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軽自動車(軽キャン)のサイドオーニング取り付けを見送った5つの理由

キャンピングカー全般
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軽キャンピングカー購入にあたりサイドオーニングの取り付けをするかどうか悩みました。車体がコンパクトなので日除けグッズを積まなくて良いのは嬉しい。でも、実際のところどうなんでしょう。

サイドオーニングを使う目的、カーサイドタープとどう違うのか、お値段はどうなのかなど色々考えてみました。

憧れのFIAMMA(フィアマ)サイドオーニング

 

サイドオーニングといえば FIAMMA(フィアマ)が有名ですね。日本では圧倒的なシェアを誇り、キャンピングカーにとどまらず移動販売でも良く見かけます。

車上画像は、軽キャンピングカーの見積もりの際に、ワゴン車に付いていたものを見せてもらったもの。このF45(S)という型番はよく見かけるのですが・・・全く知らないので、どんなものかチェックしました。

FIAMMA(フィアマ)F45Sをチェック


photo by ロータスパーツセンター楽天市場店

 

広げると上画像のような状態になります。あっという間に日除けの完成。天幕シート(タープ)のテント出幅が2メートルとか2.5メートルとか色々あるのです。いいなぁ。かっこいいなぁ。シンプルで良いですよね!

テント出幅が広い分だけ日除けも大きくなり、テーブルを置いたときにも涼しいわけですね。

サイドオーニングを軽キャンに付けるとどうなるか

インディ108

 

メリットが素晴らしいサイドオーニングですが、現実も知っておかねばなりません。これを軽キャンにつけるとどうなるか、営業さんに質問しつつ検討しました。

①軽キャンでの日除け効果は?

オーニングはワゴンのように横幅があってこそなんですよね。軽の場合は横幅が小さいのでテント出幅も少ないわけです。

大人2人がテーブルに座るとめいっぱいですし、身体を全部日除けするほどの効果は得られません。海水浴場でみかけるパラソルを使ったような状態に近そうです。どこまで日除けしたいかによりますね。

②軽キャン取り付け費用は?

費用も気になるところ。インディ108の場合、サイドオーニングは2.6メートルで約13万円。ブラケット取り付けで4万円。そこに消費税がが入るので18万強です。

18万円という金額は、FFヒータの次に高額なオプションになります。

③重さはどのくらい?

例えば、FIAMMA(フィアマ)のテント出幅が2メートルの場合は・・・

本体サイズ W263×H13.6×D8.5cm
本体重量 19.5kg
テント幅 247cm
テント出幅 200cm

 

むむ・・・かなり重い!軽自動車に20キロプラスはけっこう厳しい

というのも、我が家が購入した軽キャンインディ108は、断熱材が入ったボディと二重窓、ポップアップルーフテントが標準でついてたり。ノーマルの軽自動車よりもかなり重くなっています。

営業さんが笑いながら「軽で1トン超えてますからね」と軽くおっしゃっていたことを思い出しました。そこに20キロプラスして、あちこち走行するメリットはあるのか・・・と不安が。

④使うシーンは限られる

サイドオーニングは、マナー的に道の駅などでは広げられません。一般駐車場でこのオーニングを広げてくつろぐことは無いのです。

使うとしたら、キャンプ場や森の中などでしょうか。我が家の場合、その回数を考えると案外使う回数は少ないように思いました。

⑤車体の横からはみ出す・破損時の対応

営業さんに、気を付ける点や実際どうなのか聞いてみました。以下のようなデメリットがあるそうです。

  • 車体から出っ張っている。ぶつけて破損に注意
  • 雨風の強い日に使ってテントをしまえないと走行不可になる
  • 湿気がこもる。マメに手入れする必要あり

 

出っ張りがあるのは、他のオプションでも言えることなので気をつけるとして・・・。風の強い日や大雨の時に使うと、破損してしまう事があるのは困りますね。オーニングをしまえないと走行出来なくなり、業者の方を呼んでドリルで車体から外す場合もあるとのこと。

