我が家は軽キャンピングカーインディ108で車中泊やキャンプをします。そこで、専用のカーサイドタープを調べたところ、目的やシーンによって使い分ける事で快適になると感じたのです。
カーサイドにタープを使う目的は?
カーサイドタープを使いたい目的は何でしょうか。
カーサイドタープはどれも似たような使い方だと思っていたのですが、車の乗り入れ可能なキャンプ場で使う、車の心配をせずに横でゆったりと過ごしたい、子供のスポーツ観戦に・・・と、実は色々ですよね。
使う目的とシーン(場所や状況)によって使い分けないと、せっかくの性能を生かせないことになります。
カーサイドに日陰を作ってのんびりしたい
我が家の場合はカーサイドで調理をできるような「日陰」が欲しい。
そこで、ヘキサゴンタープ(上画像の一枚布)を使ってカーサイドに日陰を作れば簡単だと思っていたんですよ。ところが・・・。ペグが打てない硬い地面、強風、炎天下での作業でヘトヘト。
日陰を作りたいだけだったのに、1時間ほど無言で作業して楽しい気分も半減してしまいました。毎回こんなに汗だくでタープを張るだろうか。ペグを打つ頻度はどのくらいだろうかと思ったわけです。
誤解の無いように補足しますが、このヘキサゴンタープは万能な使い方が出来るので、1枚あると便利なんですよ。防災時やキャンプ中の突然の雨にも役立ちます。
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軽キャンピングカーでカーサイドタープ(カーサイドオーニング)を使うシーンを考えてみる
使用頻度の高さ、目的、使うシーンを考えて、市販のカーサイドタープをチェックしてみたところ、やはりロゴス、小川キャンパルがとても良かったのです。
以下に3種類ご紹介します。
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ロゴスのカーサイドオーニング(カーサイドタープ)
photo by ウィンズショップ
ワンボックス、ミニバンに簡単に設置できると好評のタープ。フルメッシュにすると横からの風や陽射しをかなり遮ってくれる仕様です。プライバシーも守ってくれます。
3方向から出入り自由。天候や条件で表情を変えられるところが魅力的。
photo by ウィンズショップ
細かい点ですが、スカートがついているのもオススメなポイント。下からの雨水や害虫が入りにくい。ランタンフックも付いているので、のんびり過ごしたい時にも便利です。
ロゴスのカーサイドオーニング(カーサイドタープ)
総重量:(約)4.9kg
組立サイズ:(約)320×250×190cm
収納サイズ:(約)20×20×63cm
主素材:[フレーム]グラスファイバー
[フライシート]難燃性ポリエステルタフタ(耐水圧2000mm、UV-CUT加工)
[メッシュ]ポリエステル引用: ウィンズショップ
秋冬のんびり滞在向き
このカーサイドタープは、キャンプ場や広い場所で何時間もゆっくりしたい時に活躍するだろうなという印象。しっかりペグを打ち、一晩そこで過ごすというような。メッシュ越しの景色も広いです。
サイドクローズは虫よけに良さそうですが、隙間は開いています。虫除け目的で選ぶには厳しいので注意。出入りするときにも入ってきます。
この構造は、秋冬の寒い時期にも良いですよね。キャンプ動画では、タープ内に小型のストーブを置いて暖をとっている方もいらっしゃいました。
広々空間!小川キャンパルのカーサイドリビングDX
photo by marue outdoor
先ほどのロゴスのように3方向で入り自由にできる「カーサイドリビングDX」が出ています。これがかなりカッコいい。ロゴスに比べるとクローズ時でもサイドは大きく開いています。
ポールを使ってカーサイド以外でも使えるのも良いところ。車高170~200cm程度の車輛、固定部分の幅は200cm程度必要なので、ある程度車種を選びます。
オールシーズン対応のリビング感覚向き
カーサイド以外でも使える点は大きいですね。ロゴスと同じようにスカートが付いています。
のんびりゆったり広々。気持ちが良いタープ。2人で贅沢空間を満喫。家族向けやグループ、複数人数にも使えます。
車種を選ばない!ペグを打てない場所でも使える!小川キャンパルのカーサイドタープAL
photo by アイネットSHOP
先ほどのリビングDXよりも車種や人数を選びません。軽キャン(軽自動車)でも使えます。そして、私が注目したのはペグを打てないコンクリートにも、サッと設置出来ること。
ペットボトルや石を入れられる袋もついています。
軽量コンパクトで扱いやすい
重さは2.5キロ。軽量なので車に積んでおいても収納に困りません。女性ひとりでも設置できると好評です。
花火大会、海水浴での日除けに使う方もいらっしゃいます。キャンプ用というよりは日除けメインで使っている方が多い印象。
春夏ちょい滞在向き
ちょっと注意する点としては、風のある日には車との連結部がばたつくことがあります。タープ用吸盤フックを別にもう1つ追加して使うことで回避。
手軽に張ってお茶して、サッと片付ける。そんな風にも使えるタープですね。
カーサイドタープは目的と使用頻度で使い分け
タープを張った場所でどのくらい滞在するのか、どこで使うのか、季節はいつか。手軽なカーサイドタープですが、目的と使用頻度で使い分けですね。
今回ご紹介したタープを、誤解を恐れつつ順番に語ると・・・
- ロゴス:ソロ~少人数。キャンプ向け。
- 小川キャンパルDX:アウトドア用リビングとしてゆったり
- 小川キャンパルAL:1~2人。簡単日除け・小休憩向け。
といった印象。お天気の状況もあるでしょうし、ゆったり使うか、こじんまりと使うかによっても変わってくるかと思います。
例えば、小川キャンパルALは休憩用だけでキャンプで役立たないか?というとそんな事はありません。車で乗り入れ可能な場所やキャンプ場で活躍します。
追記(2018.10.16):小川キャンパルAL購入
検討した結果、まずは小川キャンパルALを購入。
雨上がりの地面にもサッと設置できました。アスファルトのような硬い地面でもOK。
吸盤取り付けに不安があったのですが、ゴムを使うことで風の抵抗クリア。車に付けず、単独でも使いやすいのでおすすめですよ!使用感は以下の記事へどうぞ。
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夫婦2人なので、まずはこじんまりした小川キャンパルALを選んだのですが、今後キャンプ頻度が増え、3方向からの視界を遮りたくなったらロゴスや小川キャンパルDXを検討しても良いかなと考えています。
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