我が家にとってはじめての犬はトイプードル。12歳になったある日突然に「僧帽弁閉鎖不全症」になってしまいました。
以前のように思いっきり走ることは出来ないけれど、一緒に旅は出来るはず。車での移動が大好きな性格なのできっと喜んでくれるはず。そう願っています。
目次
愛犬の嬉しい姿を見たい!旅の楽しさを共感したい
今回は他の記事に登場する我が家の愛犬について。性格や病気のことを書いています。同じような境遇の方の参考になったら嬉しいです。
性格は明るくて甘えん坊
トリマーさんの紹介で出会いました。当時は生後3か月ほどで片手に乗る大きさ。お母さんから離れ、今私の手の中にいると思うと複雑だった事を覚えています。
【愛犬の性格】
- 陽気でハイテンション
- かなりの甘えん坊
- かなりのビビり
- 集中力が続かない
- 人間大好き
- 大型犬は苦手
朝「おはよう~」と挨拶すると、目をキラキラさせてしっぽを沢山振ってくれます。しっぽを振らない日はありません。体調が悪い日で猫背気味な日でも、ゆっくりとしっぽをふって甘えてくれますよ。
動物病院でも同じで、人やワンちゃんネコちゃん全員に挨拶をしないと気が済まない性格。診察中も獣医さんの顔や手をベロベロと舐めて落ち着きません。
私は人と関わるのが苦手なので、フレンドリーな愛犬の性格に色々な事を教わる毎日です。心から感謝しています。
犬の感情表現は豊かだけど辛さが見えない時もある
犬の感情表現はとても豊か。言葉を話さなくても、気持ちが伝わる表情や仕草をします。何年も一緒にいると、不思議と何を考えているのか分かるものですね。
ただ、ひとつ困るのは痛さや辛さをあまり表に出さない事。これは想像ですが、弱さを見せないというのは野生の本能なんじゃないでしょうか。弱さを見せたら、いつ攻撃に合うか分からないですからね。
犬は痛みを耐えてしまいがち
おそらく、ほとんどの犬が痛みを耐えてしまうのではないでしょうか。例えば何かのはずみで怪我した時には、すぐにキャンキャン言ってくれますが、体調不良は見えにくい。
例えば散歩中に急に歩かなくなった場合。気分がのらないのか、内蔵系が悪いのか見分けがつきません。よく眠るようになった時も、単純に疲れているだけではない場合があります。
ある日突然、僧帽弁閉鎖不全症に
ある日、夕方にソファーの上でふせをしていました。表情を見ると一点を見つめて少しハァハァと息が荒く、撫でても遊びを誘っても元気な様子を見せてくれません。翌日になっても同じだったので念の為に病院へ。
診察したところ、なんと肺にお水が溜まって(肺水腫)いるという大変な状態でした。
命に関わる事で本当に驚きましたよ。ちょっと疲れただけかな?と思っていたのですから。このまま放置していたら、確実に命を落としていたとの事。
いつもと様子が違うときには病院へ行く。これって本当に大事ですね。
僧帽弁閉鎖不全症とは
「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」とは、心臓の弁がきちんと閉じないために、入って来る血液と出ていく血液が混ざってしまうという病気です。弁を支える筋が一部切れてしまっていました。
この病気はシニアの小型犬に多いそうです。
▼赤い矢印が血液の流れです(左が正常)
激しい運動は控えなければなりません。心臓の負担がかかることは出来なくなってしまいました。朝晩12時間に一度、薬の投与が必要です。
そのお薬は治すものではなく、心臓の働きを補助するもの。悪くなるペースをゆっくりにするもの。いつ、この弁が切れて息が出来なくなるか分からないという状態です。
犬連れ旅行で一緒に嬉しい!楽しい!時間
愛犬自身は自分の身体に何が起きてるのか知らないし、朝晩の薬もオヤツだと思っているので(おやつに埋め込んでいる)変わらずに陽気です。
本人が楽しい~!という気持ちなのに、悲しい表情で接しては愛犬が心配したり不安になったりしますよね。飼い主として、君と一緒だと楽しいよ!嬉しいよ!と伝えたい。
キャンピングカーに乗せることは、心臓に負担がかかるかもしれません。本来ならばやってはいけない事なのかもしれません。
でも、愛犬の性格を思うと家に閉じこもっているよりは休憩しながらのんびりトコトコ、色々な刺激や喜びをあげる方が幸せではないかと思うのです。様子を見ながら少しずつ一緒に旅をしていきます。
愛犬共々どうぞよろしくお願いいたします。
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