愛犬とキャンプへ行くと、毎回悩むのが「愛犬の居場所」。特に室内犬の場合、地面に繋いだままでは、地面からの冷えや慣れない環境でのストレスがあると思います。
ここは君の場所だよと、愛犬専用の場所を作ってあげたい。飼い主が多少遠くにいても、安心して過ごして欲しいのです。
ドックコットで愛犬が寛げる場所を作ろう
日ごろ室内で過ごす小・中型犬は「ドックコット」(犬用の簡易ベッド)を検討しても良いのでは?と。甘えん坊の愛犬を家族にされている方へ向けた記事です。
人間の場合は「さぁキャンプ!」となると下準備をして行動するけれど、愛犬にとっては寝耳に水。突然に連れ出され、知らない環境に長時間身を置くわけです。そして、それがいつまで続くのかも分からない。
外が大好き、活発、社交的な性格ならばそれほど心配いらないでしょうけれど、1日中外にいる環境に慣れていない場合は?と。私の愛犬もそのタイプ。
飼い主と一緒の時間は至福でしょう。けれど、焚火をしていたり、準備や撤収の時間は一緒にいてあげられない。そんな時間はどうすべきなのかな?と思うのです。
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アウトドアチェアで寛ぐようになった
そこでキャンプでは、いつも使っているクッションと一緒に、アウトドアチェアのそばに繋いでいました。私は何度も座るので安心するかな?と。
すると・・・いつのまにかチェアで寛ぐようになってきました。
毎回、あまりにも気持ちよさそうに寝てるので、起こすのも気の毒になり、私はRVボックスに座ったりして過ごしています。
このパターン、多くなってきたんですよね。
どうやら少し高い位置の、布張り座面が居心地が良いようです。
おそらく
- 布地の適度なクッション性
- 体重をかけた時のたわみ加減が好き
- いつも飼い主をチェックできる高さ
- 快適な通気性と日向ぼっこ
・・・といったところでしょう。
私が違う場所に座っても同じだったので、飼い主のぬくもりを感じたいという理由ではないようです。
ただ、一般的なアウトドアチェア(座面高さが60センチ前後)は、降りにくいらしい。おろして~!と鳴いて訴える事があります。降りようとすると足元が不安定になるから?か。自宅のソファーは平気ですから。
そこで高さの低いドックコット。
求める条件を考えてみました。
ドックコットに求める条件
- 簡単に畳める
- 座面を洗える
- 座面は丈夫な布製
- 脚は中央結束型
- 昇り降りができる高さ
これらを条件に色々探したところ、スノーピークのドックコットが全ての条件に合いました。私はスノーピーク信者ではないけれど、欲しい条件を探すと行きつく事が多々あるんですよね。
スノーピークのドックコット
photo by Amazon スノーピーク(snow peak) ドッグコット PT-042
スペック
- 材質:フレーム/アルミニウム合金 金具/ステンレス シート/ポリエステル
- サイズ:幅650×奥行650×高さ300mm
- 収納サイズ:幅140×奥行140×高さ800mm
- 重量:2.3kg
特徴は以下の通り
愛犬に優しい特徴
デザインがカッコ良い、素材が良い、機能的なのは当然として。個人的に良い!と思う特徴は以下4つ。
- 身体の重さで自然に沈む
- 座面を取り外して洗える
- 中央結束の折り畳み式
- スノーピークのローチェアと同じ高さ
身体の重さで自然に沈む
まず、ピーンと張っている布では無く、自然にたわむ構造から足やお尻に優しいですよね。
犬はふわふわした素材が好きなので、いつも使っているブランケットなどを敷いてあげると一層居心地が良いのではないか?と思います。
同じスノーピークからドックコットにぴったりな専用クッションもあるけれど、コットに慣れてから検討しても良いですね。まずは自分が寛ぐ場所だと分かって欲しいので。