それから、雨や湿気がついたままオーニングを収納するとカビがついたりヨレたりして大変なんだそうです。

要するに・・・強い風や雨の日は使わない。そしてマメにお手入れ出来る人向け。

穏やかな気候のときに頻繁に使うのであれば、湿気がこもることも少ないでしょうけれど、我が家の場合そこまで使い込むシーンは想像できませんでした。

 

そんな事から、カーサイドタープ(カーサイドオーニング)も良いのではないですか?と提案を頂きました。

カーサイドタープ(カーサイドオーニング)で横風や日除けを簡単に

「カーサイドタープ」とは名前の通り、車の横に吸盤で取り付けるテントみたいなもの。色々検討した結果、今のところロゴスのカーサイドタープ(カーサイドオーニング)と小川キャンパルのカーサイドオーニングが候補。

どちらも、ワンボックスカーやミニバン、軽自動車に簡単に装着できるタープです。

ロゴスのカーサイドタープ(カーサイドオーニング)

ロゴスが良いなと思う点は、天候や条件で表情を変えられるところ。

横からの風や陽射しを遮ってくれるし、メッシュで風通しも良い。完全とはいかないにしても虫もある程度は避けられます。重さは5キロくらい。

ワンボックス、ミニバンに簡単に設置できると好評のタープです。フルメッシュにすると横からの風や陽射しを遮ってくれる仕様。プライバシーも守ってくれますね。

 

3方向から出入り自由で使いやすい。


photo by ウィンズショップ

 

スカートがついているのも有難い。下から虫や風が入りにくいですからね。ちゃんと内側にランタンフックもついているんですよ。

ただ・・・サイズをチェックすると、画像でも分かるように車もう1台分くらいのスペースが必要。車を横付け出来るキャンプ場など、広い場所で活躍するタープですね。

小川キャンパルのカーサイドオーニング

小川キャンパルも魅力的。床がコンクリートのような硬い場所でも使える点が嬉しい!ペグを打たなくてもよいので、お子さんのスポーツ観戦に、海水浴に日除けに・・・とキャンプ以外でお使いの方もいらっしゃいます。

▼ペグを使わない時、重さを確保するための専用袋も付属。

 

横からの目隠しは出来ないけれど、サッと出して使える手軽さが良いですよね。重さは2.5キロと軽量。サイズ的にはロゴスよりも小さいです。

3~4人で使うのならロゴス、2人なら小川キャンパルキャンパルってところですね。

プライバシーを守りながら、横からの風を防げるロゴス。構造がシンプルでペグ打ち不要な小川キャンパル。どちらの使い方が頻度が高いでしょうか。

小川キャンパルはロゴスに比べて軽量コンパクト(重さは約半分)なので、手軽な軽キャン2人旅に活躍しそうです。

それぞれの良さがあるので、人数と季節、使うシーンで使い分けですね。

 

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軽キャンのサイドオーニング取り付けを見送った理由

まとめると・・・

軽キャンのサイドオーニング取り付けを見送った理由

  1. 日除け部分が狭い
  2. 設置費用が高い(約18万円)
  3. 軽自動車には重い(20キロ超え)
  4. 我が家の場合使用頻度が低い
  5. 破損時や手入れに不安がある

となります。

我が家は見送りましたが、使い方を間違えず、きちんと手入れ出来るのならば設置しても良いのかなと思います。費用と重さもチェックですね。

季節や状況に応じてカーサイドタープ(カーサイドオーニング)を使い分けるのも良いのかなと思いました。

追記:小川キャンパルのカーサイドタープAL購入(2018.11)

検討の結果、小川キャンパルのカーサイドタープALを購入しました。

軽量・コンパクトで設営(設置)は10分程度。使い勝手がとても良いです。吸盤の使い方が不安でしたが、ちょっとの工夫で快適設営(設置)になりました。ゴムとコードロックを使う方法です。

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吸盤を使わず、単独にタープとしても活躍。

カーサイドタープは、陽射しの角度によって簡単に移動できること、雨に濡れてもその後の手入れが楽なことも嬉しい点です。

サイドオーニング、カーサイドタープ、それぞれ一長一短あります。

使用頻度や使うシーンを考えて購入を決めると良いですね。

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