愛犬の口臭と歯石取りは、犬を家族にされている方の共通の悩み。ケア中は愛犬のストレスを最小限にしたいし、面倒な使い方はしたくありません。そして、旅先でもマメにケア出来るグッズであって欲しいですよね。
「歯石トルン」はゼオライト(沸石)が和紙にすき込んである歯磨きシート。シンプルな使い方で場所を取らないので、旅先でも使えてとっても良いんですよ!
シンプルな使い方で長続き!旅先でも「歯石トルン」
日常的にサッと取り出してケアが出来る、犬猫用「歯磨きシート」です。1箱に120枚入り。1日に1、2枚使うとして、1箱で3~4か月使える計算になります。
水で濡らして、指に巻いて使います。
え?ただの紙でしょコレ。・・・と思いますよね。私もそうでした。見た目はごく普通の「紙(和紙)」。これで歯石が取れるの?実際のところどうなの?と思っていました。
実は素材がちょっと違う。
和紙というよりウエスに近い。愛犬が奥歯でガムのように噛んでも破れません。破れないのは小型犬だからかもしれませんが、どちらにせよ肉厚で丈夫です。
素材は優しい「ゼオライト」入り和紙
▲水に濡らした直後の状態。大きさ分かりますか?
ゼオライト(後述あり※)が和紙にすき込んである、愛犬愛猫の歯磨きシート。歯の汚れを吸着、除去します。
歯磨き以外に、汚れた目元や耳の被毛のケアにも使用できます。
ゼオライトとは(※)
数百万年前に、噴火したマグマの火山灰などが降り積もって固まった、結晶中に微細孔を持つアルミノ珪酸塩の岩石です。
マイナスイオンの力で、歯の汚れや歯石の原因となる唾液中のカルシウム分などを吸着します。
RepairAn(リペアン)より一部引用
歯の汚れを拭きとりやすい大きさと厚み
上画像は左が「歯石トルン」、右側がティッシュです。比較のために並べて撮影しました。素材のザラっとした感じ、何となく分かってくださると良いのですが。
ちょっと厚みがあるんですよ。だから、急いでいる時でもサッと取り出せる。濡らして、軽く絞って使います。
効果や使用感はどうなの?
実際の効果、気になりますよね。
愛犬の場合、歯の上に固まって盛り上がってついている歯石は取れていません。でも、使い続けているうちに少し小さくなってきました。そして黄色い黄ばみが無くなってきた。
ある日突然ボロッと歯石が取れた!という飼い主さんもいらっしゃいますよ。
最近は、指に巻かずとも「歯石トルン」を嬉しそうに噛んでくれるようになりました。奥歯に挿し込んであげると、板ガムを噛んでいるようにしながらウットリ顔です。
他の方のレビューも少し紹介しておきます。
口コミレビューの紹介
- 使用して7回目ですが随分大きい歯石がついていたのですが、以前の歯石より小さくなりました。歯石がとれるまで忍耐がいりそうです^^;
が、歯ブラシのときはとても嫌がってましたがこれで磨くようになってとても気持ちよさそうです。前歯の部分も嫌がりませんし、くしゃみの数も減りました。
気持ち良さそうな顔をしてくれるので、これなら根気よく私も続けられそうです。- 結構分厚い紙ですが、でも水に濡らすと柔らかくなって扱いやすくなります。これのおかげで、歯の表面に付いた茶色い汚れはきれいになりました♪
口コミとして評価が低かったのは
- 指に巻いてもすぐにほどける
- 歯石が取れているように感じない
という点が多かったです。
愛犬の口の中の大きさが小さい場合は、小さく切って使う事で回避出来ます。それでも指に巻いて磨きにくい場合は、無理に巻かなくてもOK。眼鏡拭きのようなイメージで使うと良いと思います。私もそうしています。
また、長年の蓄積で盛り上がった硬い歯石は、そう簡単には取れません。だって手術するくらいですからね。数回の和紙利用で全てを取るのは難しいですよ。根気良く習慣にすることで、少しずつ取れていきます。
指に巻くから状態が分かる、紙に付着した汚れをチェックできる
実際に使ってみて、良かったと思う点は以下3つ。
- 少しずつ汚れを落とす=愛犬の負担が少ない
