グランピングとはグラマナス+キャンプの造語。遠方や海外へ行かず、手軽にリゾート気分が味わえるとあって人気ですね。
私は「海」を感じながらグランピングしたかったので、千葉で人気のリゾート施設(キャンプ場)3か所へ問い合わせてみました。
グランピングで何をする?目的を絞って探そう
今回、私のグランピング計画は・・・
- 場所は千葉
- 土曜日にテントで1泊
- 旅館やホテル施設は除く(※)
- 海を見ながらワインや珈琲を飲む
- 1泊2万円以内
- 温泉やお風呂が宿泊施設から近い
この条件で調べました。
今回、私が問い合わせたリゾート施設は以下3つ。
それぞれ、宿泊場所から海が見えるのか問い合わせました。順番に見ていきましょう。(以下、各施設サイトより画像をお借りしました。)
「PICA初島」は熱海から30分!海に囲まれた離島
1周囲わずか4km。ぐるりと海に囲まれた離島です。
非日常を味わいたい方におすすめ!タクシーもコンビニもありません。アスレチックや夏限定のプールもあるので、ファミリーでも楽しめます。
ただし・・・熱海から高速船30分で到着するものの、港からPICA初島の入園口までは徒歩で約15分。そこから90段の階段や徒歩を経て施設へ向かう事になるので、歩く事が苦にならない方、荷物が少ない方向け。
宿泊施設タイプ
- トレーラーに宿泊する「トレーラーヴィラ」
- テントに宿泊する「アジアンリゾートヴィラ」
宿泊場所から海が見えるのか?
テントに宿泊する「アジアンリゾートヴィラ」には、以下2種類のタイプがあります。
このうち、床が高くなっている「ビューテラス」は海が見えやすいとの事。
リビングテラスの画像からも分かるように、目の前が海というわけではないので、遠くに見えるという状況。
PICA初島は島での滞在を味わえますし、少しだけ海を感じながらのんびりするのに良い施設だなと感じました。
「グランブルー」は海まで徒歩2分!1日12組限定施設
房総半島の先端にある施設。海がすぐ目の前にある施設です。
とにかく海を感じたいという方におすすめ!お酒を販売しているセブンイレブンまでは徒歩5分。スーパーは車で10分、最寄り温泉は車で5分という好条件。
宿泊施設タイプ
- キャンピングカー
- テント
キャンピングカーはエアコン付き。テントサイドは全て屋根付きです。どちらも日焼け・雨対策OKですね。このほかに共用スペース、ハンモックを楽しめる場所もあります。
宿泊場所から海が見えるのか?
海まで徒歩2分という立地で期待が高まります!・・・が、宿泊施設からは、場所によってはチラっと見えるかもしれない程度との事。
ただし、海を見ながらのんびりしたい場合は、高い場所にある共用スペースでどうぞとの事でした。
▼共用スペース
宿泊施設からは見えなくとも、高い場所でのんびり出来るスペースがある点がとても良い点。より一層、広々としたリゾート感を味わえます。
グランブルーは歩いてすぐの場所に海がある事から、海の音も楽しめます。
個人的には「海を感じるほど良い距離」ではないか!?と感じます。今回こちらを予約しましたので、後日ご紹介します。
「ワイルドビーチ木更津」は色々な宿泊タイプを楽しめる
海ほたるを通過して千葉へ行く方にアクセス良い場所にあります。「三井アウトレットパーク木更津」の近く。
「ワイルドビーチ木更津」は電車やバスを利用するルートも好条件です。JR袖ケ浦駅から路線バスで10分。車を利用せずに行く場合にもおすすめ。
宿泊施設タイプ
- トレーラー
- キャンピングカー
- コテージ
- シェルター
- テント
グランピングの本場、インドから初上陸の最新大型テント、アメリカを体験出来る直輸入のヴィンテージトレーラーなど多彩です。
とにかく、どの宿泊タイプもお洒落!
