軽キャンピングカーの納車が迫ってきました。そこで今回は「エスビットのポケットストーブ」を自宅でお試し。100均の網を加工して酒の肴「エイヒレ」を炙ってみました。
エスビットのポケットストーブ+固形燃料は鉄板
外で「火」を使うってどんなイメージですか?アウトドアを全く知らない私のイメージは以下のような感じ。マキを用意して、火を起こして・・・めちゃくちゃ憧れるけれど、後片付け大変そうな。
▼キャンプで使う「火」のイメージ
でも、今は「火」といっても色んなものがあるのですね!キャンプに慣れたユーチューバーさんたちの動画を見て、驚いてしまったのです。
季節や風や料理のスタイルによって、ガスやオイルを使い分け。その燃料のサイズも色々なものがある事を知りました。もちろん私の上のイメージのように、マキを使って直火で料理することもありますが。
初心者の私が最初に手を付けられそうな「火」はどれかな・・・と思ってチェックして購入したのが、エスビットのポケットストーブ
手軽に使える!スタンダードサイズ(ミニタリー)
Photo by 山渓オンラインショップ
エスビットのポケットストーブはサイズが2種類。ラージとスタンダード。ミニタリーというのもあるけれど、付属する純正燃料タブレットの大きさの違いで本体は同じです。
私が購入したのは「スタンダード」。
これがね・・・ブリキ板を加工して組み合わせただけというシンプルな構造なのです。良く出来てる。手でパキッと広げて上のように垂直にすると突起が出来てますよね。これが五徳の代わりになってしまうのです。
斜めに起こせばこんな感じ。エスビット専用の固形燃料もあるんですよ。
実はこの固形燃料が使えるところがミソなのです。
固形燃料は目的に合わせて燃料の調整が出来る
固形燃料のサイズは色々あります。大きさや量を変えることで、火力や燃料時間の調整が出来るところが便利。
例えば、エスビットの固形燃料4gの場合は、1 タブレットで燃焼時間が約5分。もし火力を強くしたい場合は2~4個投入することで炎の強さを変えることが出来ます。
エスビット固形燃料:4g・1タブレットの目安
燃焼時間:約5 分
沸騰までの時間(使用燃料)水量(200ml) 約4 分30 秒(2TB)
沸騰までの時間(使用燃料)水量(500ml) 約6 分(4TB)
14gの場合は、目安として500mlの水を沸かすのに約7分です。
固形燃料は災害時の備えにも
エスビットの固形燃料は、ヨーロッパ他海外諸国の軍隊でも使用されていている信頼性のある燃料です。
キャンプやレジャーの他に、災害時の消毒や飲み水作りにも役立つので、備えておきたい燃料。メーカーによると、引火点は約400℃で自然発火や爆発もしないそうですよ。これならば安全に保管できますよね。
いざというとき、災害用のリュックにアルコール燃料やガス缶を入れておいたとしても、状況によっては使えない、運べない事がありますからね。さすが軍事用です。
エスビットの五徳に100円均一の網を乗せてみる
・・・という具合に、固形燃料はとても便利。
そこで、早速エスビットの五徳突起に網を乗せて使いたい!となりました。小さな網が無かったので、100円均一の網を半分に切って使ってみます。
▼網を半分にカット
端っこは危なくないように、折り曲げています。
いよいよ炙ってみるものの・・・
※この固形燃料はエスビットではありません。
火が綺麗!でもほぼ直火!
ボウボウです!
ま、当たり前なんですけども。予想はしていたけれど。
良いのです。固形燃料の炎の様子、煙はどんな感じか、実際に炙ってみて匂いや網の様子は?などの体験をしてみたかった事もあるので。
煙や匂いは全く気になりませんでした。上の固形燃料は15分前後で使いきりました。なお、固形燃料は袋を開けたら早めに使いましょう。数か月でダメにした経験あります。
直火を均等に広げる!ユニフレームのバーナーパット
荒い編み目では炙りにくいので、やはり火力を均等にする道具が欲しいところです。そこで「ユニフレームのバーナーパット」を購入しました。
手に持った最初の印象はまず、軽い!という事。
エスビットのポケットストーブ(スタンダード又はミニタリー)に乗せるのなら、Sサイズが丁度良いですよ。乗せるとこんな感じになります。
強い火が赤外線の熱になってじんわり広がるので、炙り料理が出来ます。
photo by アウトドアーズ・コンパス
先ほどの100均の荒い編み目から出てきた炎と違いますね。じんわりと優しいオレンジ色になっています。
ユニフレームのバーナーパットはゴトクとしても使える
炙りとしても優秀だけど、実はゴトクとしても使えて便利。色々なシーンで活躍するんですよ。例えば、小さなシェラカップも安定させて温める事ができます。
今や、ユニフレームのバーナーパットは欠かせません。
薄い・軽い・小さい・・・と、収納時でも良い事づくめ。
最大の特徴としては、直火を均等にしながら、ゴトクとしての役割も果たすこと。火の扱いがとても楽になります。私の失敗経験として補足しておくと、アルミホイルは溶けてしまいますから注意しましょう。
エスビットのポケットストーブ(スタンダード又はミニタリー)や、火を使う道具と一緒にしておくと活躍しますよ。
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