アウトドアメーカー「DOD(ディーオーディー)」は、こんなの欲しかった!楽しい!と思うような道具をつくるのが得意。先日、なるほど~!と思うテーブルを発見。
使う人の好みで天板を変えられるし、収納スペースを取りません。しかも焚火の上でも使えるという仕様。よく考えられています。
自由にアレンジ!DODテキーラテーブル
今回は「DODテキーラテーブル」の紹介です。遊び心満載でとにかく楽しいので、どんな使い方が出来るのか紹介します。
一般的にキャンプ用のテーブルは、天板と一体化されていて足を畳めるタイプ、細いパイプを伸ばして天板と繋げるタイプが主流です。
でも、DODは全く違う視点で更にシンプルにしてしまった。
脚と天板は別々。好きなシーンに合わせて使う仕様です。これがめちゃくちゃ楽しい。無骨に、北欧風に、カジュアルに、シンプルに・・・と使う人の好みでいくらでも変えられるのです。
ここもスゴイところ。
天板は1×6(ワンバイシックス)木材を使ってもOK。DODの天板を使えば、更にまた楽しいテーブルが出来あがり。更に足を縦や横に繋げても使える。拡張性が高い!
脚は「テキーラレッグ」という商品名になっています。
カスタム可能!テキーラレッグに何を乗せる?
DOD天板の種類はいくつかあり、脚の「テキーラレッグ」はロータイプもあり、それぞれS、M、Lがあります(つまり6種類)
以下に例を少しご紹介します。
焚き火の上で使えるテキーラプレート
プレートには3mm厚の鉄を使用。耐火性があるとは嬉しいスペックです。
個人的には、この使い方を求めていないけれど、無骨にキャンプしたい方には良いですね。このスタイルが叶うテーブルってそうないです。
ワンバイ木材を天板にできる
1×6(ワンバイシックス)を乗せても使えます。無骨な色で塗装をして、防腐・防虫・防カビ処理をすれば、自分だけのテーブルが完成。
1×6(ワンバイシックス)ならば簡単に手に入るし、消耗したら焚火にも出来ますよね。気兼ねなく使えます。
※1×6などの「ワンバイ」とは木材の厚みを表し、ワンバイの場合は約19mmの厚みです。引用:公式DOD by Amazon
以下は「テキーラレッグ」3個使いの例。
シンプルな使い方です。
クーラーボックス置きにされている方もいらっしゃいました。
その日のキャンプ状況で、簡単に拡張できるって便利。天板は楕円形もあるんですよ。
楕円形のウッドプレートを組み合わせても楽しい
これ、普通に自宅でも使いたい!好き。こういうデザイン。
突然の来客にもサッと出せて良い。収納スペースもとらないですし。中央の穴はワンポールテントのポールを立てる為のものだけど、使わない時は小さなマットを乗せれば目立ちませんよね。
先程チラッと登場した耐熱性のある「テキーラプレート」や、長方形の「テキーラウッドプレート」と組み合わせても使えるようになっています。
かなり拡張性が高いです。
組み合わせて大きなテーブルに
「テキーラレッグ」をいくつか使うと、円形の大きなテーブルが出来上がる。お洒落ですよね~!天板は耐熱性のある「テキーラプレート」を使えば、スキレットも置けます。
以下は4つの「テキーラレッグ」を使った例。
人数が増えてもサッと広げられて良い。
縦に積めば、棚に早変わり。
トランスフォーマー!?という感じです。このへんDODらしさが出てますね。
使い方はとっても簡単
天板となるテキーラプレートやワンバイシックスを挿し込むだけ。簡単ですね。
挿し込んだら脚となるテキーラレッグをハの字になるように開きます。垂直のままだと不安定になって危険です。
ちょっと気になるところ
- 持ち運びには収納の工夫が必要
- テキーラプレートとセットで使うと重くなる
- テキーラプレートは長時間直火に向かない
- 使い方によっては不安定
- 2019年4月出荷分より、一番下のバーを1本追加&位置を微調整
持ち運びには収納の工夫が必要
バラバラに出来るという事は、それだけ持ち運ぶ数も増えるという事。収納ケースがあった方が使いやすいですね。
DODから専用の収納バッグが出ています。
この収納バッグ、なかなか好評。
Amazonでは5つ星中4.1。Amazon’s Choice(すぐに発送ができて評価が高く、求めやすい価格の商品)にも選ばれています。
テキーラプレートとセットで使うと重くなる
天板の「テキーラプレート」の数が増えてくると重くなってしまう。耐火性を取るか、手軽さを取るか悩ましいところ。
ワンバイフォーを使う事で軽量化できます。ちなみに脚になる「テキーラレッグ」は一番大きなLサイズでも1.6キロと軽量です。
テキーラプレートは長時間直火に向かない
取説によると、テキーラプレートのメッシュ部分は、火の時間や強さによっては歪む可能性があるとの事。
焚火以外でも天板(テキーラプレート)を使うのであれば、ちょっと注意。普段はフラットの方が良いですからね。多少の汚れや歪みなんて気にしないぜ!味だぜ!という方、無骨に使いたい人向けです。
使い方によっては不安定
脚となるテキーラレッグは必ずハの字になるように開いて使います。ここを見落とすと不安定になるので、忘れないようにすべきですね。
シンプル構造なので、耐荷重どうなの?と思いきや案外しっかりしています。
例えば、Lサイズのテキーラレッグに3枚のテキーラプレートを並べた場合は、静止耐荷重40キロ仕様。なかなか頼もしいスペックです。
トランスフォ~ム!自由な発想でアレンジできる「DODのテキーラテーブル」
「DODのテキーラテーブル」を紹介しました。
カスタム性が高い・お洒落・シンプルと良いとこ取りなテーブル。状況によって応用が効くところが魅力。
- タープやテント内の荷物置き
- クーラーボックス台
- 直火に耐える「テキーラプレート」で気兼ねなく
- 囲炉裏のように形をかえて会話をしやすく
- 縦に積んで簡易棚に
- 人数が増えても対応できる
- 自宅のベランダやキャンプ道具置きに
・・・といった具合に、色々と形を変えられます。
中央に穴が開いた、楕円形のワンポールテント用天板もあります。
これ、普通にテーブルとしても使いたい。角が丸いと心和みますからね。穴は小さなマットを置けば見た目の問題は解決します。
気になる点としては「テキーラプレート」は増えると重くなる事、直火で変形する可能性がある事。
直火や耐熱性にこだわらなければ、ワンバイシックスを天板にすると軽量化が出来て、自分だけのテーブルが完成。
ちょっと渋い色を重ね塗りしてオイル仕上げなんかしたら、無骨で良い感じ。それはちょっと・・・という場合は、既に防腐・防虫・防カビ処理を施したワンバイ材もありますよ。
好きにカスタムして使える「DODのテキーラテーブル」。
なかなか楽しいキャンプ道具です。
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