オイルランタンは、部屋用なのかアウトドア用なのかでデザインがかなり違ってきますね。私が欲しいのはアウトドア(キャンプ、ガーデニング、テラスランプ)用。
オイルランタンとは、タンクにためた燃料をWick(綿の芯)が吸い上げて火を灯すもの。燃料は主に「 ホワイトガソリン」と「灯油(白灯油)」です。虫よけタイプも出ていますね。
色々見ていて、今は以下2社が気になっています。
どちらもドイツ製で、歴史を感じる美しいボディなんですよ!
PETROMAX(ペトロマックス)
オイルランタンで有名なメーカーといえば「コールマン」を思い浮かべる私。ホームセンターでも見かける馴染みのあるランタンです。
ところが先日、YouTubeでヒロシキャンプ(ヒロシです・・・でお馴染みのヒロシさんのキャンプ動画)を観ていたら!何このカッコ良い無骨なランタンは~!!!と目が釘付けになったのです。
メーカーは「ペトロマックス」。使い込まれていて自然の中に溶け込んでいるんですよ。もう一目惚れ。世界で初めて灯油ランタンを作った会社です。
ヒロシさんが愛用しているのは「hl1」で、すでに廃盤になっているので品薄です。最近は「hk500」がよく流通していますね。
廃盤になっても人気の高いHL1
周囲を照らす灯りとしての目的よりも、炎を眺める癒し目的。ポンピングしたりせず、芯に火を灯すだけというシンプルな使い方をするランタン。
このランタンは2015年に廃盤になったそうです。日本製の完璧さに慣れた方には粗悪品と感じてしまうかもしれません。すぐに錆び、傾ければ燃料は漏れる。毎回燃料を抜かなきゃいけないという仕様。
でも、優しい灯りは最高に美しい!だからこそ、手がかかっても欲しい人が多いのかな。これはランプを心から愛する人、又は上級者向けです。
美しい輝きのhk500
こちらも美しい灯りなのでファンが多い。ところが・・・熱が膨張して、陶器製ノズルやガスチャンバーが落ちて炎上する事があるそうで。レビューでも、ステンレスノズルと真鍮製ガスチャンバー、予備のマントルがあった方が良いという声が多いです。
手入れして可愛がりたい人向け。熱量としては大きいので、操作や準備のしやすさに繋がってるようですね。このボディ・・・たまりません。
FEUERHAND(フュアーハンド)
フュアーハンドも人気のランタンですね。風防ガラスの美しさったらもう。ヨーロッパの伝統的なランタンメーカーが作った高級感あふれる逸品です。
このランタンも使い方はシンプル。ストームランタンです。芯に火を灯すだけというもの。
コンパクトなボディながら高性能。初心者でも扱いやすいので、入門編として始めるのも良いかも。カラーも充実していますよ。私はやっぱりスズメッキ仕様狙いです。(後日こちらを購入)
1902年の創業以来一世紀以上にわたり2億台以上のランタンを作り続けており、その確かな信頼性から、これまでヒマラヤ遠征、航海用、またドイツをはじめ世界各国軍隊でも採用されてきました。
風速80mでも消えない特殊構造と、極寒地、風雨に強いSUPRAX製の耐熱ガラスの風防、等の優れた伝統の技術が光ります。
燃焼効率の高さは勿論のこと、炎が安定しており、ススが出にくく、匂いの少ない優秀なバーナーと、燃料漏れを防ぐ、シールが挿入されたタンク、収まりのよいハンドルのロック構造など、ドイツ職人のアイデアの詰まった合理的な逸品です。
スタンダードなスズメッキ仕様と、さらにスズメッキの上に、耐薬品性、耐衝撃性に優れた粉体塗装を施したカラーモデルがあります。
ランタンを使ったことが無い私。まずはストームランタン(灯油やアルコールを燃料としたシンプルな使い方)で慣れてから、ペトロマックスのhk500などを使って「周囲を照らす目的」として使うのがよさそうです。
キャンプでよく見るホワイトガソリン式ランタンは癒しというより「灯り」としての要素が強いですから、次のステップとしたいと思っています。
追記(2018.10.4)フュアーハンドランタンを購入しました
あれこれ迷って、初心者でも扱いやすいフュアーハンドを購入。
このガラスの曲線とデザイン、なんて美しいのでしょう。私のキャンピングカーライフと一緒に年輪を重ね、このスズメッキを味わい深くしていきたいと思います。
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軽キャンに乗せると気分上がります。ゆらぐ炎をどこで楽しみましょうか。あぁ・・・やっぱりカッコいいなぁ!
LEDとは違う優しい灯り。とても癒されます。