座面を取り外して洗える
汚れたら取り外して洗えるのも良いところ。案外、簡単に取り外せるタイプって少ないんですよ。泥や虫が付いた足で飛び乗っても気にしないで済みます。
中央結束の折り畳み式
中央結束がなぜ良いかというと、例えばパイプ椅子みたいなフラットな脚だと、大きな砂利の地面では不安定になるから。
人のように体重があれば問題ないけれど、小・中型犬の場合は軽いので。
スノーピークのローチェアと同じ高さ
そして、座面の高さは同スノーピークのローチェアと同じ高さ、30センチに設定していること。このへんがまたスノーピークらしい。全てに統一感がある。
ドックコットに合わせて、ローチェアを揃えたくなってしまいます。
上画像は「スノーピーク(snow peak) ドッグアンカー PT-032 」と一緒に使っている様子。
口コミによると、このアンカーはクルクル回るので絡みにくいそうです。活発なワンコに良いですよね。
なお、高い座面=ダニやノミ除けになるとする意見もありますが、個人的には違うと思います。屋外ではちょっと散歩するだけで、びっしり虫が付く事があるからです(経験済み)。
それよりも、濡れた地面回避、通気性確保、底冷え防止とした役割が大きいです。
ちょっと気になるところ
- 体重15キロ以下まで
愛犬の体重チェックですね。人が間違って座らないようにしなくてはいけません。
口コミ
- 我々人間にはキャンプ時に必ずイスを用意するが、ワンコ達にはせいぜいレジャーシートを敷くくらいでちゃんとした居場所がなかった。このドッグコットはワンコ達も自分の居場所を確保出来てキャンプに参加している感が持ててとても良いキャンプ道具だと思いました。
- 以前からコットが欲しくて色々、他の店のものも探して居ました。他とも価格も大きさもあまり変わりが無いのでこちらの物を購入しました。届いてすぐ組み立てをして犬を乗せてみたらすぐに寛いで寝てしまいました。
- コットを使うと犬もローチェアに座ってる僕達と目線も近くなって安心してる様子でした。ただ15キロ未満の犬の使用を想定した製品なのに犬がコットを離れて居なくなった時にはあまりにも違和感が無いのでチェアと間違えてついつい人が座りそうになってしまいハラハラします。
引用:snowpeak
photo by snowpeak
性格や足腰の状況によってはアウトドア用ペットテントも有効
足腰が弱いシニア犬、多頭飼いの方には、アウトドア用ペットテントも良いと思います。近くにお水を置いてあげられるし、愛犬の気分で、好きな時に入って寛げますから。
我が家の場合は、犬用の簡易ティピーテントを購入して試したけれど、外では全く興味がないようでした。犬の性格によるでしょう。
キャンプをしていると、以下のようなアウトドア用ペットテントを使っている方を何度か見かけました。ワンタッチで使いやすそうです。
私が見た時には、タープの下や大きなテントの中に設置されていました。
キャンプは愛犬も楽しく!一緒に寛げる場所を作ろう
▲アウトドアチェアに飛び乗って景色を眺める愛犬
スノーピークのドックコット、アウトドア用ペットテントをご紹介しました。
最近、キャンプ中に愛犬がアウトドアチェアに飛び乗って寛ぐ事が多くなったので、ドックコットを検討です。
中でも「スノーピーク(snow peak) ドッグコット PT-042 」は、私が求めるコットの条件にぴったり。
デザイン性や機能が素晴らしいのは当然として、
- 身体の重さで自然に沈む
- 座面を取り外して洗える
- 中央結束の折り畳み式
- スノーピークのローチェアと同じ高さ(30センチ)
といったところも良いところ。
注意する点は、体重15キロまでの小・中型犬用であること。愛犬の体重をチェックしてから検討しましょう。
スノーピークの公式サイト、楽天では在庫なしでした。Amazonでは取り扱っているようです。(2020年1月現在)