先日、ようやく軽のキャンピングカー・インディの購入契約をしてきました。今回は、中高年のキャンピングカー選びで、ぜひこだわってほしい事のお話です。
目的をはっきりさせて車種を決めよう
決定するまで、金額的に手が出ないようなキャンピングカーも一応見てきました。購入しないにしても、なぜその機能が必要なのかを知ることも旅を充実させます。乗る人に合わせて自由度が高い世界なのだという事を改めて実感しました。
我が家のキャンピングカー利用の目的
キャンピングカーは色々な事が出来るので、夢が広がりますよね。でも、何がしたいかによって架装も金額も大きく変わってくるので最初に目的を明確にすることが大事かと思います。
我が家のキャンピングカー購入目的は以下3つです。
- 愛犬と宿泊しながら出かけたい
- 神奈川県(横浜)と石川県(金沢)の往復費用の節約
- のんびり夫婦旅がしたい
以下に補足を。良かったらお付き合いください。
愛犬と宿泊しながら出かけたい
▲愛犬13歳
13歳の小型犬、トイプードルがいますが、心臓病を患っています。12時間に1度、心臓関係の薬を飲ませないといけません。そうなると夫婦で外泊する事が難しくなるのです。
ホテルに預けるとなると、色々な環境の変化に心臓がドキドキしてストレスを感じないか心配です。このへんは親バカかもしれないんですが・・・。
▼愛犬についてはこちらの記事へ
僧帽弁閉鎖不全症のトイプードルシニア犬と軽キャンピングカーの旅
神奈川県と石川県の往復費用の節約
外泊は旅行だけではなく、帰省もあります。夫の母は北陸の施設に入所中。書類や認定の手続きなどで夫は度々帰省するのですが、その際には数万円飛んでしまいます。
北陸新幹線代は横浜から1人あたり往復で約3万、宿泊や食費、現地でのレンタカーなどを考えると、最低でも5万円はかかってしまいます。夫婦で金沢へ帰省すると、一泊だけで10万円近くかかるのです。
私も同席する事がありますが、愛犬の薬が気になるので日帰り。金沢は観光名所ですし、美味しい食事も沢山あるんですよ。数時間だけでとんぼ返りをしています。もったいないですよね!
普通乗用車で帰省することもありますが、主人は身体が大きいので車の中でくつろぐのは難しいです。帰省の回数が多くなり、疲労がたまっているようです。
のんびり夫婦旅がしたい
夫はこの帰省費用の節約がメインで、キャンプはあまり考慮していないとのこと。
私は家族で休日に公園や森へ行って、青空の下でのんびりしたい派です。夫は日々の買い物はフットワーク軽いのですが、レジャー的な事は何か月も前から計画してのお出かけ。
でも・・・分かりません。興味がないと言いながらも、テントや鍋などをじっくり選んでいます。やっとそのチャンスが巡ってきたのかも!と期待したいところ。毎週とまではいかなくても、そんなアウトドアライフを夢見ています。
機能以外にも心地良さを忘れずに
これらを叶えるには、大きなキャンピングカーである必要がありません。そこで、軽のキャンピングカーを中心に考えるようになりました。土台となる車種によって金額や架装できる重さが大きく変わります。
シャワーやトイレがあれば便利でしょうけれど、ここは見送りです。これまでも長時間車に乗って時々日帰り温泉などで体の疲れをいやしていました。
以前よりも足湯や道の駅、RV駐車場も多くなっていますよね。そこで、このあたりは欲張らないことにしました。水まわりは最低限の仕様としました。
それよりも求めたいのは快適性です。
車の中に何時間でも居たい、そこにいて心地が良いと思えるかどうか。
お子さんと一緒の場合は、機能重視で選ぶのも良いかと思います。だけど、中高年夫婦の場合は、落ち着いた雰囲気も大事にすべきではないでしょうか。今まで働いてきて、いろんな経験をしてきたのです。ほっとしたいではありませんか。
キャンピングカーは生活空間なので機能ばかり目がいってしまいますが、第二のお部屋くらいな気持ちで選んではいかがでしょうか。そうなると内装もチェックですね。
長くなってしまったので続きはまた改めて。
2018年8月追記:
キャンプはしないと断言していた夫ですが、旅の楽しさに目覚めたようです。車中泊し、早朝から美しい景色に出会えた事が印象的だったとの事。秋はキャンプ道具で調理をしたいそうです。なんでもキッカケがあるものですね!
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