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キャブコン軽キャンピングカーの車内温度は?夏の車中泊で体感した暑さと対策

キャンピングカー全般
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「キャブコン」の軽キャンピングカーって車内温度はどうなの?と思っていました。特に断熱材入りのボディは冬と夏ではどう違うのだろうと。

実際に体感してみると色々と思うものがあります。

軽トラックベースキャンピングカーの夏の車内温度は?


▲インディ108と小川カーサイドタープAL

軽キャンピングカーで夏の車中泊を経験。ポータブルクーラー無し、夜中にクーラーを付けずに過ごす旅です。もちろん、それらを使った方が快適ですが、この状況で実際のところどうなのか体感したかったのです。

そこで今回は「キャブコン」の軽キャンピングカーに乗った時の温度や感じた事、「バンコン」との違い、車中泊仕様の車について思う事。

キャブコンとは?

私の軽キャンピングカー「インディ108」はキャブコンです。大まかに言うと、ダイハツの軽トラックベースに居住空間を乗せたもの。

ところで「キャブコン」って何でしょう?私はキャンピングカーに注目するまで知らない言葉でした。誤解を恐れず、下手な絵で表現すると・・・


という感じ。上の絵では「軽トラックの土台」と描きましたが、これが軽トラックでなくとも同じ事が言えます。まさに「部屋を積む」イメージですね。

断熱材入りダイネットで外気温度じんわり

▲インディ108の外壁パネル構造

冒頭で触れましたが・・・私の軽キャンピングカーのダイネット(リアシート側)は断熱材入り。ヨーロッパのキャンピングカーで主に使われている素材と同じです。こんなふうに、外壁パネルを変えられるのは「キャブコン」の良いところ。

面積の狭い軽にこの素材って?と思ったけれど、やはり恩恵を感じました。冬場にエンジンをとめても急激に室内温度が下がることが無かったのです。

熱が逃げにくい。じんわり温度が下がるのです。

そのため、FFヒーターが無くとも冬は比較的快適でした。インディにして良かった!と思う事のひとつです。私は積雪の無い関東ですし、冬に雪山へ行くこともありませんから十分です。

 

ただし・・・その「熱が逃げにくい」という特徴が、夏の暑さではちょっとしんどい。

運転席と断熱材入りダイネットの温度比較

なぜなら、めいっぱい架装した1トン越えのボディを走らせるエンジンが運転席側にあるから。坂道では、がんばれー!とエンジンを応援してしまう。

走れば走るほどに運転席側の床が熱をはなち、足元はホカホカ。ガラスからの直射日光ガンガンとなってしまうのです。(逆に冬は至福となる)

 

上画像は車内に置いた温度計です。9月中旬でしたが、この日は夏日。外気温度は30℃くらいだったかと思います。

  • 運転席側:35℃
  • ダイネット側:28℃

という結果。冬も夏もだいたい5℃前後の差がありました。ダイネット側も外気温度より高めです。これはまずい。

熱を逃がすには?・・・そう。まずは換気!

 

そこで、クリップ型扇風機やベンチレーターを自作して工夫したところ、かなり緩和されたんですよ。とはいえ、体温越えの夏日ではさすがにクーラー無しじゃ無理ですけどね。

この先もう少し工夫しようと思っているところ。

 

話題の冷え蔵も見に行きました。検討中です。

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バンコンとは?

そして・・・同じ軽キャンピングカーでも、車のボディをそのまま使って、車内の一部を変える「バンコン」もあります。有名どころではスズキのエブリィ。バンのボディを生かした車です。

これまた下手な絵で解説すると・・・

といった感じ。バンコンの良いところは手軽さ。車体がキャブコンほど重くないので、エンジンを有効活用出来たり、一見キャンピングカーとは分からないメリットがあります。

ただし・・・バンコンよりも居住空間は狭く、外気温度に影響されやすい。

このあたりが、バンコンとキャブコンの好みが分かれるポイントではないかなと思っています。

 

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車内でフラットにして寝たい!車中泊仕様の車

最近はキャンピングカーという枠にこだわらず、車内でゴロリとフラットに横になれれば良いという「車中泊」目的に嬉しい仕様の車が出ています

中でも、ホンダ軽「N-VAN( エヌバン)」は人気ですね。

 

大きく開く扉で出入りしやすく、車内は完全にフルフラット!


photo by HONDA

これは仕事でお使いの方にも良いですよね。ちょっとした隙間時間に横になれますから。

ただ、キャンプや釣りなどで長時間ここで寝てしまうと、車中飯や荷物の整理、着替えなんかがちょっと大変。

 

そこで「テールゲートカーテン」でプライベート空間を広げる。こんな使い方もいいな!と思います。キャンプ場でよくこの姿を見かけました。車中泊としては1人向けの車ですね。

 

キャンピングカーの居住空間をどこまで求める?温度?寝室の広さ?


▲インディ108のダイネット

今回は、キャブコンの軽キャンピングカーでオールシーズン過ごして感じた事を記事にしました。

キャブコン、バンコン、フラットになる車種、それぞれ別の良さがあります。

軽キャンピングカーを検討されている方は、居住空間をどこまで求めるか?何をしたいのか?何人で乗るのか?を明確にすると選びやすいかなと思います。

キャブコンは車高もチェックしよう

ちなみに・・・インディはキャブコンですが、車高が約2メートルとコンパクト。街中の駐車場に困る事が無いですし、車内空間を色々と変えられるので使いやすいですよ。夫婦2人+小型犬に丁度良いです。

インディ大好き。おすすめです!

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