キャンプで麻紐を切ったり、小枝を削いだりするときにモーラナイフを使っています。でも、食材を扱うナイフは別に用意したい。そこで「オピネルナイフステンレス#9」を購入しました。
お皿や鉄板の上で食材を切る時に丁度良い。#9は手に馴染んで使いやすいサイズでした。包丁とはちょっと違う手軽さです。
ロマン感じる美しさ!オピネルナイフステンレス#9
美しくて機能的。ロマン感じるナイフです。オピネルの部品はすべてフランス国内製で、熟練した職人の精密な手作業で作られているそうです。
店頭で色々なサイズを手に取って#9を選択。大きすぎず小さすぎず。#9は丁度手に馴染むと思ったサイズです。
用途は主に、お皿の上や鉄板の上で食材を扱うため。
食材といっても、例えば大根、玉ねぎ、じゃがいもなどゴロゴロした野菜を下ごしらえをする時は、スノーピークのまな板セットMの包丁を使います。
包丁は包丁の良さがあるので。
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オピネルナイフ#9は、下ごしらえ後や食事時に。
手軽に使うナイフとして丁度良いです。
オピネルナイフは他にも色んなサイズがあるんですよ。私はキャンプ用として#9を選びましたが、小ぶりなサイズもあります。
オピネルナイフのサイズと特徴
重さ | 刃渡り | 特徴・用途 | ||
ステンレス | ハイカーボン | |||
#6 | 34g | 30g | 73mm | 最小サイズ |
#7 | 44g | 40g | 80mm | コンパクト |
#8 | 54g | 50g | 85mm | チーズやパンのカットに |
#9 | 65g | 60g | 90mm | 登山やキャンプに便利 |
#10 | 71g | 71g | 100mm | 料理の他、小枝のカットに |
#12 | 115g | 110g | 120mm | ハムや野菜のカットに |
アウトドアで使うナイフといえばモーラナイフ。そこで刃渡りを比較すると、オピネルナイフ#9の方が1センチ程小さいサイズでした。
なるほど、それで手軽だと感じたのか!と納得(画像は後述あり)。
モーラナイフの主なスペックは以下の通り。
モーラナイフ
- 重さ:101g(ハイカーボンの場合)
- 刃渡り:約10.4cm
- ハンドル素材:ラバー
では、モーラナイフと並べてみます。
モーラナイフとオピネルナイフ#9の比較
大きさが分かるように、Kiriクリームチーズを添えました(これ大好き)。
切り刃(きりは)の広さが違う
モーラナイフとオピネルナイフ#9を並べると、切り刃(きりは)部分の広さが随分違うのが分かります。
モーラナイフでフェザースティック(火起こしを助ける手法の1つ)を作りやすいのは、この広さもありますね。枝に刃を入れやすい。
▼フェザースティック作り
収納サイズと刃の収納方法の違い
収納してみました。持ち手の長さはほぼ同じなのに、刃を収納するとサイズが大きく変わる。
こうして比較すると、持ち手もオピネルナイフの方がコンパクトですね。こんな点からも、オピネルナイフは携帯向きと言えます。
じゃぁモーラナイフは携帯しにくいのか!?というと、そんな事はありません。
折り畳んだりしない手軽さが良いところ。鞘(さや)に入れるだけでカチッと収まる。例えば、腰に鞘(さや)を固定しておけば、片手でサッと収納できます。
しかも、ひっくり返しても刃が落ちない。
モーラナイフは鞘(さや)の中でロックがかかる
鞘(さや)の中で刃が当たらない構造。
そして、ハンドル素材はラバーなので、土が付いた手で握っても気にならない。アウトドアにぴったり!実によく考えられているナイフです。
オピネルナイフはセーフティーロックして使う
オピネルナイフの場合は、使う時も折り畳む時も、セーフティーロックして使います。ロックすれば刃が出る心配がありません。
以下は使う時のロック。
黄色い矢印のように、クルッと回せばロックがかかります。
刃を出してクルッとロック。収納するときはその逆ですね。刃をハンドル内に収納するので、汚れたまま折り畳まないようにする必要があります。
モーラナイフとオピネルナイフ#9の違いは
- 切り刃の広さ
- 収納時の構造とサイズ
- ハンドル素材
といったところですね(厳密には色々違うけれど、ここではざっくり)。
モーラナイフは切り刃が広く、持ち手がラバーで土汚れも気にせず使えるため、アウトドアでは万能ナイフと言えます。でも、携帯するには少々大きい。
ポケットに入れて好きな時に使うのならば、オピネルナイフ。持ち手は木製で、温かみがあります。ロマン感じる小道具といったところ。
モーラナイフとの比較はこのへんにして、オピネルナイフの刃の素材を見ていきましょう。
オピネルナイフの刃はステンレスとハイカーボンの2種類
オピネルナイフの刃は、ステンレスとハイカーボンの2種類あります。
- ステンレス
- ハイカーボン
どちらを選ぶべきか迷ったら、個人的にはステンレスをおすすめします。私のようなナイフ初心者の場合は特に。
ステンレスは錆びないので扱いが楽です。切れ味や研ぎやすさではハイカーボンに多少劣りますが、ちゃんと研げば問題なし。刃の持ちはハイカーボンよりも良いそうですよ。
ちょっと無骨に使いたい、黒錆加工をしたい場合はハイカーボンといったところですね。
携帯して自由に!オピネルナイフステンレス#9はキャンプにおすすめ
オピネルステンレスナイフ#9のご紹介でした。アウトドアで使うナイフといえば、モーラナイフが有名なので、少し比較してみました。
モーラナイフは土がついても気にしない用途に。オピネルナイフは食事時に、またはポケットから取り出して好きな時に・・・といった感じに使い分けすると良いかと思います。
オピネルナイフのサイズは6種類。
刃はステンレスとハイカーボンの2種類あります。
黒錆加工をして無骨に使いたいのならばハイカーボンだけれど、最初に選ぶナイフならばステンレスをおすすめします。私はステンレスにして良かったと感じています。
切れ味は抜群。怖いくらいに切れますよ!
ロマン感じる素晴らしいナイフです。