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2020年新製品コールマンテントツーリングドームST+!何が変わる?問い合わせた結果

キャンプ道具
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2020年春に「ツーリングドームST+」が登場します。人気のコールマンテントツーリングドーム。これまでと何が違うのでしょう。

コールマンは2018年から「ダークルーム™テクノロジー」を取り入れたテントを販売開始しています。これが、STにも採用されるのです。ダークルームって?インナーの色が変わるのでしょうか!?

お馴染み「ST」と、新登場する「ST+」を比較。疑問をコールマンに問い合わせてみました。

2020年新製品!「コールマンテントツーリングドームST+」はダークルーム™テクノロジー採用


photo by コールマン

 はじめに
コールマンテントツーリングドームSTとST+って何が違うの?比較しながらチェックしたい!という方におすすめな記事です。

STとST+のスペック比較

コールマンテントツーリングドームは、メッシュ窓が前後にあり、前室が広い事から人気がありますね。

芸人ヒロシさんのYouTube動画「ヒロシちゃんねる」でもおすすめテントとして紹介されました。ソロキャンプをするのに最初に購入したテントとの事ですよ。

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そんな人気テントが「ツーリングドームST+」として進化する。2020年春に新スペック搭載!となるのです。何が変わるのでしょうね。

 

まずは、コールマン2020年カタログにて従来のSTと比較

変更点をマーカーしました。

ST(1~2人用) ST+(1〜2人用)
サイズ 使用時:
約210×120×100(h)cm
収納時:
約直径23×54cm
使用時:
約210×120×100(h)cm
収納時:
約直径19×49cm
重量 約4.4kg 約5kg
定員 1~2人 1~2人
耐水性 フライ:約1,500mm
フロア:約1,500mm
フライ:約3,000mm
フロア:約1,500mm
 材質
  • フライ:75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
  • インナー:68Dポリエステルタフタ
  • フロア:75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール)
  • ポール:(メイン)FRP 約直径8.5mm/(フロント)FRP 約直径9.5mm
  • フライ:75D ポリエステルタフタ(ダークルーム、UVPRO、PU防水、シームシール)
  • インナー:68D ポリエステルタフタ
  • フロア:75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール)
  • ポール:(メイン)FRP 約直径8.5mm/(フロント)FRP 約直径9.5mm
仕様 前室、メッシュドア、ベンチレーション、ストームガード、メッシュポケット 前室、 メッシュドア、ベンチレーション、ストームガード、メッシュポケット、クリアルーフウィンドウ
付属品 ペグ、ロープ、キャリーバック

ツーリングドームST+で何が変わる?問い合わせた結果

表だけでは何となく、ふ~んという感じですね。

変更点を抜き取ると以下の通り。

 

ツーリングドームST+変更内容

  • 収納時:約直径23×54cm → 19×49cm
  • 重さ:4.4kg → 5kg
  • 耐水性:フライ:約1,500mm → 3,000mm
  • 材質:フライにダークルーム追加
  • 仕様:クリアルーフウィンドウ追加

これらを詳しく見てきましょう。

疑問点は、コールマン カスタマーサービスへ問い合わせました。

収納サイズが少しコンパクトになる

収納時:約直径23×54cm → 19×49cm

ほんの少し小さくなってる!でも、ダークルーム™テクノロジーを採用したら、生地が分厚くなるのでは?と。問い合わせてみました。

 コールマン カスタマーサービス回答
収納時は従来のSTよりも少し小さくなります。これは生地から採寸したサイズです。ツーリングドームはバイクに積まれる方もいらっしゃるので、数センチの違いでも必要な情報だと認識しております。

小さい方が良いって分かってくれてる。

ちょっとでもコンパクト化されるのは有難いですね。

更に0.6キロ重くなる!

重さ:4.4kg → 5kg

残念!更に重くなっちゃう!収納サイズは小さくなったのになぜ?

