日間)も使えます。災害時に頼もしい灯り。

 

以下は、少し日が暮れてきた状態で「暖色」を使っています。

少し薄暗くなったテーブルの上に置いて、夜のとばりが下りる余韻を味わう

鳥が鳴いて巣に帰っていき、夕陽が朱色やピンクに染まり、だんだんと温度が変わってきた。さてそろそろ夜の宴を・・・なんて時に白い灯りではシャープすぎる。

のんびりしたいなら、じんわり優しい灯りが良いのです。オイルランタンの優しさには及ばないけれど、夜に向かって周囲を照らす第一段階として。

キャンドルモードは、光量がランダムに変化し、ろうそくの炎のようなゆれを再現する機能。ちゃんとゆらぐ!LEDランタンの進化に驚く。良い雰囲気ですよ。

 

木々が黒く見えてきた夕暮れに。

ボタンを押せば白色や昼白色になります。

置き方で明るさが変わる

上に吊るす場合、上下どちらの向きで使っても大差はありません。持ち手を使うか、底に内臓されたハンガーフックを使うか状況で決めれば良いでしょう。

目線よりも下、あるいは卓上で使ってみると、これが大きく違う。

置き方で灯りの広がりが変わります。

テーブル面を明るくしたい場合は、ひっくり返して使うと効果的です。内臓されている反射板(とんがり)に当たって周囲を照らしているのが良く分かる。

上下とも分厚いラバーが凹凸になってついているので、滑りにくくなっています。

ひっくり返して置いても、持ち手が邪魔にならないようにデザインされていて感動してしまう。

 

では、他のランタンと明るさを比較してみましょう。

200ルーメンのenkeeo電撃殺虫器ランタン(LEDモスキートランタン)との比較

上画像は200ルーメンのenkeeo電撃殺虫器ランタン(LEDモスキートランタン)との比較。

ジェントスパワーバンクランタンEX-000R」は「暖色」モード。暖色といえども、最大450ルーメンまで明るく出来るので、コンパクトなキャンプやテント内で十分に活躍しています。

 

以下は、夜に闇に包まれるキャンプ場にて。

  • タープ外:ピコグリル398で焚火
  • タープ上:enkeeo電撃殺虫器ランタン(LEDモスキートランタン)2個
  • テーブル:ジェントスパワーバンクランタンEX-000R

かなり明るい雰囲気。テーブルに強い灯りを置いたので、遠くのベンチまで見えています。強い灯りをどこに置くかで、雰囲気が変わります

 

200ルーメンのモスキートランタン2個使いもあなどれません。

上に2個吊るし、やんわりと周囲を照らすのも良い方法。しっかり虫も捕獲してくれるし、ジャブジャブ洗えます。夏は特に欠かせません。

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今度はタープ上に吊るし、テーブルにオイルランタンを追加。

  • タープ先端(画面左):ジェントスパワーバンクランタンEX-000R
  • タープ奥・手前:enkeeo電撃殺虫器ランタン(LEDモスキートランタン)
  • テーブル上:フュアーハンドランタン(オイルランタン)

 

車に行き来するので、車側に「ジェントスパワーバンクランタンEX-000R」を吊るしました。1000ルーメンまで上げていない状態ですが十分です。

テーブル上のフュアーハンドランタンは雰囲気作り。周囲が明るくても、ちゃんと存在感があります。これも欠かせないランタン。灯りの役割が違います。

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明るさはこのあたりにして、次は「USB充電と充電池」について。

USB充電と充電池

手軽に長く愛用できる!USB充電・単一電池・充電池交換

  • 充電時間:約6時間
  • 充電回数:約300回
  • 単一電池でも使える
  • 充電池は交換できる

充電が必要な時は、目安と充電状態を知らてくれるインジケーターが付いています。

このスペックをどう捉えるかは個人差があるでしょう。

充電回数300回は、週末キャンパーならば数年使える計算。使用頻度を考えたら、個人的には許容範囲内です。そして常にLED充電が出来る環境とは限らないので、電池でも使える仕様は頼もしい。

充電池が内臓ではない点も良いですね。交換すれば長く愛用できます。

充電池交換方法はシンプル

底をクルッとひねって取ると、こんな風になっています。

ミッキーマウスのような形の充電池が見えますね?

 

このまま斜めに傾ければ外れます。

充電池や本体底には突起がついています。突起を入れないと充電池をセット出来ない構造になっているので、充電池をセットするときに、向きや位置に困ることはありません。

 

充電池を取った後はこんな感じ。

ここに単一電池も入れて使えるよ!というわけです。

 

充電回数が300回を超えても、正規品があるので安心。

交換すれば繰り返し使えます。

ボディ

濡れてもOK!10メートル落下に耐えるタフなボディ

これまでザっとボディの良さに触れてしまいましたが、一応もういちど。

片手で持てる大きさと重さ(約680g)。コンパクトながら安っぽさがありません。しっかりタフな印象。上下とも分厚いラバー(ゴムのようなもの)に包まれています。

アウトドアでは、突然の雨や思わぬ衝撃があったりしますから、この耐久性は嬉しい。

メーカーによると10メートル落下でも大丈夫とのこと。キャンプでは現実的にそこまで高い位置に吊るさないので十分なスペックと言えます。

 

