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冬のポップアップルーフで愛犬と車中泊!ダイネットとの温度差は?おすすめ寒さ対策

キャンプ道具
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軽キャンピングカーインディ108を購入して、初めて冬を迎えました。気になっていたのが、冬にポップアップルーフで眠れるのか?という点。我が家はFFヒーターを付けませんでした。実際に就寝してみると色々と感じるものがありました。

インディ108のポップアップルーフベッドってどんな感じ?

上画像は我が家の軽キャンピングカー。ポップアップルーフは車上、三角形部分です。

素材はテント生地で、車のボディと隙間なく繋がっています。断熱材は入っていないので、テント泊に近い環境です。

 

まず、ポップアップルーフってどんな構造なの?という方の為に、展開の様子や素材を少しご紹介。すぐに冬の様子を御覧になりたい方は、冬のポップアップルーフで車中泊して感じた寒さと対策 へどうぞ。ページジャンプします。

ポップアップルーフのベット展開はとても簡単

上画像はダイネット(リアシート側)の様子です。四角い窓はリアガラス。

画像の上の方にバンドと取っ手が見えるでしょう?バンドは金具で引っ掛けてあるだけ。片手で外せます。走行中、このバンドは必ず上画像のようにロックしておきます。

バンドを外したら、取っ手を持ってギューッと上に持ち上げるだけ。

 


▲バンドのロックを外して


▲取っ手を持って


▲上にぎゅーっと持ち上げる

上画像にチラッと見える曲線部分は、メッシュ窓です。ファスナーで開閉可能で、閉めれば雨が吹き込む事はありません。ただし長い時間強い雨がかかると、じんわり染みてくる事があるようです。私はまだ未経験ですが。

ポップアップを上まであげてしまえば、自力で引っ張らない限り閉じてしまう事はありません。強風の中でも勝手に閉じることはありませんでした。

ぎゅーっと上げるだけで、あっという間に広い空間の出来上がりです。

ダブルベットサイズのスペースが出来上がる

取っ手を持ち上げると、こんなスペースが出来上がり。2100×1170mmあります。ダブルベットサイズです。

使用感の詳細は以下へどうぞ。

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冬のポップアップルーフで車中泊して感じた寒さと対策

上画像は春夏の様子です。

手前のマットがある側は私、扇風機側は愛犬のスペースに。こんな感じで、床が硬く感じないように工夫すれば、けっこう快適なのですが・・・冬になると少々変わってきます。

今回は愛犬の身体の負担も考えて、寒さ対策をして就寝しました。

就寝時のダイネットとポップアップルーフは何℃違うの?

▲ベット展開したダイネット

まず、一番気になるのが温度です。

ベット展開したダイネット(1階)とポップアップルーフ(2階)の温度差はどのくらいなのでしょうか。愛犬は身体が小さいので、出来れば断熱効果の高いダイネット側で就寝させてあげたいのですが・・・諸事情でそうもいかず、気になっていたのです。

外壁パネルの断熱効果、知りたかったのです。

断熱効果の高い外壁パネル

インディの外壁パネルは上の断面構造になっています。

この外壁パネルは、ヨーロッパのキャンピングカーと同じ素材です。でも、それは大型車だからこそ生きるのではないか?小さな軽キャンピングカーに搭載して、どのくらい恩恵があるのでしょうか

ダイネットとポップアップルーフの温度差は3℃前後だった

▲12月2日、朝7時頃の温度。

【12月の神奈川県にて。車中泊後の朝】

  • 外気温度:8℃位
  • ポップアップルーフ:10.9℃
  • ダイネット:14.1℃

という結果。この後何度か測りましたが、ポップアップルーフの方が2℃~4℃低くなりました。夏は逆にポップアップルーフの方が少し温度が高くなると思います。

気象条件によっても違うでしょうし、雪が降る地方でも違ってくると思います。温度差は参考程度になさってください。

 

ポップアップルーフの壁は「布」なので、温度差があるのは当然なんですけども。

とはいえ、外壁パネルの効果は有難いです。エンジンを切っても、車内がすぐに冷えませんでした。この仕様・・・実は夏は逆にしんどいので、自作のベンチレーターで空気を入れ替え&扇風機を増やした事で解決しました。

軽キャンの場合、FFヒーターオプションよりもベンチレータや冷却関連を強化した方が良いのではないかな?と個人的に思います。

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外気温度8℃時のポップアップルーフ体感と寒さ対策グッズ

私一人ならば、冬用の寝袋と床のクッションだけでOKと思います。今回は愛犬が一緒なので以下を使ってみました。こんなに沢山必要ないので、参考にならないと思いますが、一応書き出します。