 コールマン カスタマーサービス回答
おっしゃる通りです。申し訳ございません。ダークルーム™テクノロジーの素材、コーティング部分が主な原因です。

仕方ない。残念だけどここは予想通り。とはいえ、もう1つ大きなサイズのツーリングドームLXは5.6kgです。それより少し軽いんだ!と思う事で良しとしましょう。(無理やり納得)

フライの耐水性の数値が倍!3000mmへ

耐水性:フライ:約1,500mm → 3,000mm

1,500から3,000って、数字だけ見ると「倍」ですね。この耐水の数値ってどんな感じでしょうか。

ロゴスまめ知識で分かりやすい記述を見つけました。

耐水圧とは、生地に染み込もうとする水の力を抑える性能数値のことで、1cm四方に水柱を立てて、何mmの高さまで生地が耐えられるかを示したものです。

私たちがふだん使う一般的な傘の耐水圧は、250mmほど(※)。つまり、傘の生地1cm四方に250mmの水柱を立てても、水漏れをしないことを意味します。

単純に考えると、テントのフロアシートの耐水圧が3000mmだとすると、傘の生地を12枚重ねた時に匹敵する耐水圧を持っていると言えます。突然の雨が降ってもテントで安心してすごすためには、耐水圧の機能はとても重要です。

引用:ロゴスまめ知識

※雨傘は250mm以上、晴雨兼用のは150mm以上が JIS規格の基準になっています。

 

これは頼もしくなりましたね!口コミで、耐水性がもっと欲しい~という声もチラホラありました。嬉しい変更点です。

ただ・・・この数値は初期値。繰り返し使うと劣化していくので、数値の良さに頼らずお手入れは大事かなと思います。

私は軽キャンのポップアップルーフに「ロゴスの強力防水スプレー」を使っています。これ、なかなか良いですよ。

フライにダークルーム™テクノロジーを採用

材質:フライにダークルーム追加

フライにだけ「ダークルーム」が採用されています。

ここで疑問が芽生えるのです。

カタログによると、ST+は「日光による温度上昇を抑え 涼しくぐっすり眠れるコンパクトテント」となっています。インナーテントの素材や色の変更はないのでしょうか。

 コールマン カスタマーサービス回答
インナーテントの素材や色の大きな変更はありません。インナーテントの色は従来通り白です。ダークルームはフライシートにのみ採用となります。

インナーテントの色は白のままだった!お部屋感はそのままという事。サイズも同じですからね。

そして、大きな変更はない=ちょっとした変更はあるという事。・・・申し訳ないですが、ここは聞き漏らしてしまいました。分かり次第追記修正します。

クリアルーフウィンドウ追加

仕様:クリアルーフウィンドウ追加

上画像が「クリアルーフウィンドウ」です。

インナーから光を取り入れられるというもの。

 

既に採用されているテントは以下の通り(2019年12月現在)。

クリアルーフウィンドウ採用テント

  • タフドーム/3025+
  • エクスカーションティピー/325+
  • クイックアップドーム/W+
  • クイックアップドーム/S+

 

この「クリアルーフウィンドウ」ってどこに付くのでしょうね。天井でしょうか。

以下は私の「ツーリングドームLX」。天井を見上げるとこんな感じです。ここがベンチレーションの役割もしています。

天井のこのファスナーを開けると、フライシートの布地が見えるわけです。

ST+になると、インナーの中から空が見えるの!?天井から明かりを取り入れるの?と思い、問い合わせました。

 コールマン カスタマーサービス回答
インナーテント側のクリアルーフウィンドウの位置は、リア側メッシュ窓の上に追加になります。インナーテント天井はこれまで通りベンチレーション。天井ではなく、リア側から明かりを取り込む形になります。

天井のベンチレーションから明かりを取り込むのではなかった。

しかし・・・上画像で分かるように、リア側メッシュ窓の上にそんなスペースあるのだろうか。やはりベンチレーションの一部を使うのではないか?と疑ってしまう。

問い合わせた時には、「データ上での回答になるので詳細は現物を見て欲しい」との事でした。詳細が分かり次第、追記修正します。

 

2020年3月追記

発売後、実際にテントを見てきました。

ポールがクロスする部分の後ろ側に「クリアルーフウィンドウ」が出来ていました。以下画像は入って見上げた様子。

 

けっこう明るい光が入りますね。

 

後ろ側の様子。クリアルーフウィンドウが見えます。

 

それでは、肝心な「ダークルーム™テクノロジー」について見ていきましょう

ダークルーム™テクノロジーとは?


