軽キャンピングカーインディ108の外壁素材は、断熱効果のある「アルミボディパネル」を採用しています。さらにポップアップルーフベッドが車内への熱を抑えていると実感。
ここでは暑い季節の体感を書いておこうと思います。
断熱材入り!軽量化したアルミボディパネル採用
朝からお日様が出ていて、am10:00ころには27℃に。そのままお日様が出ていて汗ばむような午後、締め切っていた車内に入ってみました。
「おや?思ったより暑くない」と感じたのです。おぉ!と。
これは数値で示さないと伝わらないので、温度計を購入したらここに追記しようかと思っていますが・・・。
ほんの少しだけ窓をあけ、遮光ブラインドを閉めたりすれば、更に温度をおさえられるかと思います。アクリル二重窓の断熱効果も大きいのでは?と感じます。窓については以下の記事へどうぞ。
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思ったよりも車内温度が上がっていないと感じた理由のひとつに、インディ108の外壁パネルもあるのではないか?と思うのです。
一般乗用車はスチールやアルミニウムなどでボディ素材を作っていくと思うのですが、インディはここに断熱材が入っています。
外壁パネルで断熱効果を実感
インディ108のボディは、ヨーロッパのキャンピングカーの多くが取り入れている「アルミボディパネル」を採用。体感として、その効果は確実にある!と言えます。
ボディで使われているアルミニウムは100%リサイクル可能でエコ素材、バキュームプレス工法により断熱性を損なわず、仕上がりの美しいパネルが出来たとのこと。
軽量化も成功し、ブレーキなどの安全面も高まると言われていますが、どのくらい軽量化になったのかまでは分かりません。素人の私には比べようがないので。
・・・というアルミパネルで、断熱効果の高さは実際に体感できたのですが、デメリットも出てきます。
車内温度が冷めにくい
いったん入ったアツい空気が冷めにくい。こもりやすい。・・・という事は、寒い季節に威力を発揮するのではないか?と期待が高まります。我が家はFFヒーターを付けませんでした。
暑い季節の場合は、換気したり一瞬クーラーをかけたりして、車内温度を冷やせば解決します。お部屋と同じ感覚で使えば良いので、夏場でも問題ありませんけどね。
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夏場の直射日光を抑えるポップアップルーフベッド
もう1つ、夏場の直射日光の影響をもろに受けないと感じる理由があります。それは、ポップアップルーフベッドの厚み。
インディ108にはボディ屋根部分に「ポップアップルーフベッド」標準装備。そのため、屋根部分は上画像のように厚みがあります。
▲ポップアップルーフベッドを広げた様子
個人的には、この厚みのお陰で上からの熱がかなり抑えられていると感じます。
それじゃぁポップアップルーフベッドを広げたとき、上からの熱をもろに浴びてしんどいのでは?と思いきや案外快適。これは、風の通り道が確保できていることも大きい理由と思います。
ポップアップルーフベッド空間は、個室のように密封されるわけではないのです。サイドにメッシュ窓があり、ダイネット側(後部座席)からの風を取り込めます。
ダイネット側(後部座席)からの風を取り入れられる
ポップアップルーフベッドの床はダイネット側(後部座席)の天井部分。ポップアップルーフベッドを広げると、車内は以下のように広い空間が出来ます。
▲ダイネットの上にポップアップルーフベッド
開閉可能な窓類は全てメッシュ(網戸)に出来るので、虫を気にせず風を感じられるよう設計されています。
つまり、ダイネット側から入ってきた風が上へあがり、ポップアップルーフベッド側へ取り入られれる構造。自然の風が気持ちが良いんですよ。
まとめると・・・
断熱効果のある「アルミボディパネル」と、風通しが良く厚みのある「ポップアップルーフベッド」で、夏場の直射日光はかなり抑えられる。ただし、いったんアツくなった空気は換気をしないと逃げにくい。という感じ。
これが秋冬になったときに、どこまで断熱効果があるのか期待が高まります。
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