車を購入するとき、キャッシュで全額用意出来れば良いですがローンを組む方もいらっしゃるでしょうね。今回は契約時に支払う金額やローンについてのお話「我が家の場合」です。
契約時に支払う金額の相場
我が家は軽キャンピングカーをローンで購入しました。月々無理のない金額にしたかったので、7年ローン。途中で繰り上げ返済しても良いですからね。
キャンピングカー販売店でもローンを組めます。オリコローンでしたよ。ただ、オリコは金利が高いな!という印象。販売店が用意するローンは金利が高いので、銀行系やJA、会社関係であれば比較することをおすすめします。
支払いの方法は、まず全体の1/3を現金払い、残りの2/3はローン可能とのこと。きっちり1/3に分けなくても良いとの事でしたが、例えば300万円の場合は100万円以上の準備金が必要となってきます。
購入時に用意する現金は1/3以上
なぜ最初に1/3必要かといいますと・・・販売店側とお客さんとの信用関係のようなものだそうです。営業さんが詳しくお話してくださいました。
キャンピングカーはお客さんのオリジナルで発注をかけるので、他のお客さんに使えません。お客さんからの支払いが完了するまでは、販売店側の負担です。そこであらかじめ最低限の費用は必要との事。
例えばお客さんが途中でキャンセルしてしまうと、それまでかかった人件費や物品にかかったお金がすべて無駄になってしまうからです。
とはいえ・・・いきなり現金をポン!と支払うのも厳しい場合がありますよね。
一般的な普通車の場合、これまで乗っていた車を下取りして得たお金を頭金にして、そのままローン契約するパターンも多いですよね。キャンピングカーの場合、これが厳しいのです。
まず、下取り金額が1/3まで届けば良いですが、ほとんどの場合は届かないのではないでしょうか。金額問題の他に、納車までの期間が長いというのもネックです。
キャンピングカーは納車まで約半年かかる
営業さんがおっしゃるには、ローンを組むときには「基本的にモノがある状態」であることが必要なんだそうです。オリコローンの場合もそのパターン。出来上がってないものにローンは組めないというわけですね。
普通乗用車の場合、新車購入待ちでも2か月程度が相場のようです。量産品なのでローンを組めます。でも、キャンピングカーは納品までに半年くらい。まず、土台となるボディを車メーカーに発注をかけ、その後色々と手を加えていくのです。
出来あがったものがあれば良い・・・ということは、展示車をチェックしちゃうのもありですよ。どうしてもすぐに欲しい!という場合は考慮しても良いですね。
展示車を購入する手もある
既にモノがある状態ならばローンを組めるのですから、販売店に置いてある展示車で自分の条件に合う車と出会えればラッキー。
たいていは標準装備にオプションでいくつかついている程度だったり、土台の車種がモデルチェンジ前のものだったりします。
後からオプションを付けると工賃が余計にかかってしまうし、最初に付けておかないと無理なものもあるので、積極的にはおすすめしませんが。理由があって急いで購入したい場合はそんな選択も良いかもしれません。
展示車といえども安くはなりませんが、納期をまたずにローンを組むことが出来ます。
▼安くならない理由はこちらの記事へ
キャンピングカーのお値段は?販売店巡りで分かった意外な価格幅
展示車でもすぐに手に入るとは限らないけれど
展示車は他のお客さんにも見てもらうために置いているので、欲しい!と思ってもすぐには売ってもらえません。次の展示車が用意できるまで待たなければならないのです。
今回、一応確認してみたところ、1か月ほど待てば購入対象の検討出来る状態でした。ちょうど土台となるダイハツのボディがマイナーチェンジするとの事で、販売店側が動いていたのです。そんな事もあるのですね。
後悔しないよう余裕を持った準備金を
色々書いたので簡単にまとめますね。我が家の場合なので参考程度にどうぞ。
- ローン金利を比較しよう
- 契約時に購入金額の1/3以上の現金が必要
- 納車までには約半年かかる
- 乗っていた車の下取り金を頭金にすることは、金額面と納品期間が合わないので厳しい
- 展示車を購入検討する手もある
下取りしてから半年間、車を使わないのならば準備金の一部に使うことは可能ですね。
我が家の場合、夫の会社で全額ローンを組むことが出来ました。金利は1.7%。現金で1/3を用意する必要はありませんし、納車が半年先でもOK。審査が通って本当に良かったです。
キャンピングカーは、準備金やローン契約が一般乗用車と違うので、ちょっと注意が必要だと思います。金利がもったいないので、現金で全額用意出来ればベストですね。