photo by コールマン

コールマンが2018年から「ダークルーム™テクノロジー」を搭載したテントを販売開始。グットデザイン賞も獲得しています。

キャンプシーズンの朝はとても早く、日の出とともにテント内は明るくなり温度がぐんぐんと上昇します。 Dark Room™ Technologyは遮光性に優れた素材で光を90%以上ブロックします。また、日光の透過を防ぐことでテント内の温度上昇を大きく抑えることができます。コールマンのDark Room™ Technologyは、まぶしく暑い早朝に起こされることなくキャンプ時の快適な睡眠をサポートします。引用:コールマン

ダークルーム™テクノロジーの特徴

日光を90%以上ブロック
UV遮蔽率99.99%以上
最大温度差は13.5℃
(コールマンの同等製品テントと比較)真夏でも快適

引用:コールマン

ダークルーム™テクノロジーの口コミ

以下は、クイックアップドーム/W+のAmazonレビューより抜粋

コールマンテント クイックアップドーム/W+ ダークルームテクノロジー採用

  • 設置は何回か練習すれば5分で設置。3分で収納できて、本当にあっという間。もうポールを立てるテントには戻ることは出来ないかも。ダークルームテクノロジーの効果は凄まじく、夏の高温対策機能を謳ってありますが、冬の防寒対策にも十分機能します。
  • 夜中の気温は9度くらいですが、テント内は結構、暖かい。さすが高機能テントだと感心しました。しかし、朝方、テント内が結露がひどく畳む前にタオルで拭き取り、ただ今、布団乾燥機を突っ込んでます。うまく通気よくすれば良かったのか、しかし、夜中は冷えて来たので、そのあたりの調整が難しいと思います。しかし、夏にはまだ使ってないので、またトライして来ます。
  • このテントは朝も眩しく無いので良いと思いますが逆に薄暗い時はテント内に照明が必要になるので少し面倒です。(中略)まだそんなに使ってませんが他の人のレビューにあるように暖かい代わりに結露が多いと思います。ベンチレーションのファスナーがたくさんあるので開けた方がいいでしょう。欠点ばかり書きましたが安価で設営も簡単でポップアップテントとしては作りが良いので気に入ってます。

Amazonカスタマーレビュー

クイックアップドーム/W+とツーリングドームST+は構造が大きく違います。参考程度に捉えてください。

コールマンツーリングドームの魅力

比較と特徴が終わったところで、最後にコールマンツーリングドームはST・LXをご存知ない方のために。

ちょっとだけ良いところ、残念なところを紹介しておきます。

良いところ

  • 設営しやすい:ポールポケット式。すぐに骨組みが出来上がる。
  • 暑い日も快適:メッシュドア(窓)が前後にある。通気性が良い。
  • 結露を防ぐ:フライをかけて使う。気温差の大きな冬でも結露しにくい。
  • 虫の侵入を防ぐ:インナーテントのファスナーは全て閉じる。快眠できる。
  • 前室で寛げる:前室が広い。バイクの屋根変わりとなるスペースがある。

 

残念なところ

  • 重い:STは4.4kg・LXは5.6kg
  • 大きい:ツーリングと名前が付いている割に大きい。

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ツーリングドームLXの良さを実感!天気が急変しても快適なサイズと構造だった

まとめ:更なる進化を遂げる!2020年新製品「コールマンテントツーリングドームST+」

コールマンツーリングドームSTとST+の比較、特徴などの紹介でした。

ST+で変わる点は以下の通り。

  • 少しコンパクトになる:約直径23×54cm → 19×49cm
  • 重くなる:4.4kg → 5kg
  • フライの耐水性が倍になる:約1,500mm → 3,000mm
  • フライの材質が変わる:フライにダークルーム採用
  • フライ・インナー仕様が変わる:クリアルーフウィンドウ追加

 

コールマンへ問い合わせたところ、インナーテントの素材や色は、ほぼ従来通りとの事でした。

そして、ダークルーム™テクノロジーは、口コミによると換気に慣れるまでちょっと大変なようですね。とはいえ、テントの居心地を変えてくれる素材に今後も期待が高まります。

 

公式サイトでは、ツーリングドームSTのカモフラージュ柄フライシートのみを販売しています。なので、ひょっとしたら今後、ST+のフライシートだけを販売する可能性もありますね!(これは私の希望)だってすでにインナーをお持ちの方が沢山いらっしゃるのだから。

更なる進化を遂げる、2020年新製品「ツーリングドームST+」のご紹介でした。

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