愛犬と一緒に使った、冬のポップアップルーフ泊グッズ

  • 厚手レジャーマット
  • ムーンレンスのエアーベット
  • アルパインのブランケット(クッションになるタイプ)
  • キャプテンスタッグの夏用シェラフ
  • 電気毛布
  • 枕など

ブランケットと電気毛布以外は春夏で使っていたものです。これじゃなきゃダメ!って事はありませんよ。首元・肩・足元を冷やさないようにする事がポイント。テント泊と同じイメージです。

愛犬と一緒に暖かい電気毛布で寝ました。懐に入れてあげたところ、小さなイビキをかいて寝てくれました。うっとりとした表情で甘えてくれたので、安心して眠ったかな?と思っています。


▲電気毛布に入ってうっとり

大活躍!アルパインのフリースブランケット

電気毛布の次に役立ったのが、アルパインのブランケット。これ、すごく良かった。暖かくて心地良い。そして、寝る時だけでなく応用が効くのが嬉しい。

テントに持ち込んでリラックスしたり、クッションや枕として使えて便利です。


▲専用袋に収納するとコンパクトになる


引用:Amazon

このブランケットは、以下の2つの異なる発熱機能を併せ持つNEWハイブリッド素材を使っているそうです。

  • 身体から発生する水蒸気を吸収して熱エネルギーに変換
  • 太陽からの赤外線を吸収して熱エネルギーに変換

うん、なるほどと思う手触り。柔らかいフリースがモフモフ・ふわふわ~でほんわか幸せ気分になります。2枚重ねで縫い合わせてあります。内側を引っ張り出すとこんな感じ。

サイズは100×180センチ。お布団として使う場合は、身長の大きな方にはちょっと小さいですね。すっぽりかぶるというよりも、冷えやすい首元やお腹、足元に使うと効果的。

私は電気毛布の内側に使ったところ、暖かい空気の層が出来て心地良かったです。

 

毛布を持ち込むと車の中で収納に困るけれど、このブランケットは専用袋に入れて車の中に置いておけば、ちょっとしたアクセントにもなります。サッと広げられますよね。この冬、軽キャン旅に追加購入して良かった!と思うグッズのひとつです。

カラーはネイビーとグレーの2色。図柄がアウトドアっぽく、ちょっと北欧風で素敵です。

冷気はどこが一番感じるのか?

おすすめグッズの紹介はこれくらいにして・・・。

実は、ポップアップルーフで寝ていてここが冷える!と思った箇所があります。車のボディとポップアップルーフ布部分のつなぎ目。以下の黄色で囲んだ部分です。


▲つなぎ目から冷気を感じる

黄色で囲んだ部分を覆うように荷物を置いたり、銀マットを敷くのも有りかな!という印象。暖かい空気は上にあがるのでそう思ったのかもしれませんが。

ポップアップルーフは冬でも天候と装備次第で快眠できる

今回は、外気温度が8℃くらいの夜に車中泊した際の体感と寒さ対策について記事にしました。

冬のポップアップルーフ泊は、人間だけならばマットと冬用の寝袋があればOKだなと。念の為に繰り返しますが、これは条件によります。氷点下になる寒い夜や、雪の日はまた別です。

温度以外でポップアップルーフ就寝時に気になる点

軽キャンピングカーを検討されている方のために、個人的に気になる点もあげておきます。

温度以外でポップアップルーフ泊時に気になった点

  • 長雨の日は水分が染み込んでくる可能性がある
  • 風が強い日は車が揺れる
  • 外の音がそのまま聞こえる
  • ルーフのメッシュ窓を閉めると暗く風通しが悪い

これらの点、最初は戸惑いましたが慣れてきました。

住めば都ですね。キャンピングカーに居る喜びの方が勝ってしまい、だいぶ気にならなくなりました。不便さも楽しめてしまうのがキャンピングカーの良いところです。

部屋感はダイネット、テント感はポップアップルーフ

ダイネット側との温度差は3℃前後でした。断熱効果の高い壁で囲まれたダイネット側は部屋で就寝するイメージ。ポップアップルーフはプチテント泊といったイメージです。

車内で電気毛布を使う事がこんなに快適とは思いませんでした。車にポータブル電源があると安心だなと思います。それが無理な場合は冬用の寝袋を。コンパクトになるのでおすすめです。春夏用をお持ちならば、重ねて使うとより快適です。

 

ポップアップルーフは冬でも環境次第で快眠できると実感した車中泊でした。今後も楽しくキャンピングカーで愛犬と旅をしたいと思います。

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