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冬のダークルームは寒い?コールマンのクィツクアップIGシェード+使用感

コールマンのクイックアップIGシェード+ キャンプ道具
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設営と撤収が簡単なポップアップテント「コールマンのクイックアップIGシェード+(プラス)」を、冬の公園で使ってみました。

ダークルームテクノロジー搭載の生地なので、夏の強い陽射しに威力を発揮するのですが、冬はどうなんでしょう。

風を感じる冬の公園で使った感想

▲クイックアップIGシェード+内にて

ダークルームテクノロジー搭載のポップアップテントって冬はどうなの?という記事です。

結論から言うと、夏以外でも良し。オールシーズン使える印象でした。

テント内の温度は上がりません。でも、冷たい風をガードする工夫があったり、設営や撤収の時間が短いので身体が冷えないなど、色んな良い点がありました。

「コールマンのクイックアップIGシェード+」は簡易テントです。つまり、ダークルームテクノロジー搭載の生地を直接肌に感じる状態。使う環境や、テント(フライシートにダークルーム生地を使っているタイプもある)によって体感が違うので、参考程度にしてくださいね。

設営した日の天気

▲フロントドアからの眺め

  • 冬晴れ
  • 外気温度13℃
  • 北風5m/s

晴れた冬の関東でよくある天気でした。

お天気なんだけど、ちょっと木陰に行くと冷えを感じる。時々、自転車で走っているような風を感じて、じっとしていると寒い。ダウンを着ていても冬を感じるという季節。

風速5m/s

木の葉や細い枝が揺れて、池や沼の水面に波頭がたつ状態。

ダークルームテクノロジー内の体感

陽が出ている時に生地の内側から手を当てると、じんわり暖かさが伝わるけれど、テント内は温かくはなりませんでした。

ただ、しっかり風をガードする工夫(画像付きで後述あり)がしてあったり、厚手のフロアシートなど、冬でも嬉しい仕様は沢山ありました。

「良かったこと」「気になること」を紹介します。

良かったこと

  • 凍える寒さの中でもサッと設営撤収できる
  • 冷たい風をしっかりガード
  • 閉め切ってもフロントドアから光が入る
  • 後ろの窓から後方確認できる
  • 背負って持てるから両手が開く

凍える寒さの中でもサッと設営撤収できる

収納袋から出すと、ポン!と出てこのカタチに。ここまで数秒です。撤収も数分で完成!。撤収方法は収納袋に縫い付けてあるので、迷うことはありません。

寒い日に、震えながら設営や撤収しなくて良い。おだやかな天候なら、キャンプ場でも十分に使えると思いました。カーサイドでのんびり過ごすにも良いですね。

冷たい風をしっかりガード

風が強いようならば、ペグを打ったりサイドのロープを締めあげます。

上画像の手で持っているロープは、バイザートップベンチレーション(サイドに付いている窓)に付いています。ここを締めあげると、風で倒れにくくなる仕様。

これだけの事で変わるの?と思ったけれど、ここの締め上げによって風への影響が変わりました。細かい配慮、さすがコールマンです。

閉め切ってもフロントドアから光が入る

photo by ナチュラム キャンプ専門店

フロントドア部分は光を通す仕様。

全ての窓を閉め切っても、真っ暗になりません。寒いのに、明かり欲しさに窓をあけたくない!と思っていたので、これは嬉しいところ。

とはいえ、よく見るテントの「全面ポリエステル素材」に比べると暗いです。本を読めるような明るさではないので、LEDランタンがあると便利

後ろのメッシュ窓から後方確認できる

▲後のメッシュ窓は目線に近い

後ろのメッシュ窓は目線に近い高さ。寒くて閉め切っていても、身体を動かさずに開閉して後ろを確認できる。人が多い公園や、後ろから来る人の確認が簡単にできて便利。

ちなみに、サイドのメッシュ窓は目線より上に付いているので、換気目的かなと思います。

背負って持てるから両手が開く

冬は荷物が多くなりがちです。背負って両手が使えるのは有難い仕様。

重さ2.7キロなので、背負っても負担になりません。私はこのスタイルで自転車に乗って移動しました。

気になること

気になることは、季節に関係なく以下2つ。

  • ペグは個別に用意すべき
  • 強風に備えるためのガイロープは付けられない

どのテントでも、付属のペグはオマケです。柔らかい地面で使えたとしても、テントのフックが外れやすいので「保険」的に持っておけばいいでしょう。

公園でも強風のときは、ガイロープ(テントに使われている風対策のロープを付けたいと思ったのですが、コールマンに確認したところ強風対応ではないとの回答でした。

なので、上画面のバイザートップベンチレーション(サイドに付いている窓)のロープを延長して、ガイロープがわりにするのは強度的に無理との事(2021年11月に問い合わせ)。

突風が吹くような悪天候の日に公園で過ごす確率は低いので、まぁ良しとしましょう。

オールシーズン使える!コールマンのクイックアップIGシェード+

今回は、コールマンのポップアップテント「クイックアップIGシェード+」を、冬の公園で使った印象を紹介しました。

ダークルームテクノロジー搭載の生地は、夏の陽射しに有効なんですが、冬でも耐えうる素材だと思いました。というのも、サイドのロープや厚手の素材のおかげで、冷たい風をしっかりガードしてくれる仕様だから。 テント内の温度は上がらなくても、私は快適でした。

また、後ろ側に目線に近い高さにメッシュ窓もついていて安心感もあります。

「クイックアップIGシェード+」 はオールシーズン使える、頼もしいポップアップテントです。

スペック

  • 定員:2~3人用
  • 耐水圧 : 約3,000mm
  • 使用時 : 約200×150×125(h)cm
  • 収納時: 約Φ59×8cm
  • 重量 : 約2.7kg
  • 材質:シェード/ポリエステル、フレーム/スチール
  • 付属品 : 砂袋、ペグ、収納ケース

ダークルームテクノロジーとは

「クィツクアップIGシェード」という、従来から人気だったポップアップテントに「ダークルームテクノロジー」をプラスしたのが、今回紹介する「クイックアップIGシェード+(プラス)」です。

光の透過と温度上昇を抑える材質で、日光を90%以上ブロック。真夏の陽射しによる最大温度差は13.5℃となっています。

コールマンでは、2018年からこの「ダークルームテクノロジー」を搭載したテントを販売開始していて、人気のツーリングドームST、LXにも導入(2020年~)されて話題になりました。

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クイックアップIGシェード+(プラス)」 は、穏やかな天候ならばキャンプでも使えます。

寒さに震えながら、何十分も設営や撤収に時間や労力をかけずに済む。袋から出すだけでテントはほぼ完成。夏はUVカット、冬は冷たい風をしっかりガードしてくれます。

限られた時間を有効に使いたい!と思う方にオススメです。

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