DCのIN、OUT部分にも肉厚なゴム製のカバーがついています。

IN、OUTが同じ場所にあるので、暗くてもあれこれ迷わない。シンプル。

フル充電して持ってって4日間使用(コールマンの分割ライトと併用)し、最後には携帯電話の充電もできました(フル充電ではないですが)。予備で電池持ってってましたが使いませんでした!
引用:amazon

モバイルバッテリーとしても使えるとは、緊急時に有難い仕様です。

 

持ち手(ハンドル)もよく考えられているんですよ。

持ち手(ハンドル)とフックが便利!上下で吊るし方を選んで使える

吊るし方を2通り選べるのも、個人的に嬉しい点。

持ち運ぶときには大きな持ち手。

持ち手はたっぷり余裕があるので、太い幹にも吊るせます。

この持ち手。工夫されていて、下げるとランプの底辺に沿うようにデザインされているのです。持ち手だけが浮いてしまう事が無いので、他の荷物と干渉しにくい。

 

ひっくり返すと底にフック。

 

このフックは、ちょっとした場所に吊るすときに便利。

 

私はよく小川カーサイドタープALの穴に使っています。


▲黄色く囲んだ部分に吸盤用の穴がある

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コンパクトだから持ち出しやすい

大きさの目安に、enkeeo電撃殺虫器ランタン(LEDモスキートランタン)、カセットガス缶(猫ちゃんカバーは100均セリア。冬のキャンプ用にカバー装着)と並べてみました。

こうやって比較すると、コンパクトさが良く分かります。ほぼ、カセットガス缶と高さが同じ。片手で持てるコンパクトなランタンです。

 

最後に、気になった点も触れておきます。

ちょっと気になる点は2つ

  • 最大ルーメンでの使用時間が短い
  • 灯りのボタンが1つ。切り替え時に手間を感じる

最大ルーメンでの使用時間が短い

最大1000ルーメンで使いたい方には、正直オススメできません。3時間しか使えないためです。

明るさを重視したいのならば、1300ルーメンで7時間使える「EX-1300D」も優秀。ただし「EX-000R」よりも重く、耐久性のこだわりはありません。

とはいえ・・・

先ほども触れましたがキャンプで1000ルーメという強烈な灯りが必要か?と疑問です。例えばグランピング、大きな倉庫となると違ってくるでしょう。これは使う目的によりますね。

ボタンが1つ。切り替え時に手間を感じる

ボタンが1つしかないシンプルさは、暗い時でも使いやすいというメリットがあります。ただ・・・暖色から白色へ切り替えるときに、慣れるまで目がチカチカしてしまう。

これが唯一気になる点。使いたい明るさまで、ギューッと手で押し続ける必要があります。これは慣れです。

防災やメインの灯りにおすすめ!ジェントスパワーバンクランタンEX-000R

ジェントスパワーバンクランタンEX-000R」をご紹介しました。

私は夜のキャンプが劇的に快適になりました。

 

良かった点は以下の通り。

  • LEDだから手軽に使える
  • コンパクト
  • 最大1000ルーメンの高照度
  • 灯りの色は3種類
  • 暖色モードで優しい雰囲気を楽しめる
  • USB充電・給電できる
  • 単一電池も使える
  • 濡れても落としても安心!耐久性抜群
  • 持ち手とフック付き!上下両方で吊るせる

 

白色で1000ルーメン、昼白色で700ルーメン、暖色で450ルーメンと切り替えが出来ます。それぞれ長押しで、じんわりと明るさを調節できるので、バッテリー節約にもなります。

テーブルに置いて、暖色モード・キャンドルモードにして優しい雰囲気で使うのも良いですよ。カセットガス缶とほぼ同じ高さです。

キャンプのメインランタンとして購入。雰囲気を出そうと暖色系にすると、さすがにガスランタンには全く及びませんが、昼白色はかなり明るく、視認性はガスランタンに迫ると思います。引用:amazon

 

実際使って思うのは、キャンプで1000ルーメンを使うシーンはほとんどないという事。

1つのランタンで強烈に一部分を照らすのではなく、他のランタンと一緒に使ったり、置く場所を工夫する方が快適なのです。

テーブルに置けば食卓や地面が明るい。タープの先端に置けば、少し離れた焚き火の様子も分かりやすいといった感じで色々な場所で使っています。

防災用のLEDランタンとして

防災用として備えておくにも十分なスペックです。

  • 「暖色」は最弱で300時間(約12日間)
  • USB充電・給電できる
  • 単一電池でも使える
  • 濡れてもOK(2m防水)
  • 10メートルから落としても耐える
  • コンパクト・軽量(680g)で持ち出しやすい

 

内臓電池を交換すれば、長く愛用できるのも嬉しい点です。

キャンプのメインランタンにおすすめです!

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