このほかにも色々なタイプがあって迷ってしまう。センスの良さを感じます。グループやファミリー向けにも対応した大型テントもありますよ。
宿泊場所から海が見えるのか?
「三井アウトレットパーク木更津」の近くとの事から予想されるように、海は見えず、建物や駐車場が見えるとの事。非日常を味わいたい方には残念ポイントです。
ただし、都心からのアクセスが良いので、予約さえ取れれば手軽にグランピングを楽しめます。デイキャンプもOK。
ハイスペックなテント泊を楽しめる
普段テントでキャンプをされる方でも楽しめるような、ちょっと特殊なテントがある点もポイントが高いです。
日本初上陸の柱が無いインフレータブルテント、軍用にも使用されるハイスペックテントもあります。
海の近くでグランピングするには条件が必要
海に近い3か所の施設を問い合わせた結果、どの施設も特徴がある事が分かりました。
そして、海を見ながら・・・と思っていたけれど、実際に海沿いでキャンプをしてみると結構厳しい。季節によっては海風が強くてテントのバタバタ音が煩かったり、陽が落ちると真っ暗だったり。雨に当たってベタベタになったり。
映画のように、夕陽や朝日を見つつ優雅に過ごすにはいくつか条件が必要です。
海まである程度距離があるか、施設の防風や温泉までの距離(海風でベタつくので)をチェックするのも大事だと思いました。
最後に、今回問い合わせた施設に絞る前に色々と調べて思った事、得た事を以下に補足しておきます。
どこでグランピングを体験する?宿泊条件を絞ろう
まず、グランピングをするのに、どこまで求めるか?何をするか?を明確にしてから捜した方が良いと思いました。
グランピング宿泊費用の相場
1人2万円前後から5万円、10万円、それ以上とかなり幅があります。金銭的に余裕があれば、ハイスペックなグランピングを楽しめます。
2万円前後の場合、内容をじっくりチェックしてみると平日だったり材料費なしだったり。2万円以上になると、寝具・材料と備品(コンロや鍋など)・冷暖房完備、お風呂付き・・・という施設もあります。
ただ、全てが揃っている施設でグランピングとなると、普通にホテルや旅館に泊ってバーベキューするのと変わらないように思うのです。
グランピング=優雅なキャンプ!というイメージで、あれこれ条件を夢見て追加していくと、何のために屋外でキャンプするのか?という原点を忘れてしまいそうでした。
そこで私はまず「テント泊」を条件に宿探し。
クーラー無しで自然の中で過ごす選択をしました。
キャンプに慣れている方ならば、テントや施設にこだわらず、ちょっとリッチなキャンピングカーをレンタルして自力でグランピングをする方法もあります。
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テント泊にこだわらずにグランピングする
テントにこだわらないグランピング施設もあります。
テント泊に慣れていない、虫が苦手、夜中のトイレが心配・・・。だけど、ちょっとリッチなキャンプ体験がしたい!という場合は、旅館やホテルが用意している宿泊施設も便利。
手軽なグランピングならホテル・旅館+キャンプ
じゃらんnet は国内25,000軒の宿をネット予約できる大手サイトです。色々な条件で簡単に検索出来るので便利。
宿泊はホテルや旅館、食事は屋外でキャンプ体験といったグランピングにおすすめです。
運転なし!手軽に体験するならツアーも便利
グランピングしながらのんびりお酒を飲みたい!となると、運転出来ない事ってありますよね。とにかく手軽に。ちょっと体験したい!という場合、ツアーを利用する手もあります。
クラブツーリズムの公式サイトで「グランピング」と検索すると色々と出てきます。
グランピングは大人気!数か月前から早めに検討
グランピングは大人気なので、どの施設も2~3か月先の週末や休日はほぼ満杯でした。
キャンセル待ちが出来る施設もあるので、絶対に行きたい!という場所が見つかったらキャンセル待ちしながら探すのも良い方法です。
これだけは条件にしたい!という点を決めて、早めに検討。優雅なキャンプを満喫しちゃいましょう。