- 直接、歯に当てる事で口の中の様子が分かる
- どれだけ汚れていたかチェックできる
口の中に指を入れるので、歯や歯茎の状態などを目で見ながら指で感じる事が出来ます。
毎日見て触っていると、口の中に何か出来ていないか?傷が無いか?あれ?いつもと違うなどと、異変に早く気付ける。このメリットは大きいと思います。
また「歯石トルン」で歯をケアすると、ねばついた黄色い汚れが付いてきます。これだけ汚れを取ってあげられた!と思えて嬉しくなりますよ。
使い方は簡単!水で濡らして指に巻くだけ
旅先でも口臭と歯石取り!飼い主も愛犬も楽しくケア
今回は歯磨きシート「歯石トルン」のご紹介でした。
数枚、オヤツやご飯を入れるバックに入れておけば、旅先でも簡単にケアできます。お水さえあれば良いのですから簡単です。
旅先でなくとも、歯石取りが出来ずに困っている方におすすめしたい!と思うのです。歯石は放置しておくと、寿命も短くしてしまうので深刻です。
口臭の問題だけではないのです。やはりマメなケアが大事。
そう。そんな事は前から分かっているけれど、私は「歯石トルン」に出会うまで長続きしませんでした。それには理由があるのです。
愛犬の歯磨きが長続きしなかった理由
指にはめて使う、小型犬用歯ブラシは愛犬の小さな口に合いませんでした。
硬い歯磨きガムは小さくなると飲み込んでしまう癖が付き、呼吸が苦しそうになった事から危険を感じて断念。
ガーゼを濡らして手に巻いてみたけれど、ふにゃふにゃして使いにくく、小さく切るのが面倒。ロープが付いたニオイ付き玩具は、途中で飽きて見向きもしません。
長続きしなかった経験を語ったらキリがないかもしれない。
そこで、半信半疑で「歯石トルン」。
使いやすい!なぁんだこれで良かったんだ!なんてシンプルなんだろうと思ったんですよ。
愛犬によって、歯石取りグッズの向き不向きがあると思うんですよね。私のように、歯石取りグッズをあれこれ迷っている方に試して頂きたい!と思う歯磨きシートです。
ちなみに・・・私は、歯磨きガムもいくつか併用しています。
▲嬉しそうに噛む愛犬
細くて柔らかいタイプですよ。柔らかいと、長続きはしないけれど、何かの拍子で喉に刺さったりする危険は少なくなりますからね。
とはいえ誤飲しやすいので、絶対に目を離さない。時間に余裕がある時だけのケアに。手で持って与えています。
中でもグリニーズは大好きです。もうちょっと味わって欲しいですが。グリニーズは低カロリーのタイプや、サイズも色々出ています。
愛犬にあった口臭予防と歯石取りケアを選ぼう
最後にちょっと補足です。
今回「歯石トルン」をご紹介したけれど、全ての犬に合っているとは限りませんね。口の中に手を入れられるのが、絶対絶対ぜぇ~ったい、いや!!!という子もいると思うのです。
そんな場合は、いつものご飯にまぜるタイプも試してみてはどうでしょう。
いつものご飯にふりかけるだけ
いつものごはんにかけるだけ!ワンちゃんのお口ケア【お口げんきこのこのふりかけ】
いつもの歯磨きに自然のチカラをプラスする
または、いつも歯磨きしているけれど、あまり効果を感じないのであれば、歯磨き粉を変えてみるのもひとつの方法かな!と思います。
RepairAn(リペアン)から、歯の汚れを浮かせて落とすクリーナーが出ています。その場で作る「歯石対策歯磨き粉」。
ペット業界で話題の製品。歯石が溜まりやすい犬に!その場で作る歯石対策歯磨き粉!です。今回ご紹介した「歯石トルン」と同じ成分、「ゼオライト」の他に真珠やホタテといった5つの成分が使われています。
防腐剤フリー。舐めても安心です。
どちらもいつもの習慣にちょっとプラスするだけなので、愛犬や飼い主さんの負担が少ないです。愛犬には老犬になっても美味しいご飯を食べて欲しい。
旅先でもぜひ!歯石を溜めずにケアして、長生きしてほしいですね。
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