軽キャンピングカーを購入する時、愛犬と長距離移動や車中泊する事も目的のひとつでした。犬にとって軽キャンでの移動はストレスにならないんでしょうか。
愛犬の様子を見ていると色々な発見がありましたよ。
愛犬と一緒に楽しい車旅をしたい
我が家の愛犬は小型犬13歳。心臓病持ち、性格的に甘えん坊ビビリ・・・といった感じなので、どんな感じで過ごしてくれるか気になっていたのです。
私と同じように愛犬と一緒に旅がしたい!という目的で軽キャンピングカーを検討されている方もいらっしゃると思います。ちょっと参考になったら良いのですが。
愛犬が快適に過ごすには愛情と何が必要?
軽キャンピングカーに愛犬を乗せて3か月たちました。
結論から言ってしまうと、基本的に飼い主のそばに居られればどこでも落ち着くという感じ(親バカ出ました!)。性格によってこのあたり違うでしょうね。あとは匂いや視界、大きな音や揺れですね。これは軽キャン以外でも同じだと思います。
他のワンちゃんと共通点になりそうなのは、リアシート側(ダイネット側)に居る時。「お部屋」と認識しやすいようでした。
助手席では使い込んだクッションで落ち着てくれましたよ。
助手席ではいつものクッションを敷いて
足元が安定・自分が使い慣れたモノ・自分の匂いの3つがあると落ち着くようです。
愛犬はスリーコインズ(300円ショップ)の使い込んだクッションが好き。もうだいぶへたったので、生地の良いクッションをあげたのですが見向きもしません。高価な犬用ベッドも落ち付かないらしい。飼い主の庶民性が犬にも出てますなぁ・・・。
膝に乗せているとき、減速やカーブのたびに目を白黒させてたところ、使い慣れたクッションを私の膝に乗せたら落ち着いてくれました。
ちょっと注意としては、リードを短くして固定し、飛び出さないようにしています。ノーリードは慣れていたとしても危ないのでおすすめしません。これも、軽キャンに限らない事ですけども。
リアシート側(ダイネット側)は普通車より大人しい
長距離移動に疲れたというのもあるでしょうが、リアシート側では案外落ち着いています。走行中でも上画像のようにリラックス。
国道クネクネ道よりも、高速道路の時には伏せをして過ごしている事が多かったです。
▲走行中のスタイル
大きな窓が無いので、窓からの景色を見て興奮することが少ない。刺激が少ないんでしょうね。表情は安心感があるように見えました。
ベット展開にすると部屋と同じ行動をとる
ちょっとがっかりしたのはマーキングしたこと。
車を停めてベット展開にした瞬間、足をあげてしまいました。老犬になってから家の中でマーキングをするようになったのでその延長だと思います。
俺の場所だもんね!と気に入ってくれたのは嬉しいけれど、ちょっと複雑。これまで何台も車を乗り換えてきたけれど、マーキングは初めてのこと。車の中では絶対にオシッコをしない犬だったので、この先気を付けねばなりません。
ポップアップルーフでもリラックス
私が居れば大丈夫です。居ないとウロウロと不安そうに何往復。ポップアップルーフで愛犬と寝泊りしたのはまだ数回。外の音がダイレクトに聞こえる事も不安を誘うかなと思います。
夜は薄い灯りの中、ぴったり寄り添ってスヤスヤと眠ってくれました。・・・小さな鼻息をぴーぷーならしながら。
▲早朝のメッシュ窓
早朝にメッシュ窓から景色を見せても、ふーんという感じ。ひょっとしたら、ちゃんと見えていないかも?これがガラス窓だと落ち着かないかなと思います。
軽キャンピングカー車内で居心地が良い場所は?
愛犬の居心地は人と違って、飼い主がそばにいるか、自分の匂いがするか、見える景色はどのくらいか・・・の3つが軸になっているようです。
人の場合、居心地の良さは使う場所とシーンによってバラバラです。
例えば、走行中はダンパーがある運転席と助手席の方が腰の負担が少ない。でも、エンジンを止めて休憩する時には、居住空間として作られたリアシート(ダイネット側)が快適です。
シーン別の快適な場所
- 走行中:運転席・助手席
- 停車中:リアシート
- 車中泊:ベット展開したダイネット
- 解放感:ポップアップテント
といった感じ。詳細は以下の記事へどうぞ。
関連記事
キャブコンは小型トラック!軽キャンピングカーに乗って実感した居住性
軽キャンピングカーのバックカメラ価格は?内装は窓からの視界もチェック
インディ108のレイアウト
軽キャンピングカー車内に犬の居場所を作る
軽キャンピングカーに愛犬を乗せた様子をご紹介しました。我が家の場合なので、どのくらい参考になったかちょっと不安ですが。
飼い主さんとの信頼関係が出来ていれば、大抵は大丈夫だと感じました。
ただ・・・慣れない場所へ連れて行くとなると、刺激も多いのでストレスが心配ですよね。スキンシップを取りながら、ここの空間(軽キャン内)は安心できる場所なんだよ!と教えていきたいと思います。
軽キャンピングカーは居住空間のレイアウトを変えて使うので、犬の場所を確保することは難しいんですよね。
そこで、使い慣れたクッションやおもちゃがあれば毎回持っていき、寝床の補助にしてあげると良いかと思います。愛犬も飼い主も、安心感たっぷりで一緒に旅が出来たらいいですね。